深淵

デジタル大辞泉

しん‐えん【深^×淵】

読み方：しんえん

１ 深いふち。深潭(しんたん)。

２ 奥深く、底知れないこと。「孤独の—に沈吟する」

短編小説作品名辞典

深淵

作者大西赤人

収載図書夜の道連れ
出版社光文社
刊行年月1988.2
シリーズ名光文社文庫

深淵

作者埴谷雄高

収載図書暗黒のメルヘン 〔新装版〕
出版社立風書房
刊行年月1990.7

収載図書戦後短篇小説再発見 9 政治と革命
出版社講談社
刊行年月2002.2
シリーズ名講談社文芸文庫

深淵

作者福永武彦

収載図書ちくま日本文学全集 016 福永武彦
出版社筑摩書房
刊行年月1991.9

深淵

作者サーデグ・ヘダーヤト

収載図書生埋め―ある狂人の手記より
出版社国書刊行会
刊行年月2000.12
シリーズ名文学の冒険

深淵

作者原石寛

収載図書自選短篇小説集
出版社原石寛
刊行年月2007.2

ウィキペディア

深淵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2018/04/05 00:58 UTC 版)

深淵（しんえん）とは、深い淵や水の深く淀んだ場所を指す語。英語の“abyss”に対応する。 新共同訳聖書では創世記に登場する単語テホム（en:Tehom）の訳語として用いられている。

フレッド・ゲティングズ著『悪魔の辞典』によると、悪魔学においては「進化の終着点」を意味し、すなわち人間の行き着く最後の未来を意味する。これから連想が進み、ヨハネの黙示録のアバドンといったイメージになった。カバラの学者は深淵をマサク・マヴディルと表現し、落伍者の行き着く場所と解釈している。

ウィキペディア小見出し辞書

深淵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2019/01/06 15:12 UTC 版)

「深淵 (ゲーム)」の記事における「深淵」の解説

「深淵」（しんえん）とはこの作品自体の名前としても使われる独自の概念・存在である。世界と重なって存在する異空間であり、魔力の源。水音を立てる水や海として表現され想起される。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

深淵

出典:『Wiktionary』 (2021/09/11 10:53 UTC 版)

名詞

深 淵（しんえん）

1. 深い淵（ふち）。（比喩的に用いる。）
   • 彼との関係に深淵ができてしまった。
2. 物事（ものごと）の奥深いところ。

翻訳

• 英語: abyss ^(en); deep ^(en)
• ポーランド語: otchłań ^(pl) 女性

Weblio日本語例文用例辞書

「深淵」の例文・使い方・用例・文例

• 両者間に深淵の横たわるあり（意志疎通せず）
• 深淵に臨む
• 深い井戸；深い庭に囲まれた；センター深くにボールを打った；深淵空間で；腰までの深さの
• 深海の深淵に似た
• 深淵の女神でエアの娘
• 碧々とした深淵