自益権

デジタル大辞泉

じえき‐けん【自益権】

読み方：じえきけん

社員権の一。社員が社団から経済的利益を受ける権利。利益配当請求権など。→共益権

会計用語辞典

自益権

読み方：じえきけん

利益配当請求権、残余財産分配権など会社から経済的利益を受ける権利のこと。

証券用語集

自益権

株主になれば、誰もが個別に利益を得られる権利。
自益権で代表的なものが、配当を受ける権利です。これは「利益配当請求権」と呼ばれ、会社が利益を上げて配当を行えば、すべての株主は持ち株数に応じて配当金がもらえます。自益権にはこのほか、増資の場合に新株を引き受けられる「新株引受権」、会社解散時に残った財産の分配を受けられる「残余財産分配請求権」、会社合併の際の「株式買い取り請求権」などがあります。なお、ここで言う株主には、株式市場で株を買っただけではなれません。名義書き換えを行い、会社の株主名簿に名簿・住所が記載されて、初めて自益権を行使することができます。

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自益権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/28 02:45 UTC 版)

「株主」の記事における「自益権」の解説

（直接的な経済的利益の享受を目的とする権利） 剰余金配当請求権、利益配当請求権、残余財産分配請求権、新株引受権、株式買取請求権など。