イマヌエル・カントとは?

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イマヌエル・カント

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/15 07:45 UTC 版)

イマヌエル・カント(Immanuel Kant、1724年4月22日 - 1804年2月12日)は、プロイセン王国ドイツ)の哲学者であり、ケーニヒスベルク大学哲学教授である。『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』の三批判書を発表し、批判哲学を提唱して、認識論における、いわゆる「コペルニクス的転回」をもたらした。フィヒテシェリング、そしてヘーゲルへと続くドイツ古典主義哲学(ドイツ観念論哲学)の祖とされる。彼が定めた超越論哲学の枠組みは、以後の西洋哲学全体に強い影響を及ぼしている。




  1. ^ 以下は、Manfred Kuehn, Kant. A Biography. Cambridge: Cambridge University Press, 2001. また菅沢龍文・小谷英生「カント年譜:物語風に」牧野英二編『新・カント読本』法政大学出版局、2018年、348-68頁を参考にしている(というかすべきである)。とりわけ「カント年譜」は簡便である。以下では煩雑を避けるため、引用以外は注として記さない。
  2. ^ アカデミー版全集20:44。
  3. ^ アカデミー版全集10:56。
  4. ^ 坂部恵『カント』講談社学術文庫、2001年、152-3頁。
  5. ^ アカデミー版全集18:69。
  6. ^ この書評はクリスティアン・ガルヴェの元原稿にヨハン・ゲオルク・ハインリッヒ・フェーダーが手を加えたものであり、「ゲッティンゲン書評」や「ガルヴェ・フェーダー書評」と呼ばれ、『純理』の受容過程を見るために重要である。同書評については、小谷英生「隠された友情 : 『ゲッティンゲン書評』をめぐるカント‐ガルヴェ往復書簡について」『群馬大学教育学部紀要:人文・社会科学編』第63号、2014年、55-68頁。
  7. ^ アカデミー版全集8:35。
  8. ^ 「啓蒙とはなにか」という問いに対しては、メンデルスゾーンを含め、様々な著述家が解答を与えようとしていた。そうした議論のきっかけの一つとなったのは、フリードリヒ大王がベルリン王立アカデミーに出させたという懸賞課題であった。Hans Adler (Hg.), Nützt es dem Volke, betrogen zu werden? Est-il utile au Peuple d'être trompé? 2 Bände. Stuttgart: Frommann-Holzboog, 2007.
  9. ^ 例えば坂部恵『理性の不安:カント哲学の生成と構造』(勁草書房、1976)は、『視霊者の夢』(1766)にその一契機を見る。
  10. ^ アカデミー版全集6:224。
  11. ^ アカデミー版全集6:230。
  12. ^ アカデミー版全集6:237。
  13. ^ アカデミー版全集6:312。
  14. ^ アカデミー版全集6:313。
  15. ^ アカデミー版全集6:315。
  16. ^ アカデミー版全集6:330、また『永遠平和のために』「第二確定条項」を参照。
  17. ^ 「だから中国と日本が、そのような(極悪非道な)客人たちを試した上で、以下の措置を取ったことは賢明であった。すなわち中国は来航は許したが入国は許さなかった、日本はそれどころか来航さえもオランダ人というただ一つのヨーロッパ民族にしか許容しなかったし、しかも日本人はそのオランダ人さえ捕虜のように扱い、自国民との共同関係から排除しているのである」「カント『永遠平和のために』のアクチュアリティ」平子友長(東京唯物論研究会会報2005-12 一橋大学機関リポジトリ)[1]PDF-P.4
  18. ^ a b c 青野(1970):4ページ
  19. ^ 青野(1970):246ページ
  20. ^ アカデミー版全集20:44。
  21. ^ ヤハマン『カントの生涯』(木場深定訳、弘文堂、1947年/角川文庫、1953年/理想社(改版)、1978年)
  22. ^ Jon M. Mikkelsen 2013, p. 3.
  23. ^ Charles W. Mills 2017, p. 716.
  24. ^ Julie K. Ward 2016.
  25. ^ 「アフリカの黒人は、本性上、子供っぽさを超えるいかなる感情も持っていない。ヒューム氏は、どの人に対しても、黒人が才能を示したただ一つの実例でも述べてほしいと求め、彼らの土地からよそへ連れて行かれた十万の黒人の中で、そのうちの非常に多くのものがまた自由になったにもかかわらず、学芸や、その他なんらかの称賛すべき性質のどれかにおいて、偉大なことを示したただの一人もかつて見られたことはないが、白人の間には、最下層の民衆から高く昇り、優れた才能によって声望を獲得する人々が絶えず見られると主張している。それほどこの二つの人種の間の差異は本質的で、心の能力に関しても肌色の差異と同じほど大きいように思われる。」(『美と崇高の感情についての観察』アカデミー版2:253)







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