命名の儀(めいめいのぎ)
皇族が誕生してから7日目に行われる命名の儀式のこと。一般の「お七夜」にあたる。浴湯(よくとう)の儀に引き続き行われ、命名の儀のあと、天皇陛下をはじめ皇族らによる祝宴が催される。
皇族の場合、誕生してから命名されるまでの間は「新宮さま」と呼ばれる。命名の儀では、天皇陛下が新宮さまの名前と称号(宮号とも言う)を決定し、新宮さまの両親に伝えられる。
今回は、国文学者や漢文学者らが選んだいくつかの候補の中から、皇太子さまと雅子さまが命名の候補をあらかじめ天皇陛下に伝えておくという形を取るようだ。その結果、伝統的な形式の上に、実質的には皇太子ご夫妻の意思でお子さまの名前が決められることになる。
戸籍法は、天皇や皇族を対象としていない。そのため、一般の戸籍簿にあたる「皇統譜」に、名前、生まれた日時および場所などを登録する。
国会は、衆議院・参議院ともに、天皇・皇后両陛下と皇太子ご夫妻にお祝いの気持ちを表す「賀詞(がし)」を全会一致で議決した。命名の儀で、衆議院および参議院の議長は、国会を代表して賀詞を奉呈する。
(2001.12.07更新)
命名の儀
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 02:10 UTC 版)
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命名の儀(めいめいのぎ)とは生後7日(お七夜)を迎えた皇族に命名する皇室の儀式である。同時に当該皇族にはお印も与えられる。
概説
- 皇族が誕生すると、当該皇族の父と宮内庁書陵部と漢学者が相談して、命名すべき名前(嫡流の場合称号も)を決める。
- 名前の候補が絞られると、嫡流の場合、天皇が最終的な決定を行う。宮家の場合、当該皇族の父の一存で決定される。
- 決定した名前は大高和紙に墨書され、両親が確認したのちにそれを宮務官が桐の箱に入れる。
- それを当該皇族の枕もとに置く。
- 当該皇族の母が内容を確認して、再び箱に戻す。
- それを、当該皇族の父のもとへ戻す。
これで「命名の儀」は終わり。このあと名前を「皇統譜」に記載する。
命名の儀
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「GLA (宗教法人)」の記事における「命名の儀」の解説
「命名の儀」は、両親や親族によってつけられた「名」が、司祭の祈りとともに嬰児に授けられる。
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