テンプレートとは? わかりやすく解説

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テンプレート

英語:template

テンプレートとは

テンプレート(英: template)とは、「型板」や「鋳型」という意味を持つ英単語である。

テンプレートは「型に流し込んで、同じ形のものをつくりだす」ことから、一般では「定型文」「ひな形」「決まった様式」などの意味用いられるまた、インターネット上では「テンプレ」と略して用いられる傾向があり、インターネット上でテンプレと書かれた場合は、同じよう文章決まり文句繰り返されるような状況用いられることが多い。

テンプレート(template)の語源・由来

テンプレート(template)の語源は「伸子・籡(しんし)」という意味を持つtempleである。伸子とは、布を洗った染色をしたりするときに、布幅を左右均等にぴんと張った状態にする棒状のもののこと。「一定の状態にする」という意味から、templateの「型」という意味が生じた

インターネット用語としてのテンプレート(テンプレ)の用法

テンプレート(テンプレ)は、同じ文章決まり文句繰り返されるような状況用いられることが多い傾向にある。

たとえば、5ちゃんねるなどの電子掲示板システムで、新しスレッド会話)を立てるたびに趣旨単語登場人物説明が行われるが、これらの概略やまとめのことをテンプレと呼ぶ。

また、SNS掲示板やりとりなどで見受けられる決まりきった表現反応のこともテンプレと呼ぶ。たとえばSNSで「仕事終わったと書かれたものに対して「オツー」(おつかれさまの意味)と毎回のようにする同じ返信などがテンプレ該当する

テンプレート【template】

読み方:てんぷれーと

型板

四角形や円などがくりぬいてある定規板。内側の縁に沿って図形を描くもの。

歯のかみ合わせ矯正する器具一種

パソコンキーボード上に置く、キー機能表示したシート

パソコンで、表計算データベース用ソフトのサンプル集。形式整えてあり、すぐに利用できるフォーム

定型文

「テンプレート」に似た言葉

テンプレート

【英】template

テンプレートとは、(1)頻繁に利用する定型フォーマットで、計算式埋め込まれ表計算ソフトの表項目や、はがきや帳票など、定型パターン一部変更して使用できるデータフォーマットのこと、あるいは(2)入出力、処理、分岐などを表すフローチャートを書くための定規のことである。

(1) 頻繁に利用する定型フォーマットで、計算式埋め込まれ表計算ソフトの表項目や、はがきや帳票など、定型パターン一部変更して使用できるデータフォーマットのこと。必要最小限情報入力するだけで目的のものが完成するように、レイアウトなどがあらかじめ施されている。また、ワープロソフトデータベースソフト用などの定型フォーム別売されている。

また、ホームページ作成ソフトにも、自分の名前など最低限情報入力するだけでホームページ作成できるようなテンプレートが入っている。

(2) 入出力、処理、分岐などを表すフローチャートを書くための定規のこと。テンプレート定規とも呼ばれる

.tpl

読み方ティーピーエル,テンプレート

.tplとは、様々なデータについて、テンプレート(ひな形)として保存されるファイル一般に付く拡張子のことである。


テンプレート

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

テンプレート

読み方てんぷれーと
【英】: template

海洋油田開発際し開発井を掘削するために海底面設置される台座のことで、必要坑井分のスロットslot開口部)を持つ。テンプレートを使い、その上洋上位置する移動式海洋掘削装置からテンプレートのスロット通して掘った複数傾斜井のケーシング・ヘッド暫定的にテンプレートにセットすることにより、生産プラットフォーム浮遊式生産システム構成機器建造設置までの間に開発井の掘削が可能となり、開発意思決定から生産開始までのリード・タイム短縮が可能となる。テンプレートから掘削され坑井坑口はテンプレートを抱くように設置されプラットフォーム置かれるタイバック作業により)か、もしくは海底仕上げされる。また、テンプレート上にマニホールド設置し近隣掘削されサテライト・ウェルからの生産物もここに集め生産ライザー通じて海面上の生産処理施設に送ることもある。

テンプレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 14:11 UTC 版)

テンプレート: template)とは、文書などのコンピュータデータを作成する上で雛形となるデータ、あるいは雛形そのもの[1]

