スルー
through
「through」とは・「through」の詳しい解説
「through」とは、前置詞として「〇〇を通して」「○○を通じて」といった意味で用いられる英単語だ。副詞や形容詞としても用いられる。前置詞「through」は、「〇〇を通して」「○○を通じて」のほかにも、場所や時間の「あちらこちら」「始まりから終わり」といった意味でも用いられる。また、経験の完了を示して「使い果たす」「終了する」とも訳されている。原因・手段・媒体と結びついて「〇〇によって」と意味することも少なくない。副詞としての「through」は「通して」「貫いて」と訳すことが多い。時間・空間・手段などを指して「最初から最後まで」「通しで」と訳すこともある。形容詞で用いられる場合は「通しの」「直通の」といった意味を持たせる。
「through」の読み方・発音
日本語としての「through」を読み方は、「スルー」とするのが一般的である。ただし、この日本語としての発音では、英語話者に通じない場合が多い。まず「th」で構成された部分の発音は、日本語の「ス」(発音記号では「su」)とは大きく異なる。「th」の音は、舌先を上の前歯に軽く当てるようにして、歯の隙間から息を吐き出すときに出る無声音であるからだ。また「rough」の発音記号には子音「r」が含まれる。舌を上に巻き上げるようにしながら、子音「r」に母音「u」を合わせ「ルー」と発声する。子音「r」がうまく発声できない者は、舌先を歯に触れさせないようにし、舌と歯の隙間から息を吐き出すようことを意識するとよいだろう。「th」「rohugh」ともに日本語ではあまり用いない発声である。発音記号に注意して読むことが大切な語といえるだろう。
「through」の語源
「through」の元となった言葉は、ゲルマン祖語(紀元前5世紀ごろに成立)の「通って」を意味する語とされている。この語は現代英語の祖語である古英語(古期英語、450年頃から1150年頃)に取り入れられ、中期英語(1066年頃から15世紀後半)において現代語に近い「thurgh」「thurh」となる。その後、英語の変遷にともなって「through」へと変化していく。語源を同じとする現代英語には「thorough(徹底的な)」がある。「through」の使い方・例文
「through」は時や空間を通る(経過する)といったニュアンスを持たせる言葉である。このニュアンスは広く手段や経験あるいは原因といったものにまで及ぶ。「through」を使う場合は、この点を意識することが大切だ。前置詞としての「through」の使い方は、次の例文の通りである。・The ghost was walking through the air.(幽霊は空中を歩いていた。)
・He saw through the window.(彼は窓越しに見た。)
・The infection spread through the whole world.(感染は全世界に広まった。)
・We stayed through the crisis of 1999.(私たちは1999年の危機を乗り切った。)
・I got through the exam.(私は試験に合格した。)
・She died through his attack.(彼女は彼の攻撃で死んだ。)
副詞として用いる場合の例文には以下のものが挙げられる。
・I wathched this movie through.(私はこの映画を最後まで見た。)
・This train goes through to Tokyo.(この電車は東京まで乗り換えなしに行く。)
・I will be through with my work.(私はこの仕事をやり遂げる。)
形容詞として「through」を使った場合の例文は次のとおりだ。
・a through street.(優先道路。)
・a through bus.(直行バス。)
・I looked at him through a biased eye.(私は偏った目線で彼を見た。)
「through」を含む熟語・言い回し
「go through」の意味・例文
「go through」は主に「通り抜ける」「通行する」といった意味で使われる句動詞である。「(法案が)通過する」「可決する」「(困難を)経験する」といった意味で用いられる場合もある。
・Our bus went through the tunnel.(私たちのバスはトンネルを通り抜けた。)
・We went through a door.(私たちはドアから出た。)
・I decided to go through the place.(私はその場所を通ることにした。)
・The bill went through in the parliament.(その法案は国会で可決した)
・I went through an operation.(手術を受けた。)
「run through」の意味・例文
「run through」は「〇〇を貫流する」「〇〇を(ざっと)目を通す」「(考えなどが)浮かぶ」といった意味で使われる句動詞である。「(財産などが)尽きる」「突き刺す(通る)」といった意味でも用いられる。
・The river runs through the plain.(川が平野を貫流している、平野を川が流れている)
・I ran through the documents.(私は資料にざっと目を通した。)
・A strange thought ran through my mind.(奇妙な考えが頭をよぎった。)
・The man ran through his inheritance.(男は遺産を使い果たした。)
・The spear ran through his chest.(槍が胸を貫いた。)
「through with」の意味・例文
「through with」は「終わった様子」「完成した様子」あるいは「懸念を持たない状態(関係が切れた状態)」を表す形容詞である。
・The A team almost through with their plan.(Aチームは計画をほぼ完了した。)
・He's through with drug.(彼は薬物を絶った。)
・He was through with school.(彼は学校を卒業した。)
「through and through」の意味・例文
「through and through」は「徹底的に」もしくは「徹頭徹尾に」といった意味の表現である。
・I know her through and through.(私は彼女の事をよく知っている。)
・He is a bad guy through and through.(彼は根っからの悪人だ。)
・The city was destroyed through and through.(街は徹底的に破壊された。)
スルー【through】
スルー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/03 23:13 UTC 版)
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関連項目
スルー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:37 UTC 版)
「キャプテン翼II スーパーストライカー」の記事における「スルー」の解説
敵陣でのみ選択可能。GKのバランスを崩し、シュートを決めやすくする。コマンドを選択するとスルー後のコースが表示され、ボールは近くにいる選手(敵含む)が取りに来る。
※この「スルー」の解説は、「キャプテン翼II スーパーストライカー」の解説の一部です。
「スルー」を含む「キャプテン翼II スーパーストライカー」の記事については、「キャプテン翼II スーパーストライカー」の概要を参照ください。
「スルー」の例文・使い方・用例・文例
- 当局は街へのバスルートを変更する決定をした
- フィードスルーの機能は何ですか?
- 彼女はシースルーのペニョワールを着ていた。
- 高スループットスクリーニング技術は生化学やゲノム学の分野で使用される。
- 私は朝からリファレンスルームにいます。
- 母はユウキにバスルームを片付けるようにたずねた
- まず、玄関に入るとすぐ左手にバスルームがあります。
- バスルームをあなたと共同で使用します。
- そこはまるでバスルームのようです。
- 彼女のクラスルームでの様子を知りたいです。
- バスルームの壁を白に塗っている。
- 太陽光発電の技術はブレークスルーの手前まで来ていると考えております。
- ブレークスルーを実現していち早く商業ベースに乗せることが急務です。
- くそっ、スルーしやがった。
- バスルームは今ふさがっている。
- バスルームはホールの端にあります。
- サリーは弟にバスルームを掃除させた。
- お父さんがバスルームでひげを剃っている。
- 彼のフォロースルーは目標に向かって真っすぐ向かった
- あなたの相手が長いフォロースルーをするとスカッシュは危険である
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