楽典とは? わかりやすく解説

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がく‐てん【楽典】

読み方:がくてん

楽譜読み書き必要な音符記号などに関する規則また、それを記述した書物


楽典[musical grammar]

音楽理論的に理解するために書かれ約束事、きまりをまとめたもの。

楽典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 15:36 UTC 版)

楽典(がくてん、: musical grammar)は、音楽に関する活動(演奏など)のために必要な最低限の知識のこと。「音楽の文法」や「楽譜の文法」などと言われることもある[注釈 1]。少なくとも1883年(明治16年)には、音楽取調掛にて、ジョン・ウォール・カルコット(en:John Wall Callcott)の『Musical Grammar』[注釈 2]が『楽典』[1]として翻訳・出版されて[2]おり、それ以降、後述の内容をまとめた書籍の名称や、音楽大学などでの音楽専門科目の名前としても使われている[注釈 3]


注釈

  1. ^ これは、言語における文法が、文章の読み書きするルールである正書法とそれらを説明するために必要な概念、そして用語の説明で構成されるのと対比してのことである。
  2. ^ 1817年出版。
  3. ^ 書籍としての楽典は「楽典書」と呼ばれることもある。

出典

  1. ^ 神津元訳述『楽典』文部省、1883年7月
  2. ^ 櫻井雅人、「唱歌集の中の外国曲 : 『小学校唱歌集』を中心として (2)」『言語文化』 2005年12月25日 42巻 p.3-13, 一橋大学語学研究室。


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