心とは? わかりやすく解説

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ここり【心】

「こころ」の上東国方言という。

群玉のくるにくぎ鎖(さ)し固めとし妹(いも)が—は動(あよ)くなめかも」〈四三九〇〉

[補説] 例歌の原文「去去里」の「里」は「ろ」の乙類仮名にも用いるので、「こころ」の誤読とする説がある。


うら【心】

《「裏」と同語源で、表に見えないものの意から》

こころ。思い内心。→心(うら)もなし

形容詞動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのよう感じられるの意を表す。「—悲しい」「—寂しい」「—荒(さ)ぶ」


しん【心】

[音]シン(呉)(漢) [訓]こころ

学習漢字2年

[一]シン

五臓の一。心臓。「心悸心筋心室腹心狭心症

こころ。精神。「心境心魂心情心身・心配・心理/安心・一心改心・感心・疑心苦心細心執心小心傷心専心童心内心・熱心・変心・放心発心(ほっしん)・本心民心無心野心用心(ようじん)・良心

まん中物事のかなめ。「心棒核心湖心重心中心天心都心灯心

[二]〈こころ(ごころ)〉「心得気心下心真心

名のり]うち・きよ・ご・ごり・さね・なか・み・むね・もと

難読心地(ここち)・心算(つもり)・灯心(とうしみ)・心太(ところてん)・稈心(みご)


こころ【心】

人間理性知識感情意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものひっくるめていう。精神心情。「—の豊かな人」「—に浮かぶ思い」「—と—の触れ合い」「—を痛める」「—の晴れる時もない」

