アバナシニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/08 16:55 UTC 版)
アンサロン南西部の半島。北のソラムニアとは海峡で隔てられた地域。東はエルフ国クオリネスティ、南はドワーフ国トルバルディンのある山脈と接しており、多種多様な種族が住む景観に富んだ地域。『ドラゴンランス』及び『ドラゴンランス伝説』の主要人物たちの多くがこの地域の出身者で構成される。比較的安全な地域で、しばしば北方で起こる戦乱を逃れてきた人々の避難場所としての役割も果たしてきた。 アンカタヴァカ(Ankatavaka) アバナシニア西岸の町。エルゴス帝国の一部だったが、大変動によって切り離された港となった。クリンの神々が去った後、新たな神々を探そうとするシーク教徒によって統治されるようになった。 闇の森(Dark woods) ソレースの南西に広がる森。守護者であるユニコーンをはじめ、ケンタウルスや死霊の戦士などが棲んでいる。死霊はかつて守護者を裏切った代償として永久に森を守る義務を負わされた。混沌戦争の終結後、カオスから生まれた子供たちがフォレストマスターを捕らえて森を腐敗させようとした。キャラモン・マジェーレとその娘デズラによって企みは阻止されたものの、ケンタウルスの7つの部族の内、5つが消滅した。。 ヘイブン(Haven) ソレース、闇も森のさらに南西にある都市。クオリネスティの森の境に程近い地にあり、アバナシニア地域の政治的な中心地で事実上の首都。シーク教の拠点として栄えたが、ドラゴンランス戦争でヴェルミナァルド卿率いる赤龍軍に占領され、教団は壊滅状態に陥った。 ゲイトウェイ(Gateway) 大変動直後にソレースと同時期に築かれた都市。他の諸都市と共に赤龍軍に占領された。 パックス・タルカス(Pax Tharkas) エルフ語で『平和の城塞』と言う意味。ヘイブンやソレースの南方、カロリス山脈の麓にある城塞。クオリネスティ・エルフとトルバルディンのドワーフ、エルゴス人の共同で建設され、種族間の友情の象徴とされた。ドラゴンランス戦争では赤龍卿ヴェルミナァルドとその相棒の赤竜エンバーの居城とされ、彼らがランスの英雄たちに倒された後はどぶドワーフの住み処になった。 ケ=シュ(Que Shu) アバナシニア東部に居住する平原人の集落。ランスの英雄、ゴールドムーンとリヴァーウィンドの出身地。 シャルシー(Schallsea) アバナシニアの東の海上に浮かぶ島。大変動によって大陸中部が水没した際にアバナシニア及びソラムニアと分断された島になった。 光の城塞 混沌戦争の終結後、ゴールドムーンが築いた城塞 ヘッジメイズ 銀の階段を囲む生け垣の迷路。その構造は絶えず変化し続けており、強固な意志を持つ者しか階段に到達することはできない。 ソレース 憩いの我が家亭 最後の英雄の墓 Academy of Sorcery Sad Town タルシス ザク・ツァロス Zhaman スカルキャップ山 塵の平原(Plains of Dust)
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