ブラウザー【browser】
Webブラウザ
別名:ブラウザ,ブラウザー,WWWブラウザ,閲覧ソフト
【英】Web browser, browser
Webブラウザとは、Web上で公開されているHTML文書などの情報を閲覧するためのアプリケーションソフトウェアのことである。「ブラウザ」と略されることが多い。
Webブラウザは、URLによって指定されたWebサーバーへアクセスして、HTMLやXHTMLなどで記述された文書、あるいは画像などのデータをダウンロードする。そしてHTML、XHTML、CSSなどの内容を解析し、Webページの内容やレイアウトを再現(レンダリング)する。これによってWebページが閲覧可能となっている。
単純なWebページの表示の他にも、ブックマーク(お気に入り)、ポップアップブロック、RSSリーダー、メールクライアントとの連携、といった機能がWebブラウザの基本的機能として搭載されている。Webページの文字サイズや文字エンコーディングを変更したり、画像を非表示にしたりする設定は、Webブラウザ側で行うこともできる。
最近では、タブによって複数のWebページを同時に開くことが可能なタブブラウザが主流となってきており、マウスジェスチャーによってマウス操作だけで多種多様な操作が可能となっているものや、拡張機能を後からインストールして好きな機能が追加できるようになっているWebブラウザも登場している。
当初、WebブラウザはもっぱらWebページを文書として閲覧(browse)するためのソフトウェアであったが、FlashやJavaScript、Ajaxといった拡張機能の発展によって、マルチメディア性、インタラクティブ性を盛り込んだRIA(リッチインターネットアプリケーション)もWebブラウザ上で表現できるようになっている。また、Webアプリケーションと呼ばれる機能サービスの登場によって、従来はローカルPCにインストールして使用するのが当然であったオフィスソフトなどのアプリケーションをWebブラウザで代替することが可能となりつつある。
主なWebブラウザの種類としては、Internet Explorer(IE)、Firefox、Safari、Operaなどを挙げることができる。また、日本発のブラウザとしてSleipnirやLunascapeも注目されている。市場シェアとしては、インターネットの普及と同時にシェア獲得に成功したInternet Explorerが、2008年現在でもシェアの大多数を占めている。これらはGUIのアプリケーションソフトウェアであるが、UNIXのコンソール上などで利用されているw3mやlynxのように、テキストベース(CUI)のWebブラウザもある。
Webブラウザのレンダリングはレンダリングエンジンと呼ばれる機構において実現されている。レンダリングエンジンの種類としては、Trident、Gecko、KHTMLなどがある。Internet ExplorerはTridentを、FirefoxはGeckoを、SafariはKHTMLを、Operaはそれ以外の独自のレンダリングエンジンを採用している。また、SleipnirやLunascapeは、TridentとGeckoを切り替えて使用することが可能となっている。
最近では、携帯電話やPDA、家庭用ゲーム機といった、PC以外でインターネット接続が可能な機器にも、Webブラウザが搭載されている。携帯電話でインターネット接続が実現された当初は、携帯電話向けに作成された簡素なWebページを表示する特殊なWebブラウザが用いられていたが、最近ではPC向けのWebサイトも閲覧できるフルブラウザが搭載されるケースが増えている。携帯電話や家庭用ゲーム機などの分野では、Operaのシェアが比較的高いといわれている。
参照リンク
Internet Explorer
Firefox
Safari
Opera
Sleipnir
Lunascape
Webブラウザ: | チャネルバー 同期 WAPブラウザ Webブラウザ Wahoo Yahoo! Axis ユーザスタイルシート |
ブラウザー
ブラウザ
ブラウザー (Browser)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 01:39 UTC 版)
「FL Studio」の記事における「ブラウザー (Browser)」の解説
イベント管理、サンプル、フォルダ、全てのデータ表示を行う。基本的にこのブラウザーにある項目を主ウィンドウにドラッグしてプラグインやサンプルを読み込むことが多い。
※この「ブラウザー (Browser)」の解説は、「FL Studio」の解説の一部です。
「ブラウザー (Browser)」を含む「FL Studio」の記事については、「FL Studio」の概要を参照ください。
ブラウザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:22 UTC 版)
「PlayStation Vita」の記事における「ブラウザー」の解説
ウェブページを閲覧するためのブラウザーも搭載されている。使用にはオンライン環境が必要がある。ブラウザーはWebKit (Safari536.26)ベースである(Flash対応は未定)。 HTML5については完全に対応しているわけではなく、Canvasに対応しているがムービーや音楽再生には一部対応していない。バージョン2.10からはブラウザ上でストリーミング動画の再生が可能となり、YouTubeの動画などが見られるようになった。ニコニコ動画については別途専用のアプリが提供されているため、該当する動画のURLにアクセスするとそちらを利用するように表示がされる。 ブックマークにはURLだけでなくJavaScriptを記述できるのでブックマークレットにも対応している。 LボタンまたはRボタンを押しながらタップするとポインターが表示される。また2.60からは、□ボタンを押すことでカーソルを表示し、PSPのような操作が出来るようになった。
※この「ブラウザー」の解説は、「PlayStation Vita」の解説の一部です。
「ブラウザー」を含む「PlayStation Vita」の記事については、「PlayStation Vita」の概要を参照ください。
「ブラウザー」に関係したコラム
-
CFDの価格をチャートで見るにはいくつかの方法があります。そのうち、CFD業者が配布している専用のチャート表示ソフトを用いてチャートを見るのが一般的です。専用ソフトの場合、チャート表示に加えてテクニカ...
-
ETFの取引をiPhoneやAndroidなどのスマホ(スマートフォン)で行うには、スマホで取引できる専用のアプリケーションが必要です。スマホのWebブラウザを利用して取引できる場合もありますが、文字...
-
株式取引をiPhoneやAndroidなどのスマホ(スマートフォン)で行うには、スマホで取引できる専用のアプリケーションが必要です。スマホのWebブラウザを利用して取引できる場合もありますが、文字が見...
-
FX(外国為替証拠金取引)のティック(tick)とは、取引時間の最小単位のことです。また、為替レートの値動きごとに描画したチャートをティックチャート、あるいは、ティックといいます。ティックの元データと...
-
バイナリーオプションの取引をiPhoneやAndroidなどのスマホ(スマートフォン)で行うには、スマホで取引できる専用のアプリケーションが必要です。スマホのWebブラウザを利用して取引できる場合もあ...
-
株365を取り扱う証券会社では2012年9月現在、株365用のデモ口座を用意していません。そのため、事前に株365の取引を体験することができません。しかし、東京金融取引所では株365のWebサイトで実...
- ブラウザーのページへのリンク