こわ・い〔こはい〕【怖い/▽恐い】
読み方:こわい
[形][文]こは・し[ク]《「強(こわ)い」と同語源》
1 それに近づくと危害を加えられそうで不安である。自分にとってよくないことが起こりそうで、近づきたくない。「夜道が—・い」「地震が—・い」「—・いおやじ」
2 悪い結果がでるのではないかと不安で避けたい気持ちである。「かけ事は—・いからしない」「あとが—・い」
3 不思議な能力がありそうで、不気味である。「習慣とは—・いものだ」
→恐ろしい[用法]
かしこ・い【賢い/▽畏い/▽恐い】
読み方:かしこい
[形][文]かしこ・し[ク]
1 (賢い)頭の働きが鋭く、知能にすぐれている。利口だ。賢明だ。「—・くて聞き分けのいい子供」
2 (賢い)抜け目がない。要領がいい。「あまり—・いやり方とはいえない」「もっと—・く立ち回れよ」
「おことばはまことに—・くて、なんとお答えいたしていいか、とみにことばもいでませぬ」〈賢治・北守将軍と三人兄弟の医者〉
4 神や自然などの超越的なものに対して、畏怖の念を覚えるさま。恐ろしい。恐るべきだ。
「わたつみの—・き道を安けくもなく悩み来て」〈万・三六九四〉
「おのが—・きよしなど」〈枕・三〉
8 (連用形を用いて副詞的に)程度のはなはだしいさま。非常に。盛大に。
「いと—・く遊ぶ」〈竹取〉
「恐い」の例文・使い方・用例・文例
- 私は高い所が恐い
- 私は魚が恐い。
- 私はあなたを失うことが恐い。
- 犬が恐い。
- あなたの喋り方は恐い。
- それがとても恐いです。
- 私は出産することが恐い。
- 私は心を開くのが恐いです。
- 今日、あなたはとても恐い。
- 彼女はとても恐いです。
- それらは美しくてそして恐い。
- 彼女はとても恐い思いをした。
- あなたは何か恐いものでも見ましたか?
- 会社の経営があまりにも順風満帆で、かえって恐いぐらいだ。
- 非通知は恐いから出ない方がいいよ。
- 僕は先生が何と言うか恐い。
- 彼女は犬がとても恐い。
- 彼らは世論が恐いからと言ってその計画に反対したのではない。
- 彼は君がヘビが恐いのかしらと思っている。
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