自然権とは? わかりやすく解説

しぜん‐けん【自然権】

読み方:しぜんけん

人が生まれながらにして持っているとされる権利自己保存権利、自由の権利、平等の権利など、国家権力をもってしても奪うことのできないもの。ロック中心とする近世自然法思想所産で、フランス人権宣言日本明治期天賦人権思想など表れている。天賦人権


自然権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/17 02:59 UTC 版)

自然権(しぜんけん、: ius naturale/jus naturale: Natural rights)とは、人間が、自然状態(政府ができる以前の状態、法律が制定される以前の状態)の段階より、保持している生命・自由・財産・健康に関する不可譲の権利。人権は、自然権の代表的なものとされている。今日の通説では、人類の普遍的価値である「人間の自由」と「平等」を中心とする基本的人権、並びに、基本的人権を基調とした現代政治理論において、最も基本的な概念・原理であるとされている。ただし、その由来については神が個々の人間に付与したとする考えと人間の本性に由来する考えが存在する。




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