はん‐どう【反動】
反動
反動
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保守主義 |
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反動(はんどう、英: reactionary)とは歴史用語、政治用語で、一切の改革や革新に反対する姿勢、行動のこと。左翼勢力が右翼勢力をさして批判的文脈で用いる(「保守反動」「右翼反動」など)。この逆の“革新反動”といった表現は存在しない。革新は基本的に「進歩主義」だからである。
概要
反動の原義はフランス革命後の一連の、王党派を含む反革命勢力に対する呼称の「反動派」(フランス語: réactionnaires)で、それが明治期に政治学用語として日本に紹介され翻訳されたものである。
歴史上、著名な事件にはフランス革命後のテルミドールの反動[1]があり、テルミドールのクーデターによってジャコバン派のロベスピエールの独裁体制が、穏健共和派などによって倒された。
マルクス主義の唯物史観の立場からは、人類社会は経済の発展段階に応じて資本主義社会から社会主義社会、共産主義社会へと発展するとしたため、この流れへの抵抗や歴史的逆行は反動主義とみなされる。社会民主主義、社会主義や共産主義では、帝国主義やファシズムを代表的な反動と位置付けた。一党独裁の共産主義国では、「反動」のレッテルを押された者の一部が粛清される場合があった。
ドイツのナチスは自分自身を反動的と見なしておらず、自らを右翼的革新ととらえ、反抗勢力(プロイセンの君主、貴族、ローマ・カトリック)を敵の中に含んだ。 ナチスが1933年に自由選挙を通じて国民革命を起こしたという事実は、彼らが独善的な革命解釈をしていることを示している。しかし彼らは伝統、民俗学、古典思想、フリードリヒ大王のリーダーシップを理想化し、ワイマール共和国の民主主義や自由な社会を拒絶し、ナチス・ドイツ国家を第3帝国と称した(第1は神聖ローマ帝国、 第2はドイツ帝国) (リアクションモダニズムも参照)。
現代では、米国のオルト・ライトもしくはリバタリアニズムの一派として、封建主義(feudalism)を志向する新反動主義が現れている[2]。
関連項目
脚注
反動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 05:15 UTC 版)
隠されていた楽天ad4Uの実態が明らかにされると、業界関係者からも非難の声があがった。検索エンジンマーケティングの話題を扱うブログ「SEM酒場」は、2008年10月26日のエントリーで、楽天ad4Uが広告業界関係者の間でも「大丈夫なのか」と心配されていたことを明らかにし、このような手段で広告が配信されることを消費者が知れば広告に対して嫌悪感を持たれかねず、広告関係各社の苦心が土足で踏み荒らされたと苦言を呈し、通常の行動ターゲティング広告とは区別して、ad4Uは「行動スキミング広告」と名乗ってほしいと述べている。 一方、このような批判の中、ドリコム社の元社員を名乗る人物のブログでは、「華麗にスルーでいいでしょう」、「法律の結論が出るまでがドリコムエンジニアの腕の見せ所」、「まぁここまでいやがられてるなら、個人的には、ガンガンいこうぜ 」と述べている。 また、楽天ad4Uのオプトアウト方式に問題があるとの指摘も出た。2008年12月12日のxenoma日記によると、楽天ad4Uのオプトアウトを申し込むページでオプトアウトボタンを押すと、オプトアウトしたブラウザーであることを示すcookieが発行されるが、そのcookieの有効期限が1年に設定されているため、1年が経過するとオプトアウトが解除されてしまうという。そのため、継続してオプトアウトを続けるには、毎年、ボタンを押すためにこのページを訪れなければならないという。さらに、livedoor版のad4Uでは、このオプトアウト用cookieの有効期限が1か月とさらに短く設定され、事実上オプトアウトとして機能していないことが指摘された。その後、livedoor版ad4Uでは、この期限が1年に変更されたという。 朝日新聞は、2008年11月20日の夕刊で、楽天ad4Uを中立的な立場で紹介し、楽天の「プライバシー保護には最大限の配慮をしており、個人情報や閲覧履歴を取得してはいない」というコメントを掲載、楽天が機能をオフにすることもできると説明していると伝えた。また、この時点でもドリコムが「特許出願中なので答えられない」という姿勢を貫いていることを伝えている。 産経新聞は、2009年8月21日の朝刊で、楽天ad4Uに「問題視する声が強まっている」とする批判的な記事を掲載した。行動ターゲティング広告は「自社のサイト内だけのアクセス情報を収集するのが一般的だ」とした上で、楽天ad4Uが総務省の研究会で取り上げられたこと、「情報を無断で収集する行為だ」という消費者団体の声、「社会的なルールに反する」という総務省消費者行政課のコメントを掲載し、「利用者の反発を招くサービスは広告価値を下げるだけ」という大手ネット広告会社のコメントを伝えた。
※この「反動」の解説は、「楽天ad4U」の解説の一部です。
「反動」を含む「楽天ad4U」の記事については、「楽天ad4U」の概要を参照ください。
反動
「反動」の例文・使い方・用例・文例
- 反動
- 物質主義に対する反動
- 彼は反動的な反啓蒙主義者だ。
- 株価はここ数日反動安が始まった。
- 日本株は昨日急落した後、反動高となった。
- この銃には他の銃には見られない独特の反動がある。
- 保守主義の人が必ずしも反動主義者とは限らない。
- 自由主義に対する政治反動.
- 保守反動の力.
- 寛大すぎる社会に対する反動.
- 反動[保守]政治家.
- 無反動銃[ライフル].
- 保守主義の人がいつも反動主義者とは限らない.
- 保守, 反動その他何と呼ばれようと平気です.
- バスが急ブレーキをかけた反動で乗客が前にとび出した.
- 妻に去られたのちその反動で最初に出会った女と結婚した.
- 反動が起こる
- 今に反動が起こる
- 頑固な反動的な方法で
- 彼の絵画様式はキュビスムに対する反動だった
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