パラグアイの音楽とは? わかりやすく解説

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パラグアイの音楽

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/21 07:25 UTC 版)

パラグアイの音楽(パラグアイのおんがく)では、南米パラグアイの音楽文化について記述する。パラグアイの音楽は民俗音楽・民族音楽をルーツとして、長い歴史を持っている。

民俗音楽

パラグアイ・ポルカ英語版は三つのリズムと二つのリズムの組み合わせであり、ヨーロッパでは二つのリズムのみが用いられる。最も有名な音楽スタイルはグアラニアであり、1925年にパラグアイの音楽家のホセ・アスンシオン・フローレスによって大成された。グアラニアはゆっくりしたリズムとメランコリーな特性を持ったメロディーの組み合わせを用いてこの様式を達成した。その他のパラグアイにおけるポピュラーな伝統音楽のジャンルはサルスエラとパラグアイ・ポルカに起源を持つ「パラグアイの歌」である.[1]

スペイン・ギターとヨーロッパ・ハープは特に最もポピュラーな楽器であり、陽気なポルカと、パフォーマーがボトルを何本も頭の上に立ててくるくる踊る独特のボトル・ダンスといったダンスの中で用いられる。作曲家でありギタリストのアグスティン・バリオスはパラグアイの最もよく知られた輸出音楽作成者である。

パラグアイアン・ハープは国民様式の中で特筆に値するポピュラー楽器である。南アメリカのハープは確実に1557年に、ことによれば16世紀初頭にまで遡る。これらのハープは26から38の弦を持つが、最も典型的なものは36弦を超えない。しばしばオルガンまたはチェンバロと共に教会音楽で用いられる。パラグアイアン・ハープは一つのメジャーな全音階のスケールにチューンされた38弦のハープの、単純化されたバリエーションである。

ポピュラー音楽

ロック

[疑問点] パラグアイのポピュラー音楽は同地のポルカの影響を受けているものも多い[2]ロックはパラグアイの音楽シーンでは人気にあるジャンルである。元大統領のアルフレド・ストロエスネルは独裁体制を敷き、任期中の1954年から1989年の間に表現の自由などを弾圧した。にもかかわらず、Aftermad’s[3](Los Aftermad's)やLos Blue Caps[4]のような少数のロック・グループが1970年代に創設された。ストロエスネルの独裁が終わる1989年まで、ミュージシャンにとっての厳しい状況は続いた。1990年代から2010年代のグループではen:Flouen:Revolberen:Ripe Banana Skins、Area 69、Paiko、Berta Rojas、The Forceなどが活躍した[5]。21世紀のパラグアイのロックバンドは、"Pilsen Rock"や"Quilmes Rock"のような大きな「ロック・フェスティバル」で知名度を上げた。これらのフェスティバルは約数万人の観客を毎年集めている。ロック・バンドの中には、他のラテンアメリカ諸国を含めたツアーを実施するバンドも存在する。

ジャズ

パラグアイには小規模だがジャズを演奏する音楽家が存在する。主な演奏者はパリート・ミランダ(アルト・サックス)、レミヒオ・ペレイラ(トロンボーン)、ビクトル・「トティ」・モレル(ドラム)、ホルヘ・「ロビート」・マルティネス(ピアノ)、カルロス・スバルツマン(ギター)、カルロス・セントゥリオン(ピアノ)、グスターボ・ビエラ(ギター)、エドゥアルド・「タト」・シジ(ベース)、ビクトル・モレル・フニオール(ドラム)、ヘルマン・レマ(オルガン)、ホセ・ビリャマジョール(ギター)、ブルーノ・ムニョス(テナー・サックス、アルト・サックス)等である。

クラシック音楽

主な演奏者はアグスティン・バリオス、ホセ・アスンシオン・フローレス、フアン・カルロス・モレノ(es:Juan Carlos Moreno González) である。シルバは外国で学び、ヨーロッパの技法に基づいて土着の音楽であるグアラニーの発声法を再導入した。モレノはロマン的古典方針にてポピュラーなテーマに霊感を得て作品を作曲した[6]

関連項目

脚注

  1. ^ South America, Mexico, Central America, and the Caribbean (Garland Encyclopedia of World Music, Volume 2) Publisher: Routledge; Har/Com edition (October 1, 1998) ISBN 978-0824049478
  2. ^ http://www.abc.com.py/edicion-impresa/suplementos/escolar/resena-de-nuestra-polka-paraguaya-921167.html
  3. ^ http://www.discogs.com/artist/2717992-Aftermads
  4. ^ http://www.discogs.com/artist/3255474-Los-Blue-Caps
  5. ^ http://www.last.fm/tag/paraguay/artists
  6. ^ Monitor. Enciclopedia Salvat para todos. ISBN 847137223-1 (1965)

外部リンク




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