桜井戸とは? わかりやすく解説

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桜井戸(さくらいど)

湧水 山口県岩国市通津2712-5
名水画像
古くより名水として伝えられており、現在でもお茶会として使われるほか、灌漑用としても利用されている。井戸及びその周辺水路文化遺産として整備され毎年水神祭り及び観月お茶会開催されている。
位置情報

周辺の自然環境
山も近く周囲には小中学校もあり田畑囲まれ季節折々の自然を満喫できる
利用状況
観月お茶会市外県外からも飲用として利用する人が多く訪れている。又、灌漑用水として利用
イベント情報
毎年旧暦8月15日翌日水神祭り及び観月お茶会開催され地区内外から約300人が訪れている。
水質・水量
50m3/日
由来・歴史
この古くから地区飲料水灌漑用水として重要な役割果たし瀬戸内海往来する船舶飲料水用いられてきた。「玖珂郡志」によれば初代岩国藩吉川如兼(広家)が当地隠居した1622年頃、この櫻井戸の京都御所の「柳の水」とを比較したところ遜色ないであった伝えられている。また、史跡名水櫻井戸」由来によれば有名な茶人浅野家の家老上田宗箇宗匠が如兼公に招かれたおり、このこよなく愛(め)でられた。そして以後近郊有名な茶会の席には好んでこの用いようになったと言われている。また、いつからともなくこの若水として汲むと長寿になるという伝説生まれている。と記されている。
水質保全活動
井戸及びその周辺水路昭和57年文化遺産として地元通津地区史跡桜井戸保存会により整備され地区住民井戸及び用水路清掃実施するなど保全努めている。
アクセス
鉄道バスお越し場合
JR山陽本線通津駅下車徒歩5分

【 お車でお越し場合
山陽自動車道玖珂IC=(県道141号)⇒約20

お問い合わせ
岩国市生活環境環境保全
〒 740-8585
山口県岩国市今津町1‐1451
TEL : 0827-29-5100
その他
どんな干ばつにも枯渇するとがない
アクセスマップ
アクセスマップ図

桜井戸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/07 04:31 UTC 版)

名水百選『桜井戸』湧水地
名水百選『桜井戸』由来記

桜井戸(さくらいど)は、山口県岩国市の南部、通津地区にある井戸。

概要

昭和60年(1985年)に環境庁(現在の環境省)の名水百選に選ばれる[1]。同地区の飲料水や灌漑用水して利用されるのみならず、お茶会の水としても利用されている。

由来・歴史

過去には瀬戸内を往来する船舶の飲料水としても利用された。若水として、汲むと長寿の薬になるという伝説がある。

吉川広家公が隠居の頃、この井戸の水と京都御所の用水「柳の水」と比較し遜色ないと評した。広家公に招かれた茶人で浅野家家老の上田宗箇は、以来、この近郊での茶事にこの水を好んで用いるようになったといわれている[2]

アクセス

JR山陽本線通津駅から徒歩約5分。

脚注

  1. ^ 桜井戸 - 名水百選 - 環境省
  2. ^ 山口県ふるさとづくり県民会議 編『ふるさとの水』1991年3月31日 山口県ふるさとづくり県民会議 p.9

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