非和声音とは?

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > > 音声 > 声音 > 非和声音の意味・解説 

ひ わせいおん [3] 【非和声音】

和音構成音(和声音)に属さず、旋律的な装飾解釈される音の総称和声外音。

非和声音

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/28 13:49 UTC 版)

非和声音(ひわせいおん、: nonchord tone, nonharmonic tone: Fremde Töne)または和声外音(わせいがいおん)とは、和音の構成音が隣接音度に移された音であり[1]、和音の構成音以外のすべての音である[2]




  1. ^ 日本語の「掛留音」という言葉は、この分類法における suspension および retardation を含んでしまうため、区別のため「サスペンション」とカタカナで表記した。
  2. ^ 二重刺繍音は日本の初歩的な分類ではあまり出てこないが、英語圏では初歩的な分類の中によく出てくる。
  3. ^ 日本語では Available Note Scale と呼ばれることが多い。
  4. ^ 原位という[1]
  5. ^ 日本語では、一般的に Tension Resolve と呼ばれることが多い(英文法的には正しくない)。
  6. ^ 脚注:「アプローチするapproach」という表現は、「ある音に到達する」、「解決音へ進行する(解決するresolve)」という意味で用いられる。
  7. ^ C major scale をただ第2音から始めれば D Dorian scale となるのは当然で、このような言い換えには意味がないと思われるかもしれない。しかしジャズでは、ある調のダイアトニック・コードその調の音階の音のみからできている和音)であったとしても、必ずしもその調の音階ばかりを使うとは限らない。たとえばハ長調の IM7 = CM7 だからと言って必ず C Ionian scale(これは C major scale と同一)ばかり使われるというわけではなく、C Lydian scale が用いられることもある。このため、アヴェイラブル・ノート・スケールの名前の前にその和音の根音を示す。
  8. ^ 伝統的な和声学で装飾音の還元[14] a harmonic reduction と呼ぶ過程とよく似ている。
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 池内友次郎柏木俊夫, 長谷川良夫, 丸田昭三, 石桁真礼生, 小林秀雄, 松本民之助, 三善晃, 矢代秋雄, 末吉保雄, 島岡譲, 佐藤真, 南弘明 「第4章 構成音の転位 (1)」『和声 理論と実習』3、音楽之友社〈和声 理論と実習〉、2013年1月31日(原著1967年7月30日)、第49刷、111, 113, 120, 122-127(日本語)。ISBN 4276102073
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 小山大宣 「第7章 Melody Analysis と Phrasing」『ジャズセオリーワークショップ』1、武蔵野音楽学院出版部〈JAZZ THEORY WORKSHOP〉(原著1980年10月)、115-116, 117-119(日本語)。
  3. ^ 柏木俊夫 「第1部 二声対位法」『二声対位法 基礎からフーガまで』 柏木俊夫、東京コレギウム、2013年5月10日(原著1990年4月10日)、改訂増補版、12頁(日本語)。ISBN 978-4-924541-37-5
  4. ^ Jeppesen, Knud 「第1部 序章 第2章 技法上の諸特徴」『イェッペセン対位法』 皆川達夫柴田南雄訳、音楽之友社、2013年10月5日、初版、98-99頁(日本語)。ISBN 978-4-276-10553-9
  5. ^ 池内友次郎柏木俊夫, 長谷川良夫, 丸田昭三, 石桁真礼生, 小林秀雄, 松本民之助, 三善晃, 矢代秋雄, 末吉保雄, 島岡譲, 佐藤真, 南弘明 「本書の趣旨」『和声 理論と実習』1、音楽之友社〈和声 理論と実習〉、2013年1月31日(原著1967年7月30日)、第49刷、1頁(日本語)。ISBN 4276102073
  6. ^ a b c 池内友次郎柏木俊夫, 長谷川良夫, 丸田昭三, 石桁真礼生, 小林秀雄, 松本民之助, 三善晃, 矢代秋雄, 末吉保雄, 島岡譲, 佐藤真, 南弘明 「第9章 保続音」『和声 理論と実習』3、音楽之友社〈和声 理論と実習〉、2013年1月31日(原著1967年7月30日)、第49刷、343-344頁(日本語)。ISBN 4276102073
  7. ^ Frank, Robert J. (2010年5月15日). “Non-Chord Tones” (英語). 南メソジスト大学. 2013年9月1日閲覧。
  8. ^ a b c d e f g h i j k l J. Wood, Peter (2008年8月12日). “Non-Harmonic/Embellishing Tones (PDF)” (英語). Laidlaw Performing Arts Center, Department of Music, University of South Alabama. pp. 6-16. 2013年10月6日閲覧。. University of South Alabama.
  9. ^ a b c Burnette, Sonny (2012年12月12日). “MUS 112 Study Guide K (Chapter 11) Nonharmonic Tones I” (英語). Study on line, or print a hard copy of the desired study guide. Department of Music, Georgetown College. 2013年10月11日閲覧。
  10. ^ a b c d e f g Burnette, Sonny (2012年12月12日). “MUS 112 Study Guide L (Chapter 12) Nonharmonic Tones II” (英語). Study on line, or print a hard copy of the desired study guide. Department of Music, Georgetown College. 2013年10月11日閲覧。
  11. ^ 池内友次郎柏木俊夫, 長谷川良夫, 丸田昭三, 石桁真礼生, 小林秀雄, 松本民之助, 三善晃, 矢代秋雄, 末吉保雄, 島岡譲, 佐藤真, 南弘明 「第3章 基本位置3和音の連結」『和声 理論と実習』1、音楽之友社〈和声 理論と実習〉、2013年1月31日(原著1967年7月30日)、第49刷、25-26頁(日本語)。ISBN 4276102073
  12. ^ a b Gutwein, Dan (2003年). “Rhythmic Figuration (HTML)” (英語). ウィリアム・アンド・メアリー大学. 2013年10月6日閲覧。. University of South Alabama.
  13. ^ 増田宏三 「第3章 変奏曲作曲実習 7.二重刺繍音、二重倚音、三重刺繍音、三重倚音」『変奏曲作曲実習』12、パンセ・ア・ラ・ミュージック〈作曲技法マスターシリーズ〉、2010年4月10日(原著2005年1月20日)、第2版(日本語)。ISBN 978-4-938986032
  14. ^ a b 島岡譲、野田暉暉, 尾高惇行, 川井學, 佐藤眞, 永冨正之, 南弘明, 浦田健次郎, 野平一郎 「実技編 章7章 転位・修飾」『総合和声―実技・分析・原理』 音楽之友社〈総合和声〉、2013年3月31日(原著1998年4月20日)、第17刷、159, 162, 164, 166。ISBN 978-4-276-10233-0
  15. ^ a b Kostka, Stefan; Payne, Dorothy; Almén, Byron (2013). “12”. In Holmes, Jessica (英語). Tonal Harmony: with an introduction to twentieth-century music. Connect Learn Succeed. Director: Freitag, Chris (Seventh Edition ed.). 1221 Avenue of the Americas, New York, NY 10020, US: The McGraw-Hill Companies Inc.. p. p.190. ISBN 978-0-07-802514-3. http://www.mhhe.com/socscience/music/kostka/animations/TonalHarmony6th/. 
  16. ^ a b 小山大宣 「第6章 Available Note Scale と Tension」『ジャズセオリーワークショップ』1、武蔵野音楽学院出版部〈JAZZ THEORY WORKSHOP〉(原著1980年10月)、92-93頁(日本語)。
  17. ^ Pilkington, Bob (2012年2月10日). “Jazz Species Counterpoint (HTML)” (英語). CP361 Jazz Counterpoint 1. バークリー音楽大学. 2013年10月7日閲覧。
  18. ^ a b Delamont, Gordon 「PART TWO セクショナル・ライティング 第5章 2声のハーモニー(デュエット)」『モダン・アレンジ・テクニック 編曲と作曲法』 林 雅諺訳、株式会社エー・ティー・エヌ〈Composing / Arranging〉(原著1965年)、第1版、58-59頁(日本語)。ISBN 4-7549-1324-8NCID BA30244358
  19. ^ 池内友次郎柏木俊夫, 長谷川良夫, 丸田昭三, 石桁真礼生, 小林秀雄, 松本民之助, 三善晃, 矢代秋雄, 末吉保雄, 島岡譲, 佐藤真, 南弘明 「第5章 構成音の転位 (2)」『和声 理論と実習』3、音楽之友社〈和声 理論と実習〉、2013年1月31日(原著1967年7月30日)、第49刷、196-197頁(日本語)。ISBN 4276102073
  20. ^ 島岡譲、野田暉暉, 尾高惇行, 川井學, 佐藤眞, 永冨正之, 南弘明, 浦田健次郎, 野平一郎 「実技編 章7章 転位・修飾」『総合和声―実技・分析・原理』 音楽之友社〈総合和声〉、2013年3月31日(原著1998年4月20日)、第17刷、164-165頁。ISBN 978-4-276-10233-0





非和声音と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「非和声音」の関連用語

非和声音のお隣キーワード

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   
検索ランキング



非和声音のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2019 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの非和声音 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2019 Weblio RSS