しんしょう

デジタル大辞泉

しん‐しょう【信証】

読み方：しんしょう

あかし。しるし。証拠。

「立法の権あることの—と為して」〈中村訳・西国立志編〉

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【信賞】

読み方：しんしょう

功績のある者に必ず賞を与えること。「—必罰」

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【心匠】

読み方：しんしょう

心の中で思いめぐらすこと。心中の工夫。

「其本は皆中等の地位にある学者の—に成りしもののみ」〈福沢・学問のすゝめ〉

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【心性】

読み方：しんしょう

仏語。不変な心の本性。すべての人間が生まれながらにもっている本性。

しん‐しょう【心証】

読み方：しんしょう

１ 心に受ける印象。人から受ける感じ。「—をよくする」

２ 訴訟上の要証事実に対して形成される裁判官の主観的な認識や確信。

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【心象】

読み方：しんしょう

心の中に描き出される姿・形。心に浮かぶ像。イメージ。「—風景」

しん‐じょう〔‐ジヤウ〕【新^×嘗】

読み方：しんじょう

《「しんしょう」とも》秋に新しくとれた穀物を神に供えて天皇みずからもそれを食べること。にいなめ。

じん‐じょう【^×晨鐘】

読み方：じんじょう

《「しんしょう」とも》晨朝(じんじょう)の勤行(ごんぎょう)のときに鳴らす鐘。晨朝の鐘。

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【真症】

読み方：しんしょう

それにまちがいないと断定された病気。真性。

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【神^×漿】

読み方：しんしょう

１ 天から与えられる不老不死の飲み物。甘露。

２ 神に供える飲み物。

しん‐しょう〔‐セウ〕【^×秦^×椒】

読み方：しんしょう

フユザンショウの漢名。

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【紳商】

読み方：しんしょう

教養・品位を備えた一流の商人。

「今は—とて世に知られたる…如きも」〈蘆花・不如帰〉

しん‐しょう〔‐セフ〕【臣^×妾】

読み方：しんしょう

家来とめかけ。転じて、主君に従属する者。

「戦わずに敵の—となるよりは」〈魯庵・社会百面相〉

しん‐しょう〔‐シヤウ〕【身上】

読み方：しんしょう

１ 身の上。一身上のこと。しんじょう。

２ 財産。資産。身代(しんだい)。また、家の経済状態。暮らし向き。「—をこしらえる」「—をつぶす」

３ 給金。芝居関係者の間で用いられた語。

「身分だの—だのは…売出しの花形には及ばないまでも」〈万太郎・春泥〉

４ 「しんじょう（身上）2」に同じ。

「成るほど此話しを聞かして下さらぬが旦那様の—で」〈一葉・この子〉

５ 身分。地位。家柄。

「足軽大将から下の—の人のなさるべき儀なり」〈甲陽軍鑑・四〇〉

６ 身の上に降りかかる災い。一大事。

「羽織へ染(しみ)でもつけてみろ、—だあ」〈滑・七偏人・二〉

しん‐しょう【辛勝】

読み方：しんしょう

［名］(スル)競技などで、かろうじて勝つこと。「接戦の末、四対三で—した」→楽勝1

しん‐しょう【震^×悚】

読み方：しんしょう

［名］(スル)震え上がって恐れること。震恐。震慴(しんしょう)。

しん‐しょう〔‐セフ〕【震^×慴／震^×懾】

読み方：しんしょう

［名］(スル)震えおののくこと。震悚(しんしょう)。

「攻伐四出以て海内を—せしめたる後にあらざれば」〈田口・日本開化小史〉

盆栽用語集

しんしょう【新梢】

今年伸びた枝（当年枝）。新梢の伸び方で、樹勢がはっきり分かる。

隠語大辞典

身上

読み方：しんしょう，しんじょう

1. 役者の給金のこと。
2. 芸人間にて役者の給金のことをいふ。
3. 芸人間で給金のこと、身をささげた代償の意。

分類 演劇、芸人

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新庄

姓	読み方
新庄	しんしょう

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しんしょう

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:23 UTC 版)

同音異義語

しんしょう

• 【心証】人の行動や言動が心に与える印象。
• 【心象】心に浮かぶ姿。
• 【心匠】心中の工夫。
• 【心性】本来の心。
• 【心障】精神障害。
• 【辛勝】勝負にかろうじて勝つこと。
• 【新正】三重県四日市市にある地名。
• 【身障】身体障害の略。
• 【身上】資産や財産。
• 【神将】薬師如来に付き従う一二の夜叉。
• 【神漿】神に供える飲み物。
• 【神証】神意によって決定する裁判。
• 【臣妾】家来と妾（めかけ）。
• 【信証】証拠。
• 【真症】断定された病気。
• 【秦椒】冬山椒の漢名。
• 【紳商】品格がある商人。
• 【震悚, 震慴, 震懾】震えおののくこと。
• 【志ん生】落語家の名跡古今亭志ん生のこと。