まつり【祭(り)】
読み方:まつり
1 神仏・祖先をまつること。また、その儀式。特定の日を選んで、身を清め、供物をささげて祈願・感謝・慰霊などを行う。祭祀(さいし)。祭礼。俳諧では特に夏祭をさす。《季 夏》「宵に睡(ね)て又目の醒(さ)めし—かな/草田男」
3 記念・祝賀・商売・宣伝などのために行うもよおしもの。「港—」「着物—」
6 (比喩的に)ブログなどで、特定の個人・企業などが社会的に問題がある言動をしているのが他のユーザーに発見され、広く知れ渡ること。インターネット内の騒動にとどまらず、職場や学校・警察・マスコミなどへの匿名の通報に至るケースもある。炎上。「飲酒運転の告白が—に発展した」
[下接語] 秋祭り・悪態祭り・後の祭り・暴れ祭り・甘酒祭り・磯(いそ)祭り・牛神祭り・浦祭り・裏祭り・恵比須(えびす)祭り・押し合い祭り・御(お)田植え祭り・御船祭り・御祭り・陰祭り・風(かざ)祭り・風の神祭り・竈(かま)祭り・神祭り・川獺(かわうそ)祭り・甲子(きのえね)祭り・首祭り・熊(くま)祭り・暗闇(くらやみ)祭り・喧嘩(けんか)祭り・荒神祭り・蚕玉(こだま)祭り・事祭り・地曵(じび)き祭り・地祭り・霜月祭り・精霊(しょうりょう)祭り・七夕祭り・鎮魂(たましずめ)の祭り・霊(たま)祭り・血祭り・月並みの祭り・辻(つじ)祭り・天気祭り・祈年(としごい)の祭り・夏祭り・裸祭り・花祭り・春祭り・雛(ひな)祭り・火祭り・鞴(ふいご)祭り・星祭り・本祭り・盆祭り・御霊(みたま)祭り・水口(みなくち)祭り・雪祭り・宵祭り・夜祭り・夜宮祭り・臨時の祭り
祭り
祭り
別名:お祭り
祭りとは、インターネットスラングとしては、電子掲示板のスレッドやソーシャルメディアのタイムラインが平時とは比べものにならない盛況を呈する、いわば「お祭り騒ぎ」の状況のことである。
典型的な「祭り」は、企業や著名人の起こした不祥事やなどに対する騒ぎであり、いわゆる炎上騒ぎに近い。罵詈雑言や流言飛語が飛び交ったり、持論をくどくど展開する者や雑コラを作成して揶揄う者が現れたりする。
電子掲示板やSNS以外でも、企業のキャンペーンが多くの一般人・一般ユーザーを巻き込み、新聞が「狂想曲」と表現して報じるような喧騒状態に至るさまを「祭り」と表現することがある。例えば2018末にスマホ決済サービス「PayPay」が破格の還元キャンペーンを実施した際には、対応店舗に新規利用者が殺到し、途中でシステム障害によるトラブルが生じるなどのトラブルも含めて、「PayPay祭り」と呼ばれた。
祭
(祭り から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/27 05:27 UTC 版)
祭(まつり)は、多義語であり、元の意味は神仏や祖先をまつる行為や儀式を指し、特定の日に供物をささげて祈願・感謝、あるいは慰霊すなわち霊を慰めることなどを行うことを主に指し、この意味では祭祀(さいし)、祭礼(さいれい)、祭儀(さいぎ)とも言うが、現在では映画祭、陶器まつり、着物まつりなど、業界団体や商店街などが祝賀・記念・商売・宣伝などのために定期的に行う催事、あるいは大学で学生が毎年行う大学祭や高校で行われる文化祭など、神仏や先祖とは無関係な催事も含めて、広く祭りという。
- 1 祭とは
- 2 祭の概要
「祭り」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女が秋祭りを一番うまくまとめることができる
- お祭りの群衆が通りをふさいだ
- その祭りは音楽や踊りで非常に華やいでいた
- 突然の雷と雨でその祭りはお開きになった
- 独立記念日にはお祭りがあります
- お祭りの季節
- 彼女は祭りを楽しんだ
- お祭り気分で
- あらゆる人々がそのお祭りに来た
- 町中の人が祭りに加わります
- そのお祭りは何事も無く終わった
- 祭りが終わると村には静けさが戻った
- 春の再来を祝う祭り
- 大きな太鼓の音がその祭りの到来を告げた
- 祭りは1週間続いた
- その祭りのおかげで村はにわかに活気づいた
- 祭りに町じゅうの人が皆出ていた
- 年1回の村祭り
- 桜祭りには市内外から多くの観光客が訪れる
- 祭りと行事が生活に彩りを添える
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