ここ‐ち【心地】
読み方:ここち
1 外界からの刺激に対して起こる心の状態。心持ち。気持ち。気分。「—よさそうに眠る」「生きた—もしない」
→気持ち[用法]
「—などのむつかしき頃、まことまことしき思ひ人の言ひなぐさめたる」〈枕・二六五〉
4 (「心地する」の形で)…のようなありさま、…の感じである、という意を表す。ようす。けはい。風情。
「人柄のたをやぎたるに、強き心をしひて加へたれば、なよ竹の—して、さすがに折るべくもあらず」〈源・帚木〉
[補説] 1の場合、複合語の下の部分を構成するときは「履きごこち」「夢見ごこち」のように「…ごこち」となる。
[下接語] (ごこち)居心地・風邪(かぜ)心地・着心地・座り心地・旅心地・寝心地・乗り心地・人心地・夢心地・夢見心地・酔い心地
ここち
「ここち」の例文・使い方・用例・文例
- 彼女の声はここちよい。
ここちと同じ種類の言葉
- ここちのページへのリンク