トルコ風ブルー・ロンドとは? わかりやすく解説

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トルコ風ブルー・ロンド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 15:41 UTC 版)

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トルコ風ブルー・ロンド
デイブ・ブルーベック・カルテットの楽曲
収録アルバム タイム・アウト
英語名 Blue Rondo à la Turk
リリース 1959年
録音 1959年
ジャンル ジャズ
時間 6:44
レーベル コロムビア・レコード
作曲者 デイブ・ブルーベック

トルコ風ブルー・ロンド」(Blue Rondo à la Turk)は、デイブ・ブルーベックが作曲したジャズ曲である。デイヴ・ブルーベック・カルテットの1959年のアルバム『タイム・アウト英語版』に収録された。

8分の9拍子で書かれた特徴的なリズムは、トルコアクサクに影響を受けたものである[1]

解説

本曲のリズムを視覚的に表現。徐々にテンポが上がってゆく

ブルーベックはトルコ滞在中に、トルコ人ミュージシャンが路上で演奏する珍しいリズムを耳にした。このリズムはどこから来たのかと尋ねると、ミュージシャンは「このリズムは我々にとってブルースと同じものだ」と答えた。「トルコ風ブルー・ロンド」というタイトルはこのエピソードに由来する[2]

この曲のタイトルは、「Rondo Alla Turca」として知られていたアマデウス・モーツァルトピアノソナタ第11番第3楽章(日本ではトルコ行進曲として有名)をもじったものであるが[3]、曲調との関連はない[4]

リズムは2+2+2+3の3小節と3+3+3の1小節が繰り返される加算リズムである。最小の時間単位を8分音符とすると、主なビートは以下のようになる。


\new RhythmicStaff {
   \clef percussion
   \time 9/8
   \set Score.tempoHideNote = ##t \tempo 4 = 150
   c4 c c c4.
   c4 c c c4.
   c4 c c c4.
   c4. c c
}

メンバー

主なカバー

1968 - ナイスナイスの思想

1982 - アル・ジャロウBreakin' Away』

1993 - エマーソン・レイク・アンド・パーマーライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール

関連項目

脚注・出典




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