伊丹十三とは? わかりやすく解説

いたみ‐じゅうぞう〔‐ジフザウ〕【伊丹十三】


伊丹十三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 23:50 UTC 版)

伊丹 十三(いたみ じゅうぞう、1933年昭和8年〉5月15日 - 1997年平成9年〉12月20日)は、日本映画監督俳優エッセイスト雑誌編集長、商業デザイナーイラストレーターCMプランナードキュメンタリー映像作家。料理通としても知られた。本名は池内 義弘(いけうち よしひろ)。


注釈

  1. ^ 東京市桜尋常高等小学校(現・世田谷区立桜小学校)もしくは東京市第二桜尋常小学校(現・世田谷区立桜丘小学校)とみられる。
  2. ^ ただし、大江健三郎の初期作品「性的人間」に登場するプレイボーイの芸能人のモデルは伊丹であり、伊丹の行状についての噂から、川喜多家からはこの結婚には反対の声も強かったという[11]

出典

  1. ^ a b NHK「人×物×録、伊丹十三」
  2. ^ a b c PHP人名辞典
  3. ^ 野上照代、『天気待ち 監督・黒澤明とともに』、文藝春秋、2001年、p22、p163-165
  4. ^ 伊丹十三『出身県別 現代人物事典 西日本版』p346 サン・データ・システム 1980年
  5. ^ DVD『13の顔を持つ男 伊丹十三の肖像』より
  6. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1983年5月27日号「芸名由来記」54頁
  7. ^ 安田雅企『襲撃 伊丹十三監督傷害事件』三一書房、1995年、p.41
  8. ^ 野上照代『天気待ち 監督・黒澤明とともに』、文藝春秋、2001年、p167
  9. ^ 『生きる女性』、実話出版、1960年、p61-62
  10. ^ 草森紳一『記憶のちぎれ雲 我が半自伝』本の雑誌社、2011年6月。ISBN 9784860112189 [要ページ番号]
  11. ^ 白坂依志夫『脚本家白坂依志夫の世界 書いた!跳んだ!遊んだ!』シナリオ作家協会〈シナリオ別冊〉、2008年6月。 [要ページ番号]
  12. ^ 関川夏央『文学は、たとえばこう読む』岩波書店、2014年5月、191頁。ISBN 9784000246958。"大スターたちとの共演であったが、残念ながら映画史に残るような作品とはならなかった。その意味で、出演が決まっていたアンドレ・マルロー原作、デヴィッド・リーン監督『人間の条件』の企画流産が惜しまれる"。 
  13. ^ 伊丹 2005, p. 不明※引用:「これらエッセイにおける、気障に映りながらも、物事の本質をその細部にいたるまで理詰めで探求していく独自のスタイルは、その後の多くのエッセイストに影響を与えた」
  14. ^ 「残間里江子が輝く男に迫る」主婦と生活、主婦と生活社、1987年3月号、p95
  15. ^ 1000円の消しゴムの男。村松友視+糸井重里”. ほぼ日刊イトイ新聞. 2019年3月24日閲覧。
  16. ^ 太陽、平凡社、1982年7月号、p1
  17. ^ 四方田犬彦『日本映画史110年』集英社〈集英社新書〉、2014年8月、216頁。ISBN 9784087207521。"伊丹に決定的影響を与えたのは、当時の映画評論家が最新流行のフランス思想から借用してきた引用理論であった。『お葬式』にはドライヤーから小津安二郎までの、先行する実に多くのフィルムからの引用がこっそり隠されている"。 
  18. ^ 「考える人」編集部 2007, p. 不明.
  19. ^ 宮本信子が連ドラで復帰”. ZAKZAK. 1998年7月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月24日閲覧。
  20. ^ 伊丹十三が見た医療廃棄物の闇 - NHK放送史NHK総合テレビジョン 1998年3月31日放送)
  21. ^ Jake Adelstein (2010). Tokyo Vice. Constable. p. 350. ISBN 9781849014649 
  22. ^ 'Erase it, or be erased': Life on a Japanese mafia hit list”. Committee to Protect Journalists. 2019年3月24日閲覧。
  23. ^ “日めくり芸能界 12月【97年12月20日】伊丹十三監督が自殺 不倫報道に「死をもって潔白を証明」”. スポニチ Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2009年12月20日). オリジナルの2009年12月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091223091129/http://www.sponichi.co.jp/entertainment/special/calender/calender_200912/KFullNormal20091220000.html 
  24. ^ アサヒグラフ、通巻3955号、p73
  25. ^ 伊丹 2005, p. 206.
  26. ^ 「考える人」編集部 2007, p. 41.
  27. ^ 東京地方裁判所判決 平成19年(ワ)第35314号[要文献特定詳細情報]
  28. ^ [1]
  29. ^ 公益財団法人ITM伊丹記念財団”. 伊丹十三記念館. 2019年3月24日閲覧。
  30. ^ 伊丹 2005, p. 233.
  31. ^ コメットさん”. メディア芸術データベース. 2016年11月26日閲覧。
  32. ^ 土曜ドラマ サスペンスロマンシリーズ 死にたがる子”. NHKアーカイブス. NHK. 2019年3月24日閲覧。
  33. ^ 全日本CM協議会 編『CM25年史』講談社、1978年1月15日、247 - 250頁。NDLJP:12025175/128 
  34. ^ 講談社 編『SFX-CM大図鑑』講談社〈講談社X文庫〉、1986年11月3日、76 - 77頁。NDLJP:12023325/40 
  35. ^ 「CF撮影余話(ツムラ)」『近代企業リサーチ 4月10日』第679号、中小企業経営管理センター事業部、1993年4月10日、77頁、NDLJP:2652180/39 
  36. ^ 10/19詳細追加:10月22日(土)開催 映画人の視点「JUZO AGAIN(オールナイト)」詳細発表!!”. 第24回東京国際映画祭. 2019年3月24日閲覧。
  37. ^ 公式サイト「伊丹十三 FILM COLLECTION ブルーレイ」”. 伊丹プロダクション. 2019年3月24日閲覧。


「伊丹十三」の続きの解説一覧

「伊丹十三」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「伊丹十三」の関連用語

伊丹十三のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



伊丹十三のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの伊丹十三 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS