女郎とは?

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じょう‐ろ〔ヂヨウ‐〕【郎】

《「じょろう」の音変化

遊女おいらん

「—の寝巻姿よろしく」〈逍遥当世書生気質

おんな。女性

「—のお子兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」〈滑・浮世風呂・二〉


じょ‐ろ〔ヂヨ‐〕【女郎】

じょろう(女郎)」の音変化

「もしお淋しかあ、—さんがたでもおよびなさりませ」〈滑・膝栗毛・四〉


じょ‐ろう〔ヂヨラウ〕【女郎】

《「じょうろう(上﨟)」の音変化か》

【一】[名]

遊郭で、遊客をともにした女。遊女おいらん娼妓(しょうぎ)。じょろ。

若い女。また、一般女性婦人。じょろ。

「都めきたる—の、二十二、三なるが」〈浮・諸国ばなし・二〉

大名奥向き勤め女房や局(つぼね)。

「さる大名北の御方召し使はれて、日の目もつひに見給はぬ—たちや」〈浮・一代男・四〉

【二】接尾女性の名前に付けて、軽い敬意親密の情を表す。

「これ申しおふぢ—、迎ひに来ました」〈浄・堀川波鼓


め‐ろう〔‐ラウ〕【女郎】

女をののしっていう語。

「うぬおれを馬鹿にするな。此—」〈逍遥当世書生気質

女の子少女

「—などにすくはせ」〈宗長手記


じょう‐ろ ヂョウ‥ 【女郎】

〔名〕 (「じょろう(女郎)」または、「じょうろう上臈)」の変化した語か)

① 若い女。また、女。女性

滑稽本浮世風呂(1809‐13)二「女臈(ジョウロ)のお子兎角爺親(てておや)の可愛がるものさ」

遊女娼妓

滑稽本浮世床(1813‐23)初「むかしの誰とかいふ女郎(ヂョウロ)が通人とは廓へ這入(へゑ)らぬ人を通人といふ」


じょ‐ろ ヂョ‥ 【女郎】

〔名〕 「じょろう(女郎)」の変化した語。

雑俳・湯だらひ(1706)「女ろの子は願以至功徳かいの」


じょ‐ろう ヂョラウ 【女郎】

1 〔名〕

[一]

① 若い女。女子。また広く女性

*虎寛本狂言比丘貞室町末‐近世初)「一つ舞せられて被下い。〈略〉鎌倉の女郎は、すす竹のつめたに」〔木蘭辞

植物おみなえし女郎花)」の異名

本朝文粋(1060頃)一・詠女郎花源順〉「花色蒸粟。俗呼為女郎

[二] (「じょうろう上臈)」の変化した語という)

