アバドンとは? わかりやすく解説

アバドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 07:14 UTC 版)

アバドン(上)と戦うクリスチャン ジョン・バニヤン天路歴程より.

アバドン(Abaddon)とは、『ヨハネの黙示録』に登場する奈落の王で、ヘブライ語で「破壊の場」「滅ぼす者」「奈落の底」を意味する。日本語では「アバドーン」とも表記される[1]

概要

5番目の天使がラッパを吹く時に、「に似て金の冠をかぶり、翼との尾を持つ」姿での群れを率いる天使として現れ、人々に死さえ許されない5ヶ月間の苦しみを与えるという。蝗害が神格化されたものだと考えられている[2]

また奈落の主とも言われ、奈落の鍵を管理していて、千年の間サタンを閉じ込めていた[3]

キリスト教などでは堕天使の一人とされ、ルシファーと同一視されることもある[4]

一般的には悪魔としてのイメージが強くサタンサマエルと同一視されることもある[5]。また悪魔の支配階級としてではなく、底無しの穴、深淵などの同義語として使用されることもある[2]

ギリシア語では「破壊者」を意味するアポリュオン(Apollyon)アポリオン(Apollion)アポルオン(Apollon)と呼ばれており[1]、一説ではギリシア神話におけるアポローン(Apollon)が自ら打ち倒したピュートーンと同一視されることによって零落した姿とも言われている[4]

脚注

出典


アバドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/18 00:14 UTC 版)

偽書ゲッターロボ ダークネス」の記事における「アバドン」の解説

大幹部イデア1人にあたると思われる巨大イデア金属製巨体中心に髭面人間態の顔を有している。

※この「アバドン」の解説は、「偽書ゲッターロボ ダークネス」の解説の一部です。
「アバドン」を含む「偽書ゲッターロボ ダークネス」の記事については、「偽書ゲッターロボ ダークネス」の概要を参照ください。

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