拍子とは?

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ひょう し ひやう- [3][0] 【拍子】

打ち鳴らす物・音・事の意〕
音楽(主に西洋音楽)で、一小節内の拍数を表す単位例えば、行進曲二拍子ワルツ三拍子
音楽(主に日本音楽)で、拍節を明確にするために打ち鳴らされる音。また、その楽器手拍子足拍子笏拍子しやくびようし)・銅拍子などはこの義による造語雅楽太鼓笏拍子を「拍子」、能楽四種楽器を「四拍子びようし)」と呼ぶのも同義である。
日本音楽で、拍節法またはリズム型。雅楽の早(はや)拍子・延(のべ)拍子・只(ただ)拍子・三度拍子など、能楽の拍子合(あい)・拍子不合(あわず)・地()拍子など、種目・曲種により多様な意味・用法がある。
雅楽近世邦楽で、楽曲楽章などの長さを表す単位雅楽では一定拍数(拍節法により異なる)の楽句単位として数え、「この曲は拍子二十」などという。近世邦楽では二拍一組みを単位第一拍を「表間(おもてま)」、第二拍を「裏間(うらま)」と呼ぶ)とし、「各段は五十二拍子」などという。
」に同じ。
物事調子具合勢いなど。 「オールの-が乱れる」
音楽踊り合わせて、手を打ったり声をかけたりして調子をとること。 「 -を取る」 「 -を合わせる
多く「…した拍子に」の形で)ある動作をしたちょうどその時そのはずみ。とたん。 「転んだ-に靴がぬげる」
俳諧で、支考唱え付合方法論「七名(しちみよう八体はつたい)」の七名の一。前句の句勢に応じて句を付け方法。はしり。

ひゃく し 【拍子・百師】

ひょうし(拍子)」に同じ。 〔名義抄


拍子[time、meter]

小節の中の拍子に規則的強弱付けることによって生じる単位。この強弱配置位置によって単純拍子(2拍子、3拍子、4拍子など)、複合拍子(単純拍子の1拍を3分割したもの)、混合拍子(ふたつの異なる単純拍子を足したもの)などに分類することができる。

拍子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/21 04:26 UTC 版)

拍子(ひょうし)は、一般には、や拍の連なりのこと。西洋音楽では強拍に連なるいくつかの拍の集まりの繰り返しを言う。日本では「三三七拍子」という言葉でわかるように、この言葉は、西洋音楽の定義の「拍子」とは異なる使われ方をする。アラブ古典音楽のイーカーア(イーカー)やインド古典音楽のターラ(サンスクリット読み)を「何々拍子」と表現することがあるが、これも西洋音楽の定義の「拍子」とは異なる。




  1. ^ 笠原潔「15 西洋の楽譜」『西洋音楽の歴史』放送大学教育振興会〈放送大学教材〉、1997年、363-366頁。ISBN 4-595-87722-6
  2. ^ C.F.グース、W.アイゼンハウアー『ラーントゥプレイ 最新フレンチホルン教本 BOOK1&2』杉原道夫訳、全音楽譜出版社、1998年。ISBN 978-4115481152
  3. ^ 笠原潔「1 西洋音楽の時代区分と時代様式の変遷」『西洋音楽の歴史』放送大学教育振興会〈放送大学教材〉、1997年、17-19頁。ISBN 4-595-87722-6
  4. ^ 地上の祈り‐プラチナ★シンガーズ - Jimdo2018年8月28日閲覧。
  5. ^ Richard Powers、Nick Enge 『Waltzing: A Manual for Dancing and Living』 P.210 2013年 ISBN 978-0982799543
  6. ^ 特集 Perfume――「アイドル」を回復する3人」『Quick Japan Vol.74』、太田出版、2007年10月12日、 43頁、 ISBN 9784778310936


「拍子」の続きの解説一覧

拍子

出典:『Wiktionary』 (2018/07/05 21:00 UTC 版)

名詞

 ひょうし

  1. 音楽旋律進行際し、そのリズム時間的測定する単位二分の二拍子四分の三拍子・八分六拍子など。手で拍子を数えることを、「拍子を打つ」という[1]
    1. 雅楽曲において、太鼓の右を打つこと。例えば『拍子数八』といえばその一曲太鼓の右八つ打つことをいう。ただし、加拍子はその初めの拍子だけを一つ数え[1]
    2. 雅楽曲において、太鼓の拍子の間に数えられるべき鞨鼓の拍の数。例え四拍子という場合隣接する大鼓の拍の間に鞨鼓の拍が四つあるもの[1]
    3. 楽器笏拍子」の[1]
    4. 楽器拍板」または「編木」の略。びゃくしとも訓む[1]
    5. 神楽東遊催馬楽等の音頭の別名。笏拍子打ちつつ歌うためその名がある[1]
    6. 能楽及び長唄に用いる囃子楽器奏楽。笛・小鼓太鼓大鼓四つ楽器四拍子というのはこの例[1]
    7. 謡曲用語)地拍子または八ッ拍子。ただし、一曲全部が拍子に合う訳でなく、所々に合わない部局がある[1]
    8. 能楽型用語)足拍子。足で踏む拍子の一切を含む[1]
  2. 警戒または合図のため、太鼓拍子木などを打つこと。合図打ち方[1]
  3. 多くは「拍子に」の形で)はずみ。途端具合調子[1]
  4. 機会。おり。しお[1]
    • 拍子を失ふ

発音

ひょ↗ーし

関連語

複合語
成句



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