きり【×桐】
読み方:きり
1 キリ科の落葉高木。高さ約10メートル。樹皮は灰白色。葉は大形の広卵形で長い柄をもち、対生。5月ごろ、紫色の鐘状の花が円錐状に集まって咲く。実は熟すと殻が裂け、翼をもった種子が出る。材は白く、軽くて狂いが少なく、げた・たんすなどに重用。中国の原産。しろぎり。《季 花=夏 実=秋》
2 紋所の名。桐の花と葉をかたどったもの。五七の桐・五三の桐・唐桐(からぎり)など。
3 《1の材で作るところから》琴。
とう【×桐】
桐
キリ
野生のものはなく、北海道南部から南の各地に植栽されています。よく知られている産地は福島県(会津桐)、岩手県(南部桐)、さらに新潟県、茨城県などです。しかし、最近では日本でキリの需要が多いことから、中国、台湾、米国、フラジルなど海外諸国で植栽されたものが、大量に輸入されています。同類には、タイワンギリ:P.kawakamii、ココノエギリ:P.fortuneiなどがありますが、これらを見分けるのは、容易ではありません。このようなことから、婚礼家具の代表の観のあるキリの箪笥の内かなりの割合のものが、外国育ちのキリを使ったもののはずです。かつて「娘が生まれたら、キリを植えて嫁入りのときに伐って箪笥をつくってやる」というようなことがいわれ、また行われていました。そのくらい成長が早く、短期間で木材が得られる樹種です。キリを植える習慣は減ったでしょうが、キリの箪笥は婚礼家具の一つとして、依然として頑張っています。 ■木材 |
桐
桐
桐
桐
桐
姓 | 読み方 |
---|---|
桐 | きり |
桐 | きりさき |
桐 | きりたか |
桐 | とう |
桐 | ひさ |
キリ
(桐 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/05 22:51 UTC 版)
キリ(桐[2]、学名: Paulownia tomentosa)は、シソ目のキリ科[注釈 1]キリ属の落葉広葉樹。別名、キリノキともよばれる[3]。中国名は毛泡桐で[1]、漢語の別名として白桐、泡桐、榮がある。初夏に特徴的な淡紫色の花を咲かせる花木で知られる。日本における経済的価値は高く、林業の特用樹種である[4]。アメリカの国立公園では外来種として駆除の対象[5]。日本では軽くて狂いや割れも少ない材の特性を活かして、高級家具の桐箪笥や、琴、琵琶が作られる。
- 1 キリとは
- 2 キリの概要
桐(初代)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/23 15:13 UTC 版)
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