風情とは?

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ふ‐ぜい【風情】

【一】[名]

風流風雅趣・味わい。情緒。「風情のある庭」

けはい。ようす。ありさま。「どことなく哀れな風情」

能楽で、所作。しぐさ。

身だしなみ

「人の—とて朝毎髪結はするも」〈浮・一代男・三〉

【二】接尾

人・人名・身分などを表す名詞また、代名詞に付いて、卑しめる意やへりくだる意を表す。「私風情にはとても理解することができません」

名詞に付いて、…のようなもの、…に似通ったもの、などの意を表す。

「箱—の物にしたため入れて」〈徒然五四


ふう‐じょう〔‐ジヤウ〕【風情】

ようす。けしき。ふぜい。

古人の—を学ばば」〈玲瓏随筆


ふう‐じょう ‥ジャウ 【風情】

〔名〕 ようす。けしき。おもむき。ふぜい。

随筆玲瓏随筆(1859)一「古人の風情(フウジャウ)を学ばば、今人の目に宜しかるべからず」〔江淹王倹左僕射詔〕


ふ‐ぜい【風情】

1⃣ 〔名〕

風流風雅の趣や味わい情趣情調また、それを解する心。

菅家文草900頃)一・戊子之歳、八月十五日夜陪月台「詩人境感何勝、秋気風情一種凝」

俳諧芭蕉句選拾遺(1756)僧専吟餞別之詞「此僧常に風情を好み市を避て」

事柄内容大体の方向。趣。流儀

平家13C前)一「似るを友とかやの風情に、忠盛もすいたりければ、彼女房も優なりけり

様子。けはい。姿。態度

太平記14C後)三八倒るる処に土を爴む風情(セイ)をしたりけるよとて」

能楽で、所作(しょさ)、しぐさのことをいう。

風姿花伝140002頃)六「定めて言葉のままにふせいをせば、人体似合はぬ所あるべし」

(5) 身の回り整えること。みだしなみ

浮世草子好色一代男(1682)二「脇あけの下人に風情をつくらるるもあり」

2⃣ 〔接尾

名詞に付いて、…のようなもの、…に似通ったもの、…の類、などの意を添える。

平家13C前)一〇「長持三十に、金(はこがね)・染物巻絹風情の物を入れてたてまつ給ふ

名詞、特に人名代名詞や人を表わす語に付いて、それをいやしめ、または、へりくだる意を添える。

東寺百合文書‐ほ・正安二年(1300八月五日伊勢大国雑掌申状案「かめわう丸風情にても候へ、下させおはしまし候べく候


風情

読み方:フウジョウ(fuujou)

風雅な趣


風情

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/02/18 12:16 UTC 版)

風情(ふぜい)は、日本古来存在する美意識の1つ。一般的に、長い時間を経て大自然によりもたらされる物体の劣化や、本来あるべき日本の四季が造り出す、儚いもの、質素なもの、空虚なものの中にある美しさや趣や情緒を見つけ、で感じるということ。またそれを感じ、心を平常に、時には揺さぶらせ豊かにするということ。




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