片渕須直とは? わかりやすく解説

片渕須直

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 07:18 UTC 版)

片渕 須直(かたぶち すなお、男性、1960年8月10日 - )は、日本アニメーション監督脚本家大阪府枚方市生まれ。株式会社コントレール取締役[1]


注釈

  1. ^ 2年で「アニメーションI」、3年で「アニメーションII」があるだけだった。
  2. ^ 後から聞かされた話では、提出された学生たちのシナリオを作監クラスで回し読みした結果、丹内が「こういうの、やりたいですよね」と片渕のものを推してくれたのだという。
  3. ^ 宮崎は当初地味で実直なものを考えていたようで、「この企画は通過儀礼がすべてなのであり、アクションを伴う事件性は盛り込む必要がない」と片渕と鈴木の案を批判した。完成版には存在する見せ場の飛行船の難破のシーンも宮崎案では入っていなかった。
  4. ^ スタジオジブリ新人スタッフ養成の担当者も兼ねた参加。
  5. ^ 完成自体は1989年9月。

出典

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  40. ^ 作品紹介 のたり松太郎”. 虫プロダクション. 2016年11月29日閲覧。
  41. ^ “片渕須直監督:新作アニメは「つるばみ色のなぎ子たち」 「マイマイ新子」“千年前の少女”の物語”. まんたんウェブ (MANTAN). (2023年5月21日). https://mantan-web.jp/article/20230521dog00m200039000c.html 2023年5月21日閲覧。 
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「片渕須直」の続きの解説一覧

片渕須直

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高畑勲」の記事における「片渕須直」の解説

片渕須直は、『セロ弾きのゴーシュ』で高畑監督出会いその後リトル・ニモ』で演出助手務めた。 「基準はすごく高いところにあり、大変厳しい方」だったという高畑監督について、 「戦後商業的にアニメーション大きく広げていこう、という状況の中で、高畑監督はもっと普遍的なテーマ持ったアニメーションができるのでは?と探っていました」と回想『この世界の片隅に』監督した時に道しるべとなったのが『火垂るの墓』だった」「高畑さんの子ども時代体験反映されている。戦争経験していない我々がどうすれば『火垂るの墓』追いつけるのかと必死になりました。」「冒頭空襲状況その場に立つと空襲がどう見えるのか、ものすごくきちんと描かれている。戦争経験した高畑監督自身経験からなのだと思います」と言及高畑さんは『この世界の片隅に』繰り返し見て下さったようで、『エール送ります』との言葉いただいたのが何よりうれしかった」と語る。片渕は高畑を「子どもだけでなく、大人も楽しむようになった今日の日本アニメーション隆盛築いた一番のキーパーソン」、「センス作るではなく作品中にセオリー置いて人物を描く唯一の人とも言える」という

※この「片渕須直」の解説は、「高畑勲」の解説の一部です。
「片渕須直」を含む「高畑勲」の記事については、「高畑勲」の概要を参照ください。

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