男色とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > > 男色の意味・解説 

だん‐しょく【男色】

読み方:だんしょく

なんしょく(男色)


なん‐しょく【男色】

読み方:なんしょく

男性間の同性愛衆道だんしょく

男色の対象となる男。陰間(かげま)。


男色

読み方:ナンショク(nanshoku), ダンショク(danshoku)

男と男の性愛関係。


男色

作者石沢英太郎

収載図書さらば大連
出版社光文社
刊行年月1988.8
シリーズ名光文社文庫


男色

読み方:ダンジキ(danjiki)

作者 水上勉

初出 昭和42年

ジャンル 小説


男色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/03 06:58 UTC 版)

男色(なんしょく)とは、男性同士の性愛(男性同性愛)を指す言葉である。女色(女性の異性愛)の対語に相当する。中国伝来の言葉であり、発音は異なるが朝鮮半島でも用いられる。日本に入ってきてからは寺院武家社会、歌舞伎の世界などで独自に発展を遂げた(衆道参照)。

概要

古代ギリシャアテナイなどにおいて、男色(少年愛)は公然と行われており、プラトンの著作(『プロタゴラス』『饗宴』『パイドロス』など)でも、頻繁に描かれている。

かつて欧米列強植民地とされたアジアアフリカその他の諸国や、イスラム原理主義の影響が強い地域においては、イスラームキリスト教的倫理観の影響により、当事者の性別を問わず同性愛に対する否定的な傾向が強い。

しかし、近年ではヨーロッパを中心に同性愛者に対する肯定的な環境の変化が進んでおり、同性結婚が合法化、夫婦に準じる権利を同性カップルにも認めるパートナーシップ制度などが整備されている国・地域もある(詳細は「同性結婚の項目」を参照)。

日本の男色

日本が近代化・西欧化を推し進めていた1873年明治政府にある建白書が提出された。その中で、江戸時代以前の男色の主要な関係性が3つ挙げられている[1]

  1. 僧侶と稚児
  2. 大名と寵童
  3. 武士同士の義兄弟関係

このうち、衆道と呼ばれる関係性は2と3である。その男性が属しているコミュニティ外の人間との関係や、年功序列に沿わない性交渉を伴う関係は(実際には陰間などがあったにせよ)厳密には男色には含まれていなかった。

脚注

出典

  1. ^ 氏家幹人 (2005). 『武士道とエロス』. 講談社. p. 133 

関連項目


男色

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:59 UTC 版)

ショタ」の記事における「男色」の解説

奈良・平安時代において、仏教での男色文化広まった

※この「男色」の解説は、「ショタ」の解説の一部です。
「男色」を含む「ショタ」の記事については、「ショタ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「男色」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

男色

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 01:13 UTC 版)

名詞

なんしょくだんしょく

  1. 男性同士性愛

翻訳

参照


「男色」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



男色と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「男色」の関連用語

男色のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



男色のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの男色 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのショタ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの男色 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS