あまてらす‐おおみかみ〔‐おほみかみ〕【天照大神/天照大御神】
天照大神
天照大神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 19:08 UTC 版)
天照大神(あまてらすおおみかみ/あまてらすおおかみ)または天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、日本神話に主神として登場する神。女神と解釈され、高天原を統べる主宰神で、皇祖神である。『記紀』においては、太陽神の性格と巫女の性格を併せ持つ存在として描かれている。神武天皇は来孫。
注釈
- ^ 布波能母遅久奴須奴神、八島牟遅能神などにも見られる。
- ^ 「我が心清く明し。故れ、我が生める子は、手弱女を得つ。」[18]
- ^ 日本書紀には6柱とする説もある
- ^ 1871年12月22日、政府は伊勢神宮の神宮大麻を地方官を通して全国700万戸に1体2銭で強制配布することに決め、翌年から実施した。1878年(明治11年)以後は受不受は自由となったが、依然として地方官が関与してトラブルを生ずることがあった[43]。
- ^ 「皇大神宮は、内宮(ないくう)とも呼ばれ、御祭神は皇室の御先祖神と尊ばれ、また、国民の総氏神と仰がれている天照大神(あまてらすおおみかみ)です。」[44]
- ^ 中世神話では主に男性神として、中世に編纂された『日諱貴本紀』には両性具有神として描写される。
出典
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天照大神(あまてらすおおみかみ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 15:47 UTC 版)
「南Q阿伝」の記事における「天照大神(あまてらすおおみかみ)」の解説
記紀神話において最高の神とされる女神。本作では危機に陥った南久阿らを日光で救った。
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天照大神
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「アマテラス (曖昧さ回避)」の記事における「天照大神」の解説
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天照大神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 21:40 UTC 版)
ごっパラの引き篭もりクイーン。太陽の神で太陽と交信することで天候をある程度コントロールできる。彼女もポセイドン同様グラマラスな体型をしている。ネガティブでかなりの恥ずかしがり屋なので80年間も岩戸に引き篭もっていたが、大地達の説得によって再びごっパラ学園に通うことになった。
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天照大神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:14 UTC 版)
八百万の神々の頂点に君臨する主神。日の世全てを統べる神と称され、「宮様」という敬称で呼ばれている。
※この「天照大神」の解説は、「ノラガミ」の解説の一部です。
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