拍子とは? わかりやすく解説

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びゃく‐し【拍子/百師/百子】

読み方:びゃくし

《「ひゃくし」とも》「笏拍子(しゃくびょうし)」に同じ。

「拍子」に似た言葉

ひょう‐し〔ヒヤウ‐〕【拍子】

読み方:ひょうし

音楽用語

音楽リズム形成する基本単位一定数の拍(はく)の集まりで、強拍弱拍との組み合わせからなる。拍の数により二拍子三拍子などという。雅楽では早(はや)拍子・延(のべ)拍子など。

雅楽笏拍子(しゃくびょうし)のこと。また、その奏者

雅楽で、ある楽曲中での太鼓の打拍数また、それによって表す曲の規模。拍子八・拍子十など。

能楽で、四つ伴奏楽器、すなわち笛・太鼓大鼓小鼓のこと。また、謡曲をうたう音声の節度。

能楽舞踊で、足拍子のこと。

何かが行われたちょうそのとき。とたん。「立ち上がった—に頭をぶつける」

物事の進む勢い調子。「—に乗る」「とんとん—」

連句付合(つけあい)手法の一。前句の句勢に応じてつける方法。→七名八体(しちみょうはったい)


ほう‐し〔ハウ‐〕【拍子】

読み方:ほうし

《「はくし」の音変化

ひょうしまた、ひょうしをとること。

「—たがはず、上手めきたり」〈源・紅葉賀

笏拍子(しゃくびょうし)」の略。

あるかぎりの人、—あはせて遊び給ふ」〈宇津保・俊蔭〉


拍子[time、meter]

小節の中の拍子に規則的な強弱付けることによって生じ単位。この強弱配置位置によって単純拍子(2拍子3拍子4拍子など)、複合拍子(単純拍子の1拍を3分割したもの)、混合拍子(ふたつの異なる単純拍子を足したもの)などに分類することができる。

拍子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 21:19 UTC 版)

拍子(ひょうし)は、一般には、や拍の連なりのこと。西洋音楽では強拍に連なるいくつかの拍の集まりの繰り返しを言う。日本では「三三七拍子」という言葉でわかるように、この言葉は、西洋音楽の定義の「拍子」とは異なる使われ方をする。アラブ古典音楽のイーカーア(イーカー)やインド古典音楽のターラ(サンスクリット読み)を「何々拍子」と表現することがあるが、これも西洋音楽の定義の「拍子」とは異なる。


  1. ^ 笠原潔「15 西洋の楽譜」 『西洋音楽の歴史』放送大学教育振興会〈放送大学教材〉、1997年、363-366頁。ISBN 4-595-87722-6 
  2. ^ C.F.グース、W.アイゼンハウアー 『ラーントゥプレイ 最新フレンチホルン教本 BOOK1&2』、杉原道夫訳全音楽譜出版社、1998年。ISBN 978-4115481152 
  3. ^ 笠原潔「1 西洋音楽の時代区分と時代様式の変遷」 『西洋音楽の歴史』放送大学教育振興会〈放送大学教材〉、1997年、17-19頁。ISBN 4-595-87722-6 
  4. ^ 地上の祈り‐プラチナ★シンガーズ - Jimdo2018年8月28日閲覧。
  5. ^ Richard Powers、Nick Enge 『Waltzing: A Manual for Dancing and Living』 P.210 2013年 ISBN 978-0982799543
  6. ^ 特集 Perfume――「アイドル」を回復する3人」『Quick Japan Vol.74』、太田出版、2007年10月12日、 43頁、 ISBN 9784778310936


「拍子」の続きの解説一覧

拍子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 20:47 UTC 版)

リズム」の記事における「拍子」の解説

アクセントのある拍が周期的に繰り返されると拍子生まれる。拍子とは、1 つアクセント1 つ以上の非アクセント従えた構造持ち合計いくつの拍で動いているかで何拍子か決まる。 たとえば 2 拍子1 つアクセント1 つの非アクセント従えた合計 2 つの拍からなる拍子であり、3 拍子1 つアクセント2 つの非アクセント従えた合計 3 つのからなる拍子である。 次は 2 拍子および 3 拍子の例である。 2 拍子● ○ ● ○ ● ○ ● ○ 3 拍子○ ○○ ○○ ○ 次は拍子がない例である。 ● ○ ● ● ○ ○ ○ ● ○ ○

※この「拍子」の解説は、「リズム」の解説の一部です。
「拍子」を含む「リズム」の記事については、「リズム」の概要を参照ください。


拍子(ひょうし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:24 UTC 版)

能楽」の記事における「拍子(ひょうし)」の解説

いずれかの足を上げ舞台を踏む

※この「拍子(ひょうし)」の解説は、「能楽」の解説の一部です。
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拍子

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 02:05 UTC 版)

名詞

 ひょうし

  1. 音楽旋律進行に際し、そのリズム時間的に測定する単位二分の二拍子四分の三拍子・八分六拍子など。手で拍子を数えることを、「拍子を打つ」という[1]
    1. 雅楽曲において、太鼓の右打つこと例えば『拍子数八』といえばその一曲太鼓の右八つ打つことをいう。ただし、加拍子はその初めの拍子だけを一つ数え[1]
    2. 雅楽曲において、太鼓の拍子の間に数えられるべき鞨鼓の拍の数。例え四拍子という場合隣接する大鼓の拍の間に鞨鼓の拍が四つあるもの[1]
    3. 楽器笏拍子」の[1]
    4. 楽器拍板」または「編木」の略。びゃくしとも訓む[1]
    5. 神楽東遊催馬楽等の音頭の別名。笏拍子打ちつつ歌うためその名がある[1]
    6. 能楽及び長唄用い囃子楽器奏楽。笛・小鼓太鼓大鼓四つ楽器四拍子いうのはこの例[1]
    7. 謡曲用語)地拍子または八ッ拍子。ただし、一曲全部拍子に合う訳でなく、所々に合わない部局がある[1]
    8. 能楽型用語)足拍子。足で踏む拍子の一切を含む[1]
  2. 警戒または合図のため、太鼓拍子木などを打つこと合図打ち方[1]
  3. 多くは「拍子に」の形で)はずみ。途端具合調子[1]
  4. 機会。おり。しお[1]
    • 拍子を失ふ

発音(?)

ひょ↗ーし

関連語

複合語
成句

「拍子」の例文・使い方・用例・文例




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