白拍子とは? わかりやすく解説

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しら‐びょうし〔‐ビヤウシ〕【白拍子】

読み方:しらびょうし

(「素拍子」とも書く)雅楽や声明(しょうみょう)で、笏(しゃく)拍子扇拍子だけで歌うこと。

平安末期から鎌倉時代にかけて流行した歌舞また、それを演じ遊女今様などを歌い水干立烏帽子(たてえぼし)・佩刀(はいとう)の男装舞ったので男舞といわれた。のちの曲舞(くせまい)などに影響与えたほか、能にも取り入れられた。

江戸時代遊女のこと。


白拍子

読み方:シラビョウシ(shirabyoushi)

(1)雅楽拍子の一。
(2)平安末期鎌倉時代流行した歌舞。またそれを歌い舞う遊女

別名 素拍子


しらびょうし 【白拍子】

中世歌舞を業とした遊女直垂立烏帽子帯刀男装をすることもあった。巫女神がかりの舞が始源。

白拍子

読み方はくびょうし

平安末期おこった歌舞のことです。水干直垂 (ひたれ) 、立烏帽子 (たてえぼし) 、そして白鞘巻の刀などで男装し、鼓を伴奏歌いながら舞います。歴史上では源義経愛妾であった静御前やその母である磯の禅師などが白拍子として有名です。住吉大社ではこの白拍子に由来する舞が伝承され踏歌神事松苗神事行われてます。

しらびょうし〔白拍子〕

平安時代(794~1192年)から鎌倉時代(1192~1334年初期にかけての舞妓呼称また、その舞われる歌舞をもいう。舞妓烏帽子水干狩衣)をつけ、太刀を佩いた男姿で舞う。水干多く白色だったことより白拍子といわれた。別名、男舞ともいう。

白拍子

作者三島由紀夫

収載図書決定版 三島由紀夫全集 20 短編小説
出版社新潮社
刊行年月2002.7


白拍子―月乃

作者碓井静照

収載図書中世恥丘みだら―中世ロマン主義短編小説集
出版社ガリバープロダクツ
刊行年月2001.11
シリーズ名ガリバープロダクツベストヒットシリーズ


白拍子

読み方:しらびょうし

  1. 平安朝時代出来た舞妓であるが売淫行為兼ねて居つたので後世には売春婦の称。
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白拍子

読み方:シラビョウシ(shirabyoushi)

所在 静岡県磐田市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

白拍子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 03:00 UTC 版)

白拍子(しらびょうし)は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて起こった歌舞の一種。及びそれを演ずる芸人




  1. ^ 平家物語』「祗王」の章
  2. ^ 平家物語』「祗王」の章
  3. ^ この物語は平家物語(第一巻 6「祗王」)に登場する。


「白拍子」の続きの解説一覧

白拍子(しらびょうし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 08:44 UTC 版)

武装島田倉庫」の記事における「白拍子(しらびょうし)」の解説

物資載せたトラック移動倉庫襲撃する武装した白装束の男たち

※この「白拍子(しらびょうし)」の解説は、「武装島田倉庫」の解説の一部です。
「白拍子(しらびょうし)」を含む「武装島田倉庫」の記事については、「武装島田倉庫」の概要を参照ください。


白拍子(しらびょうし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 19:56 UTC 版)

からくりの君」の記事における「白拍子(しらびょうし)」の解説

白拍子を模したからくり人形蘭菊の持つ4体の人形の中で唯一名前を持っていないため、外見から『白拍子』と仮称する。刃を仕込んだ扇を主力武器とし、最終決戦では意外な形で狩又貞義の撃破一役買う事となる。

※この「白拍子(しらびょうし)」の解説は、「からくりの君」の解説の一部です。
「白拍子(しらびょうし)」を含む「からくりの君」の記事については、「からくりの君」の概要を参照ください。

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「白拍子」の例文・使い方・用例・文例

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