しん‐じゅう〔‐ヂユウ〕【心中】
読み方:しんじゅう
[名](スル)
1 相愛の男女が合意の上で一緒に死ぬこと。情死。相対(あいたい)死に。
2 複数の者が一緒に死ぬこと。合意なしに相手を道連れにして死ぬ場合にもいう。「一家—」「無理—」
しん‐ちゅう【心中】
心中
心中
心中―獣医(その2)
心中
作者森鴎外
収載図書鴎外全集 第8巻 小説・戯曲 8
出版社岩波書店
刊行年月1987.7
収載図書現代ホラー傑作集 第5集 森の声
出版社角川書店
刊行年月1995.8
シリーズ名角川ホラー文庫
収載図書灰燼 かのように―森鴎外全集 3
出版社筑摩書房
刊行年月1995.8
シリーズ名ちくま文庫
心中
心中
作者川端康成
収載図書ちくま日本文学全集 047 川端康成
出版社筑摩書房
刊行年月1993.1
収載図書川端康成集 片腕―文豪怪談傑作選
出版社筑摩書房
刊行年月2006.7
シリーズ名ちくま文庫
心中
心中
心中
心中
心中
心中
心中
心中
心中
心中
心中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 04:08 UTC 版)
逃げた夫から、9歳の娘に物音を立てさせないようにゴム毬も靴も茶碗も使わせるなと次々と手紙が届き、それに従う妻だったが、娘が御飯茶碗を出してきたのをきっかけに妻は反動のように大きな物音を立て始め、その音が夫に届くかを問うように確かめていく。夫の手紙はついに、「お前達はいっさいの物音を立てるな」と命令した。そして妻と娘は死に、夫もその横に並んで死んでいたという話。 川端自身が、〈愛のかなしさを突いたつもり〉と自解するこの作品は、同時代評では梶井基次郎が注目し、伊藤整も、「一群の掌の小説の頂点」と述べるなど高評価された。その後も、「愛情の束縛性と奪取性」、「愛とそのもろさ、はかなさ」、遠隔透視、物体隔動などの心霊現象を効果的に使い「イロニカルな愛の形とその悲痛さをえぐった秀作」として高い評価が続いている。 星新一は、この作品に魅入られて、自分が何度生れ変っても「とても書けない」作品だと絶賛している。 幻想的、神秘的な作品は他に、霊柩車、屋上の金魚、竜宮の乙姫、女、盲目と少女、蛇、などがある。
※この「心中」の解説は、「掌の小説」の解説の一部です。
「心中」を含む「掌の小説」の記事については、「掌の小説」の概要を参照ください。
心中
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 19:40 UTC 版)
大韓民国では心中事件が相次いで発生し、懸念が高まっている。特にインターネットが発達した韓国ではコミュニティーサイトをはじめとするウェブサイトを密かに作成し、集まって心中している場合がある。こういったウェブサイトは運営自体が違法だが、非公開活動への取り締まりが容易ではない状況である。様々な地域で会って自殺する場合もある。心中をしようとする人々は、練炭などを利用した有毒ガスでの窒息自殺を選ぶ場合が多い。
※この「心中」の解説は、「韓国における自殺」の解説の一部です。
「心中」を含む「韓国における自殺」の記事については、「韓国における自殺」の概要を参照ください。
心中
「心中」の例文・使い方・用例・文例
- 彼がある掲示板でネット心中の相手を探す
- 心中お察しいたします。
- ご友人を亡くされた心中、お察しします。
- 心中お察し致します。
- 心中.
- 人の心中を穿鑿(せんさく)する.
- 私は彼の心中を思いやって黙っていた.
- 彼は今日は心中ひそかに期するところがある.
- 心中は愛の極致であると彼は論じた.
- ご子息に先立たれさぞご無念のこととご心中お察し申し上げます.
- 日曜日も休まずに働いて身体を悪くしたそうだが, 君は仕事と心中する気なのかね.
- 彼女は心中いつもそう思っていたので, ついああいう発言になったのだろう.
- 彼女の心中を推量して彼は真実を言うのをためらった.
- 彼の心中は測りがたい.
- 相手のぶしつけな言葉に平静をよそおいながらも心中穏やかではなかった.
- 知っている人の数を心中で繰って見た
- 女同士で心中した
- 心ひそかに、心中ひそかに、内心ひそかに
- 心中ひそかに悲しんだ
心中と同じ種類の言葉
品詞の分類
- >> 「心中」を含む用語の索引
- 心中のページへのリンク