ブラウザーの閲覧履歴を参照する手段を用いた方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 06:02 UTC 版)
「行動ターゲティング広告」の記事における「ブラウザーの閲覧履歴を参照する手段を用いた方法」の解説
cookieを使用せず、アドネットワークにも依存せずに閲覧者の行動を分析する手法として、2008年6月に楽天とドリコムが営業活動を開始した「楽天ad4U」がある。楽天ad4Uは、ウェブブラウザーの見えない領域に大量のリンクを表示し、各リンクが訪問済みであるか否かをJavaScriptで調べることによって、その場で閲覧者の嗜好を分析する。その場で表示する広告を決定することから、閲覧者の識別を必要としない。 しかし、オープンソースのウェブブラウザーであるMozilla Firefoxは、2010年3月、この方法による閲覧履歴の参照をできなくする対策をとると発表。今後、他のブラウザーにも対策が広がれば、この方法による行動ターゲティングは不可能になると予想される。閲覧履歴を用いるその他の方式についてはトラッキング技術も参照。これらの手法もプライバシーモードの影響を受ける。
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