シカト

デジタル大辞泉

しかと

［名］(スル)《花札の、10月の絵柄である鹿がそっぽを向いているところからという》俗に、無視すること。また、仲間はずれにすること。

[補説] 昭和30年代後半から若者の間で使われ始めた。

しか‐と【^▽確と／^×聢と】

読み方：しかと

［副］

１ はっきりとしているさま。確実でまちがいのないさま。たしかに。「夕方のことで—は見えなかった」「—相違ありません」

２ かたく、しっかりと。また、十分に。完全に。しっかと。「地盤を—固める」「—考えてみる」

３ すきまなく。びっしりと。

「廻廊に—並み居たり」〈太平記・三〉

[補説] 「聢」は国字。

歴史民俗用語辞典

聢

読み方：シカト（ｓｈｉｋａｔｏ）

たしかに、はっきりと。

聢与

読み方：シカト（ｓｈｉｋａｔｏ）

たしかに。しっかりと。

ウィキペディア

しかと

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/02/01 01:21 UTC 版)

しかと、シカトとは、特定の対象（主に人）を無視すること、つまり冷遇することや存在しないものとして扱うことを指す言葉。元々はヤクザの隠語だったが、一般の間でも使用されている。