ゆいぶつ‐しかん〔‐シクワン〕【唯物史観】
読み方:ゆいぶつしかん
唯物史観
唯物史観
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 13:50 UTC 版)
日本統治期の朝鮮人の歴史学者における、民族史学、社会経済史学、実証史学という3つの流れのうち、社会経済史学はマルクス主義史観(唯物史観)による歴史学で、白南雲を中心として発達した。白南雲は、日本の東京商科大学(現一橋大学)に留学してマルクス主義の影響を受け、朝鮮に戻って唯物史観に基づいて朝鮮史を研究し、『朝鮮社会経済史』(1933年)、『朝鮮封建社会経済史 上』(1937年)を著した。 その後、白南雲は朝鮮民主主義人民共和国に移り、マルクス主義歴史学は朝鮮民主主義人民共和国に引き継がれた。
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