最も抽象的なテンプレートは、レイアウトのみのデータで、テキストを流し込むことでレイアウトつき文書となる。 具象的なテンプレートは、それ自体文書であり、数箇所の修正または空白への書き込みで目的の文書となる。 このほか、さまざまな段階がある。

テンプレートから文書を作る工程は、手動の場合も自動の場合もある。

語源は四角形や円などがくりぬいてある定規板で、そこから一定の状態にするというという意味が生まれた。[2] [3]

ワープロのテンプレート

ワードプロセッサのテンプレートは、あらかじめ定型的な文章が用意されている。それに名前など必要な部分を埋めこんだり書き換えたりすることによって、体裁の整った文書を簡単に作成することができる。 特に、日本では簡単な文書や、複雑な表組みを備えた帳票など、様々な種類の文書テンプレートが利用されている。 また、ワープロソフトのテンプレート以外でも、マイクロソフトMicrosoft Excel (エクセル)、パワーポイントを代表とした様々なビジネスソフトを利用して、伝票・帳票・宛名ラベル・はがきなどに印刷するため、それぞれのビジネスソフトのテンプレートファイルも利用されている。 それらのテンプレートファイルは、以前はアプリといっしょに「テンプレート集」として販売されていたが、最近はネット上で広く公開サービスを行っているサイトも多い。

電子掲示板のテンプレート

電子掲示板には、容易に長文を書き込むためのさまざまなテンプレート(テンプレ)が出回っている。多くの場合、テンプレ自体も過去になされた書き込みであり、それを部分的に書き換えて使われる。テンプレを基にした書き込みもテンプレと呼ばれることがある。

1つの範疇は、スレッドフロート電子のシリーズ化したスレッドの最初に、スレッド作成者いわゆる >>1 により記述される定型文である。スレッドの性質にもよるが、前スレからの変更がない場合は、前スレのURLなど1 - 2箇所の修正で使えるようになっている。目的やルール、参加するにあたって最低限必要な知識などが含まれており、ひととおり読んでおくことが求められる。長文になる場合やdat落ちなどによる消失を防ぐために参加者のウェブサイト等に転記され、URLのみが記述されることもある。

そのほか、いわゆる「コピペ」の雛形となるテンプレなどがある。

テンプレートエンジン

テンプレートエンジンは、テンプレートから文書を作る工程を自動化したソフトである。テンプレートに対し、テンプレートに埋め込むデータをデータモデルという。

同じレイアウトのウェブページを大量に生成するときなどに使われる。

テンプレート構文

テンプレート構文は、プログラミング言語や高レベルな拡張テキストで、繰り返し使われる部分を簡潔に表すための構文である。

テンプレートは空白のかわりにメタ変数を残して定義され、呼び出すときにはメタ変数に入れる識別子や文字列を指定する。

C++などのプログラミング言語で抽象データ構造を定義するために使われるほか、Wikiなどでも{{ABCDE}}のような形で使われる。

脚注

  1. ^ 「ひな形(ひな型?)」「テンプレート」とは定型書式のことのように両者を同一視している表現もある。
  2. ^ テンプレート”. weblio辞書 小学館. 2022年12月27日閲覧。
  3. ^ 『旺文社 国語辞典』(11版)旺文社、2013年10月13日、1034頁。 

関連項目


テンプレート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/06 15:12 UTC 版)

深淵 (ゲーム)」の記事における「テンプレート」の解説

深淵では独自の世界観合致した作成済みキャラクター用意されており、これを「テンプレート」と呼ぶ。基本ルール予感の書)には32種のテンプレートが用意されている。テンプレートはサプリメントによってさら多くのものが追加されるキャラクター新しく作る作成ルール基本ルールにはなく、追加サプリメント用意される。これと運命組み合わせればそれほど手間取らずに(キャラクター名やより細かい設定決めるなどすれば)すぐにセッション参加することができる。テンプレートの中には騎兵傭兵といった戦闘向きのものだけでなく農夫商人踊り娘などといった非戦闘系のものもある。また死体を操るものや魔族復活企む魔族信徒など普通のファンタジーTRPGではプレイするのに躊躇するような危険なテンプレートも用意されている。

※この「テンプレート」の解説は、「深淵 (ゲーム)」の解説の一部です。
「テンプレート」を含む「深淵 (ゲーム)」の記事については、「深淵 (ゲーム)」の概要を参照ください。

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