げん‐りゅう〔‐リウ〕【源流】
水源
源流(南区)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 16:26 UTC 版)
北海道札幌市南区南部、空沼岳の頂から約5km東の中腹に源を発する。北東に向かい、南区滝野地区では畑作に利用されている。滝野すずらん丘陵公園のアシリベツの滝を経て、鱒見の滝/鱒見の沢をあわせ、清田区に入る。滝野から羊ヶ丘通り付近までは通称“御料線”(北海道道341号真駒内御料札幌線)が川沿いを走る。 開拓民の記録によると、大正時代までは1メートルを越すイトウが生息し、鱒見の滝までサケやマスの遡上があった。サケの遡上の季節には手づかみできるほどのサケで川があふれ、開拓民はこれを獲って1本3銭で売ることができた。 滝野地区の歴史は古く、1879年(明治12年)に滝野に水車を用いた厚別水車機械場(官営製材工場)が設置された。これが確実に「厚別」の漢字表記が登場する最古の記録とされているが、機械場は1891年(明治23年)に閉鎖されてしまい、詳細は伝わっていない。
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