偽り飾りのない本当の気持ち本心。「—が顔に現れる」「—から感謝する」「—にもないほめ言葉」「口と—の違う人」

㋑身についた感じ方考え方傾向性分性根。「生まれついての—は変わらない」「ねじけた—」「—を入れ替える

物事について考え判断する働き考え思慮分別。「—を決めた迷わず進む」「会社再建に—を砕く」

他人状況察していたわる気持ち思いやり情け人情味。「—のこもった贈り物」「—をこめて編んだセーター

㋔あることをしようとする気持ち意志。「やるしかないと—を決める」「行こうという—が起こらない」

物事に対する関心興味。「遊びに—を奪われる

自分と異なるものを認め受け入れ余裕度量。「広い—の持ち主」「—の狭い人」

物事美しさおもしろさのわかる感覚風流心。「詩の—にふれる」「美を求める—」

覚えていること。記憶。「—に深く刻まれた痛み」「—に残る名演技

気をつけること。注意留意。「—が行き届く」「隅々にまで—を配る」

物事本質をなす意味。また、芸術上の理念。「演技の—を会得する」「能の—は幽玄にある」

なぞ解きなどで、その理由。わけ。「田舎便りとかけて豆腐ととく。—はまめ(豆)で稼いでいる

全く異なる他の物事見立てること。つもり。

「まだ蓬莱(ほうらい)は飾らねども、まづ正月の—」〈浄・阿波の鳴門

おもしろくない思いまた、分け隔てする気持ち

「かく親しき御仲らひにて、—あるやうならむも便なくて」〈源・若菜上

[下接句] 気は心口は口心は心犬馬の心旅は情け人は心二千里の外(ほか)故人心・人見目(みめ)よりただ心

[補説] 書名別項。→こころ

[補説]  
2015年実施したあなたの言葉辞書に載せよう。2015キャンペーンでの「心」への投稿から選ばれた優秀作品。

漢字で書くのは簡単だが、読むのは極めて難しいもの。
へいしょさん

体の中にある細いのようなもの。強いストレスがかかるとポキッと折れことがある
ちいちゃんパパさん

◆ある者にとっては鋼であり、ある者にとってはガラスであるもの。
Kentaさん

世の中で一番売ってはいけないもの。
Shinさん

誰も見た事がないのに、誰もがその存在確信しているもの。
saraさん

◆無限のエネルギー。しかし時には熱を持ちすぎ制御不能になるときもある。二つ使用するときは特に注意恋愛など)。
まなぶさん

人間。不安定で常に変化しており脆く弱く壊れやすく、ときに自分の生死をも左右しうるもの。しかし、苦境乗り越えるたびに強くなる。
bunbunさん

せかいいち性格の悪いともだち
ホンダマリコさん

人間存在する原点。目に見えないが、感情思考、それに伴う行動などの人間には不可欠なものを動かす、なくてはならないもの。
水泳部マネージャーさん

人間部分存在するようで存在せず、存在しないようで存在する
ゆいおさん

◆目に見えず触れることもできず、あったりなかったり、強かったり細かったり、人によっては頻繁に折れたりする。なのに、時々、すべてに打ち克つ力になる
ふくにゃさん

◆頭の良きライバル
カリカリさん

簡単には開かない箱の中存在する世界。「心友」にだけ合鍵渡しておく。
かぐやさん

他者感じるときにその存在初め気づくもの。
スエルテさん


けけれ【心】

「こころ」の音変化東国方言

甲斐が嶺(ね)をさやにも見しが—なく横ほり伏せる小夜(さや)の中山」〈古今東歌


しん【心】

精神。こころ。また、こころの奥底。「—、技、体のそろった力士」「—の強い人」→心(しん)から

多くと書く)もののなか。中央中心

内部奥深いところ。「からだの—まで冷える」

中央にあって、重要な役割をになう部分。「鉛筆の—」「蝋燭(ろうそく)の—」「一家の—となって働く」

㋒火が通っていない飯粒や麺の、中央の硬い部分。「—のある御飯

物の形状を保つために、その内部に入れるもの。「襟に—を入れる」

1宿るとされたところから》心の臓心臓。「—不全

二十八宿の一。東方第五宿。蠍座(さそりざ)のアンタレスほか二星をさす。なかごぼし心宿

⇒真(しん)7

仲間友だち

「おいらも—に入れねえな」〈滑・浮世風呂・前〉


こころ

[一](心)《原題Kokoro小泉八雲著作明治29年(1896)刊。副題は「日本の内面生活暗示影響」。

[二](こゝろ)夏目漱石小説大正3年(1914)発表罪悪感孤独感人間憎悪の念がついには自己否定に至るという、個人主義思想極致を描く。


しん【真】

うそや偽りでないこと。にせものでないこと。本当真実ほんもの。「—の芸術」「—の勇気

まじりけがないこと。本来の意味どおりであること。「—の紅」「—の正方形

道理として正しいこと。真理。「—を究める

まじめなこと。真剣なこと。また、そのさま。「—になって相談にのる」

論理学で、ある命題事実一致すること。また、そのさま。⇔偽(ぎ)。「逆もまた—なり」

楷書」に同じ。「—、行、

(「心」とも書く)

華道で、構成の中心となる役枝(やくえだ)。

㋑「真打(しんうち)」の略。


作者夏目漱石

収載図書新・ちくま文学 2 奇想天外
出版社筑摩書房
刊行年月1994.10

収載図書夢十夜 他二篇
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫

収載図書明治大正小品
出版社おうふう
刊行年月2006.4

収載図書夢十夜 他二篇
出版社岩波書店
刊行年月2007.1
シリーズ名ワイド版岩波文庫


作者横溝正史

収載図書双生児は囁く横溝正史未収録」短編集
出版社角川書店
刊行年月1999.9
シリーズ名カドカワ・エンタテインメント

収載図書双生児は囁く
出版社角川書店
刊行年月2005.5
シリーズ名角川文庫


作者朝比奈敦

収載図書方先生
出版社編集工房ノア
刊行年月2003.3


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 05:41 UTC 版)

(こころ)は、非常に多義的・抽象的な概念であり文脈に応じて多様な意味をもつ言葉であり、人間(や生き物)の精神的な作用や、それのもとになるものなどを指し、感情意志知識、思いやり[注釈 1]などを含みつつ指している。


注釈

  1. ^ 他人の心情や身の上などに心を配ることやその気持ちを指すこと
  2. ^ 翻訳としては、アリストテレス著、桑子敏雄訳『心とは何か』 講談社学術文庫、1999年 ISBN 978-4061593633 など。
  3. ^ 発音を正しく表記するにはeの上に横棒を書く

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 新カトリック大事典 第2巻』研究社、2002年。
  2. ^ 申命記』 4:9
  3. ^ ヨシュア記』14:7
  4. ^ ローマ人への手紙』10:9-10
  5. ^ エゼキエル書』 36:25-26
  6. ^ 並川孝儀『スッタニパータ ―仏教最古の世界』岩波書店、ISBN 4000282859
  7. ^ 中村元『ブッダのことば―スッタニパータ』岩波文庫、1958、ISBN 4003330110
  8. ^ アントニオ・ダマシオ『生存する脳―心と脳と身体の神秘』講談社、2000。など
  9. ^ アレグザンダー & 白川 2013, p. 108
  10. ^ NHKBSプレミアム「ザ・プレミアム超常現象 さまよえる魂の行方」
  11. ^ a b モーガン・フリーマン 時空を超えて 第2回「死後の世界はあるのか?」
  12. ^ ダニエル・ゴールマン『EQ こころの知能指数』講談社、1998
  13. ^ http://www-formal.stanford.edu/jmc/whatisai/whatisai.html



出典:『Wiktionary』 (2021/08/24 14:37 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. こころ
  2. シン心臓

熟語

手書きの字形について

第3画の終筆ははねても止めてもよい。[1]


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