海部川とは? わかりやすく解説

かいふ‐がわ〔‐がは〕【海部川】


海部川(かいふがわ)

河川 徳島県海部郡海陽町

名水画像
位置情報

周辺の自然環境
別名知られざる清流という名前を持ち上流には日本の滝百選一つにも選ばれている轟の滝もある。流域には絶滅のおそれのある貴重な種も含め多く動植物生息している。また、地域住民の生活基盤支える他、レジャーの場としても愛されている。
利用状況
数多く水源地があり生活用水のほか、農業産業にも利用している。
水質・水量
1日の湧水量:10万トン
由来・歴史
支流母川にせり割り岩があり、その昔オオウナギがここで育ち大きくなって穴から出るときその岩をせり割ったと言う伝説があり地元ボランティアによって現在でも語り継がれている。

水質保全活動
地元小学校等による清掃活動のほか、流域小学校では水質調査行っている。

アクセス
鉄道バスお越し場合
■ JR徳島駅」→「阿波海南駅下車
 特急JR牟岐線(約1時間20分)「阿波海南駅」 →「平井バス停下車 町営バス(約50分)


【 お車でお越し場合
■ 徳島市内→海陽町役場海南庁舎 国道55号(約1時間40分)→平井バス停(約45分

お問い合わせ
徳島県海陽町 海陽町役場 環境衛生
〒 775-0295
徳島県海部郡海陽町大里上中128番地
TEL : 0884-73-4162
http://www.town.kaiyo.lg.jp/

アクセスマップ
アクセスマップ図

海部川

読み方:カイフガワ(kaifugawa)

所在 徳島県

水系 海部川水系

等級 2級


海部川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 05:36 UTC 版)

海部川
水系 二級水系 海部川
種別 二級河川
延長 36 km
水源 湯桶丸
水源の標高 1,372 m
河口・合流先 太平洋
流域 徳島県海部郡海陽町
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海部川(かいふがわ)は、徳島県海部郡海陽町を流れる二級河川二級水系海部川の本流。環境省の調査で、全国で最も水がきれいな川36本の1つとの認定を受けている。

地理

海部川は、高知県境に近い湯桶丸標高1,372メートル)東面の槙木屋谷(轟山)に源を発して南東に流れ、紀伊水道に注ぐ流程36kmの川である。海部川上流部の山岳地帯は年間降雨量3,000ミリに達する全国有数の多雨地域(水源の森百選平成の名水百選四国のみずべ八十八カ所とくしま水紀行50選)。

かつては林業で栄えた過疎地を流れる海部川水系は開発などの俗化を免れたため、ダムもなく、川の水で野点をするほどの清冽な流れと、豊かな植生を誇る。天然のヒラテナガエビ、アメゴウナギなどの水生生物の宝庫であり、山のミネラルがそのまま海へたどり着く、日本では数少ない自然河川である。三間岩の淵や轟の滝日本の滝百選)などの景勝地や河口のサーフィンポイントは自然を満喫しようとやってくるコアな人々や釣り人でにぎわい、中には海部川に魅せられて移住した人もいる。

上流部は徳島県道148号中部山渓轟公園線、中流から下流は国道193号が並行している。河口部はカイフポイントと呼ばれる日本有数のサーフスポットとして知られ、各地からサーファーたちが集まる。

支流

流域の自治体

  • 徳島県
海部郡海陽町

自然景勝地

徳島・海陽 究極の清流 海部川 風流マラソン

徳島・海陽 究極の清流 海部川風流(ふる)マラソン海陽町が2009年から2022年まで毎年2月に海部川沿いで開催していた42.195kmのフルマラソンである[1]。まぜのおか - 町海部庁舎 - 海部川上流地域 - 小川樫ノ瀬折り返しで、海部川の風景や自然が楽しめるコースであった。

2022年6月13日、海陽町議会により新型コロナ対策で開催費用がコロナ禍前よりさらに700万円が掛かることと、ボランティアの高齢化による人員確保困難等を理由に終了することを決めた[2]

県内4つ目の日本陸上競技連盟公認コースであり、海陽町は同ルートで四国駅伝の誘致も計画している。徳島県内ではこのほかにとくしまマラソン(4月、徳島市など)、南阿波サンライン黒潮マラソン(11月、牟岐町)がある。

脚注

  1. ^ 徳島・海陽 究極の清流 海部川風流マラソン”. 海陽町. 2013年8月1日閲覧。
  2. ^ 「海部川風流マラソン」の終了を発表【徳島】(JRT四国放送)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2022年6月15日閲覧。



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