貴族大名奥向(おくむき)に勤め女性

俳諧談林十百韻(1675)下「此殿様へ浄るり大夫〈一〉 女郎客簾中ふかく入給ふ〈在色〉」

あそびめ遊女娼妓

評判記色道大鏡(1678)一「端女(はしおんな)まで女郎(ヂョラウ)といひ来りぬれば、只傾城通称として、女郎といはんに子細有るまじ

2接尾女性の名前につけて、その人対する軽い敬意親密の情を表わす

浄瑠璃堀川波鼓(1706頃か)上「これ申し女郎、むかひに来ましたお帰りなされ」

[補注]身分の高い人をいう「上臈」から「女臈」「上郎」に転じ、さらに「女郎」となったもの。


め‐ろ【女郎】

〔名〕 「めろう(女郎)」の変化した語。

俳諧二葉集(1679)「きり疵か夜なきの枩に泣懸り あはれすて子やめろであるらん〈友〉」

浄瑠璃義経千本桜(1747)三「但しもふ金はふけらしたか、連れのめろからせんさく


め‐ろう ‥ラウ 【女郎・女童】

〔名〕

女の子少女童女めのわらわ。めろ。

名語記(1275)八「下女をいふ詞にめらう如何。答女童めのわらはなり。中のわ反りてな也。めならはをめらはと云也」

雑談集(1305)三「女房女童(メラウ)ぐして、西へ行しを」

② 女をののしっていう語。めろ。

俳諧・やつこはいかい(1667)「小町と云めらふが歌は、なよなよとよむ。女の歌なればなり」

浄瑠璃源氏冷泉節(1710頃)上「サアめらうめ、そこ立たぬかとねめつけられ」

③ 人につかわれる身分の低い女。めろ。

玉塵抄(1563)九「さうじて婦人のめらうにつかわるるやうにはすまいと云心か」

[語誌](1)めわらわ女童)」の転じた「めらわ」が更に形を変えて成立した語。近世には「めろ」ともなる。元来は「童女」を意味したが、室町時代には「めろうの腐ったような」という表現生まれ女性ののしっていう語へと変化する。「若い男」を意味する「やろう(野郎)」が、男性ののしっていう語へと変化したのと似ている
(2)「やろう(野郎)」とは語源的には共通性はないが、たまたま「━ろう」を構成部分としてもつので、対で意識され、意味の変化伴って表記も「女童」から「女郎」へと変わったものと思われる


女郎

読み方:ジョロjoro

若い女


女郎

読み方:ジョロウ(jorou)

営利目的枕席に侍する女。

別名 遊女(ゆうじょ)


女郎―浮乃

作者碓井静照

収載図書中世恥丘みだら―中世ロマン主義短編小説集
出版社ガリバープロダクツ
刊行年月2001.11
シリーズ名ガリバープロダクツベストヒットシリーズ


女郎

読み方:じょろ

  1. 一般詐欺行為者。〔第二類 人物風俗
  2. 一般詐欺行為者を云ふ。
  3. 一般詐欺行為者。

女郎

読み方:じょろう

  1. 襟巻ノコトヲ云フ。〔第四類 衣服之部・宮城県
  2. 襟巻物。〔第二類 人物風俗

分類 宮城県


女郎

読み方:めろう

  1. 若キ婦人。〔第二類 人物風俗
  2. 若き婦人のことを云ふ。
  3. 若い婦人のこと。
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遊女

(女郎 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 04:13 UTC 版)

遊女(ゆうじょ、あそびめ)は、遊廓宿場男性に性的サービスをする女性のことで、娼婦売春婦の古い呼称[1]。「客を遊ばせる女」と言う意味が一般的である。


  1. ^ a b c 遊女『大百科事典』 (平凡社, 1935)
  2. ^ a b c 齋藤茂「妓女と中国文人」(東方選書、2000年)p.5
  3. ^ 斉藤2000,p.6
  4. ^ 更級日記』。本項#歴史を参照。
  5. ^ アソビ(遊)『大百科事典. 第1巻』
  6. ^ 国立国会図書館. “沖縄のジュリ(尾類)についての資料はあるか。” (日本語). レファレンス協同データベース. 2021年5月28日閲覧。
  7. ^ a b c d e 公娼『大百科事典. 第9巻』 (平凡社, 1935)
  8. ^ a b c d e f 宮本由紀子、「丸山遊女の生活 ‐「長崎奉行所判決記録 犯科帳」を中心として」『駒澤史学』 31巻, p.19-46, 1984年3月, 駒澤大学文学部史学会
  9. ^ 私娼『大百科事典. 第11巻』 (平凡社, 1935)
  10. ^ a b c 関口すみ子『御一新とジェンダー:荻生徂徠から教育勅語まで』 東京大学出版会 2005年 ISBN 4130362232 pp.263-277.
  11. ^ 慶応義塾出版社、1876年(明治9年)
  12. ^ 『性欲の文化史』p.25 - 、p.128 -、『うるま新報』1946年2月20日「闇の女の増加に文相頭痛」(醜業婦との記述もあり)、『戦後性風俗大系』p.12 -
  13. ^ 『柏崎華街志』小田金平 編 (小田金平, 1909)
  14. ^ 『娯楽業者の群 : 社会研究』権田保之助著 大正12
  15. ^ 『大辞泉』


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