わんぱく王子の大蛇退治
原題: | |
製作国: | 日本 |
製作年: | 1963 |
配給: | 東映 |
スタッフ | |
演出: | 芹川有吾 セリカワユウゴ |
製作: | 大川博 オオカワヒロシ |
脚本: | 池田一朗 イケダイチロウ |
飯島敬 | |
企画: | 吉田信 ヨシダシン |
高橋勇 タカハシイサム | |
飯島敬 | |
作画監督: | 森康二 モリコウジ |
撮影: | 石川光明 イシカワミツアキ |
音楽: | 伊福部昭 イフクベアキラ |
美術: | 小山礼司 コヤマレイジ |
スクリプター: | 山本早苗 ヤマモトサナエ |
古沢日出夫 フルサワヒデオ | |
熊川正雄 | |
大塚康生 オオツカヤスオ | |
楠部大吉郎 クスベダイキチロウ | |
永沢詢 | |
奥山玲子 オクヤマレイコ | |
喜多真佐武 キタマサタケ | |
勝井千賀雄 | |
福本智雄 フクモトトモオ | |
蕗谷虹児 | |
振り付け: | 籏野恵美 |
色彩: | 横井三郎 ヨコイサブロウ |
キャスト(役名) |
住田知仁 (不明) |
岡田由紀子 オカダユキコ (不明) |
久里千春 クリチハル (不明) |
山内雅人 ヤマウチマサト (不明) |
川久保潔 カワクボキヨシ (不明) |
木下秀雄 キノシタヒデオ (不明) |
巌金四郎 イワオキンシロウ (不明) |
東京放送劇団 (不明) |
解説 |
「アラビアンナイト シンドバッドの冒険(1962)」に次ぐ東映動画スタジオの色彩長編漫画第六作。 |
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください |
昔々オノゴロ島にスサノオという腕白な王子がいた。亡き母イザナミを慕うスサノオは母の国を尋ねようと決心し、兎のアカハナを連れて島を飛び出した。まず荒海に住む怪魚アクルを退治してたどり着いた所は兄ツクヨミのいる夜のオス国。次に火の国では大男タイタンボウと一緒に暴れ者の火の神を退治し、タカマガ原へと旅立った。ここには姉である光の神アマテラスが住んでいて、スサノオは土地の開墾や畑作りをさせられるが失敗の連続。たまりかねたアマテラスは天の岩戸に入ってしまったので世界は闇となった。しかし神々のお祭り騒ぎにアマテラスは岩戸を開け、スサノオは励ましの言葉を背に天の鳥舟に乗り込んだ。出雲の国にさしかかった時、スサノオはクシナダ姫という美少女に逢い、頭が八つもある大蛇が娘をさらいに来るのだと聞いて、早速退治に出かけた。らんらんと眼を光らせ、口からは火を吐いて大暴れに怒るヤマタノオロチに向って、アメノハヤコマという天を走る神馬にまたがったスサノオは奮戦した。次から次へと挑んでくる頭を七つまで叩き落した時、スサノオは剣を折られてしまった。その時、母の形見の曲玉が黄金の剣に変り、勇気百倍のスサノオはその剣で最後の大蛇を突き刺したのだった。今まで闇だった世界が消えて美しい風景があらわれた。そこへスサノオが夢にまでみた母の幻があらわれ、「私はあなたの心の中、平和で美しい幸せの国にいます」と言って消えた。スサノオは初めて自分の心をみつめ、困難と戦って母なる幸せの国を立派に築こうと決心するのだった。 |
わんぱく王子の大蛇退治
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 15:31 UTC 版)
『わんぱく王子の大蛇退治』(わんぱくおうじのおろちたいじ)は、1963年に公開された東映動画製作の劇場用アニメ映画(長編漫画映画)。86分。カラーワイド版。封切1963年3月24日(首都圏先行)→1963年7月15日(全国)[1]。
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- ^ a b c d e f 「東映動画アーカイブス」(ワールドフォトプレス)140頁 2010年
- ^ 「東映動画アーカイブス」24頁
- ^ 「アニメチラシ大カタログ」(勁文社)7頁 2000年
- ^ 「アニメーション座談会 根性ある人は150本すべてみなさい!」『世界と日本のアニメーションベスト150』ふゅーじょんぷろだくと編、ふゅーじょんぷろだくと、2003年、p81。
- ^ 大塚康生、森遊机『大塚康生インタビュー アニメーション縦横無尽』実業之日本社、2006年、p245.
- ^ 高畑勲「60年代頃の東映動画が日本のアニメーションにもたらしたもの」『作画汗まみれ 増補改訂版』大塚康生、徳間書店、2001年、p252.
- ^ 大地丙太郎「わんぱく王子の大蛇退治 単純にワクワクできて、やさしさを素直に表現している良質のアニメーション」『世界と日本のアニメーションベスト150』p23。
- ^ おかだえみこ『ディズニー、手塚からジブリ、ピクサーへ 歴史をつくったアニメ・キャラクターたち』キネマ旬報社、2006年、p134。
- ^ EYECOM Files編「第5章 テク 『アニメーション表現の歴史』 氷川竜介」『SFアニメがおもしろい 機動戦士ガンダムから新世紀エヴァンゲリオンまで』アスペクト、1997年1月7日、ISBN 4-89366-643-6、168頁。
- ^ 草薙聡志『アメリカで日本のアニメは、どう見られてきたか?』徳間書店、2003年、p60.
- ^ 「なつぞら」66話、劇中アニメ「わんぱく牛若丸」アニメクラスタと大河ドラマクラスタが沸いた エキレビ 2019年6月17日、2019年11月11日閲覧
- ^ 特に「アメノウズメの踊り」の場面は、伊福部と作画スタッフの綿密な打ち合わせの後、作画以前に録音され、旗野恵美バレエ団によるライブアクション撮影後、その映像をもとに作画された。このシーンの原画は、今はイラストレーターとして活躍している永沢詢(現・永沢まこと)が担当した。
- 1 わんぱく王子の大蛇退治とは
- 2 わんぱく王子の大蛇退治の概要
- 3 声の出演
- 4 受賞
固有名詞の分類
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