美学とは? わかりやすく解説

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び‐がく【美学】

読み方:びがく

aesthetics

美の本質美的価値美意識美的現象などについて考察する学問

美しさに関する独特の考え方趣味。「男の—」

[補説] 書名別項。→美学


びがく【美学】

読み方:びがく

哲学者評論家阿部次郎著作大正6年1917刊行


美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 12:29 UTC 版)

美学(びがく、: aesthetics、またæstheticsesthetics、エスセティクス、エステティクス、: Αισθητική)は、美の原理などを研究する学問であり、18世紀に成立したとされる哲学の一分野である。本質や構造を、その現象としての自然芸術及びそれらの周辺領域を対象として、経験的かつ形而上学的に探究する。美的対象、美的判断、美的態度、美的経験、美的価値などが問題とされてきた[1]


注釈

  1. ^ 西周中江兆民らも各々「善美学」「佳趣論」等の訳語を創出した。なお、明治14年(1881年)初版の井上哲次郎編『哲学字彙』(東洋館)では、美学の訳語として「美妙学」が採用されていた。
  2. ^ 「完全な感性的言語 oratio sensitiva perfecta」(「詩」を指している)を典型とする芸術一般は美にかかわるから、aesthetica は「芸術理論 theoria artium liberalium」(同1節)である。:( aesthetica = 感性的認識論 = 美について考察する学 = 芸術理論 )バウムガルテンの体系においては、美や芸術に関する学的考察である感性的認識論は、理性的認識論との対比において「疑似理性の学 ars analogi rationis」であり、「下位の認識論 gnoseologia inferior」(同1節)として位置づけられた
  3. ^ 「刺青」「卍」など耽美小説の著名作家だった
  4. ^ 「黒い雪」などの映画の他、伝統芸術にも詳しかった

出典

  1. ^ The Concept of the Aesthetic”. Stanford University. 2021年10月3日閲覧。
  2. ^ 美学が日本に輸入された際の訳語の確定までの経緯については、浜下昌宏「森鴎外『審美学』の研究(1)ー序説」, "Studies" 45(1), pp.69-78 (神戸女学院大学, 1998年7月) を参照。
  3. ^ Aesthetic Judgment "Stanford Encyclopedia of Philisophy"(SEP)中の項目。(英語)
  4. ^ Kelly, Michael 1998, p. ix.
  5. ^ Robert Theis, Alexander Aichele (eds.), Handbuch Christian Wolff, Springer-Verlag, 2017, p. 442.
  6. ^ Alexander Gottlieb Baumgarten (1714-1762) baumgarten-alexander-gottlieb.de 2024年5月10日閲覧
  7. ^ 日本大百科全書(ニッポニカ). “芸術学”. コトバンク. 2019年6月27日閲覧。
  8. ^ a b c d 今道友信 編『講座 美学 I』1984年、24頁。 
  9. ^ Frederick Copleston (1946–1975). A History of Philosophy, vol. VI.
  10. ^ a b c d e Aesthetics”. Internet Encyclopedia of Philosophy. 2021年9月30日閲覧。
  11. ^ Values of Beauty: Historical Essays in Aesthetics. Cambridge University Press. (2005). ISBN 978-0-521-60669-1. https://archive.org/details/valuesofbeautyhi00guye 
  12. ^ 佐々木健一 2004, p. 10-11.
  13. ^ 分析美学ってどういう学問なんですか――日本の若手美学者からの現状報告”. シノドス. 2021年9月22日閲覧。
  14. ^ 佐々木健一 2004, p. 170.
  15. ^ 石津智大 2018, p. 17.
  16. ^ Koren, Leonard (1994). Wabi Sabi for artists, designers, poets and philosophers. Berkeley, CA: Stone Bridge Press. ISBN 1-880656-12-4 
  17. ^ 美学会 美学会 2024年5月10日閲覧
  18. ^ How the Swans Came to the Lake: A Narrative History of Buddhism in AmericaRick Fields, Shambhala Publications, Jun 3, 2014
  19. ^ 紀貫之 高知文学館 2024年5月9日閲覧
  20. ^ 藤原公任 ogurasansou.jp.net 2024年5月7日閲覧
  21. ^ 西行 tessen.org 2024年5月7日閲覧
  22. ^ 世阿弥 東京大学 2024年5月9日閲覧
  23. ^ 池大雅 美術手帖 2024年5月8日閲覧


「美学」の続きの解説一覧

美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:37 UTC 版)

チャールズ・サンダース・パース」の記事における「美学」の解説

美学は、あらゆる振る舞い影響与え諸目的についての研究であり、他の規範的諸研究基礎位置するパース考えた

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/20 06:24 UTC 版)

美学会」の記事における「美学」の解説

『美学』(びがく)は、美学会発行する、美学の機関誌学術雑誌である。創刊1950年2007年度まで季刊以降半年刊のペース発行されている。オンライン版J-STAGEにおいて公開されている。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 16:44 UTC 版)

プロティノス」の記事における「美学」の解説

彼によれば、ある物体は、ある時は美しく、ある時は美しくないのだから、物体であることと美しくあることとは別のことである。このような美の原因としては均斉 symmetria が挙げられることがあるが、しかしこれが美の原理であるならば、美は合成体にのみ存し単純な美は存在しないが、光線、あるいは単音のように単純で美しい物があり、また「節制愚行である」という命題と「正義勝者である」という命題とは均斉はとれていながらこの倫理観美しくない。したがって均斉は美の原理ではない。美が感知されるのは何か精神引き付けるものが存するからで、すなわち精神同質ロゴス存しなければ物は美しくない。したがって美の根源ロゴス明るさ中心として光に譬喩される神であり、超越to hyperkalon である一者としての神を頂点として、以下、ヌース諸徳イデア、諸存在者の形相質料、という美の序列成立する。この構想プラトン的であり、その証明法はプラトンのようにミュトスによらず美的経験分析よる。この考えによれば芸術美を自然美原理的に区別し得ないが、芸術自然的事物摸倣してはならず自然美成立させる原理摸倣なければならない。すなわち芸術家にとっては精神直観力によってロゴスとしてのイデア全体像把握するのが先決問題である。プロティノス宗教的美観は「汝自らの魂の内を見よ。自らが美しくなければ、自らの行い清め自己のうちに美が見えるまで努力せよ。神すなわち美を見たい欲するものは自らを神に似た美しいものにしなければならない」という言葉表されている。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 14:07 UTC 版)

ルドルフ・ボーレン」の記事における「美学」の解説

ボーレンはすでに、その「説教学」と他のエッセイによって、現代文学(たとえば、ヨハンネス・ボブロウスキー Johannes Bobrowski、ペーター・ハントケ Peter Handkeネリー・ザックス Nelly Sachs、クルト・マルティ Kurt Marti、オイゲン・ゴムリンガー Eugen Gomringer)との対話試み自身詩集発表している。「ボーレンする Bohrungen」(1967)、「ふるさと芸術 Heimatkunst」(1987)、「祈り続けるためのことばtexte zum weiterbeten」、「飾り文字Schnörkelschrift」(1998)。「祈り続けるためのことばtexte zum weiterbeten」と「ふるさと芸術 Heimatkunst 」で1988年ベルン州文学賞受賞している。 神学的神秘的美学の問題ボーレンは「神が美しくなるために 美学としての実践神学 Daß Gott schön werde. Praktische Theologie als Ästhetik 」(1975)において検討する。「生活のかたち Lebensstil」は、ボーレンインドバンガロア Bangalore)での客員教授として経験実りである。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 04:33 UTC 版)

哲學大辭書」の記事における「美学」の解説

大塚保治 - 文学博士東京帝国大学文科大学教授。(第壹册、第貳册、第参册、第四册、第五册、第六册、第七册)。 乙骨三郎 - 東京音楽学校教授。(第壹册、第貳册、第参册、第四册、第五册、第六册、第七册)。 安部次郎 - 文博士。(第壹册、第貳册、第参册、第四册、第五册、第六册、第七册)。 生田弘冶 - 文博士。(第壹册、第貳册、第参册、第四册、第五册、第六册、第七册)。 菅原教造 - 文博士。(第壹册、第貳册、第参册、第四册、第五册、第六册、第七册)。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 02:13 UTC 版)

新歩行者主義」の記事における「美学」の解説

新歩行者主義は、外観悪く危険な表の通り並木歩道取り替えていく。歩道直線的な公園制度で、全ての住宅商店公園緑地帯プラザ中庭小川学校娯楽施設などに直につながっている。これにより、公共私用地所見た目過度自動車依存による危険性によって価値が下がることがなくなるため、不動産価値は恐らく上昇するであろう別個の並木碁盤状の車道存在するが、必ず裏にあり、徒歩自転車主な交通手段とすることで見た目悪く有害な車道大幅に減らすことができる。歩行者集落では、建物郊外スプロールによく見られる妨げのない静かで自動車乗り入れ禁止道路近く建てられるため、密度が高まる。そのため、建物デザイン、平和で親密公共の場歩行者用評価され美的価値観にさらに重きを置くことになる。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 07:01 UTC 版)

アロイス・リーグル」の記事における「美学」の解説

従来美術史芸術唯物論)では「技術的能力 Können」の発達がすなわち芸術自体進歩であると説いていたが、リーグル美術史内的衝動観点から構成し直し各々時代における独自の「芸術意欲(または "芸術意志" )Kunstwollen」のあらわれ自立的発展遂げると考えた。「芸術意欲」は対象創作方式依存せず独立成立し形式への意志として振る舞う能力が必ずしも美を生むのではない。近東ギリシア・ローマ古美術についてリーグル紋様分析行いシンメトリーリズムの最高の法則従った幾何学紋様はすでに原始的段階にある民族達成していたが、芸術的価値としては低いと指摘したリーグル芸術観ウィルヘルム・ヴォリンガーなどに受け継がれた。

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美学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 09:07 UTC 版)

ジョアン・セーザル・モンテイロ」の記事における「美学」の解説

彼の作品は、論争的であり分類するのがむずかしく風刺や皮肉であっても、ときに「映画詩」と同一視されるほど抒情詩的なクォリティをもっている。彼は多く自作出演し主人公演じており、自叙伝的なレファレンスみなされる作品群クォリティは、ポルトガル国内外批評学者たちの研究の対象であり、マノエル・ド・オリヴェイラならんでもっとも重要なポルトガル人監督であるということは満場一致認められることである[要出典]。

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美学

出典:『Wiktionary』 (2019/10/08 20:25 UTC 版)

名詞

(びがく)

  1. 自然芸術における美的現象通し本質原理研究する学問
  2. 美意識ファッションや行規範などにおけるこだわり

翻訳


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