ユニコーン【unicorn】
ユニコーン企業
別名:ユニコーン
【英】unicorn
ユニコーン企業とは、創業10年未満のスタートアップ企業で、株式市場へ未上場、かつ企業評価が10億ドル以上に達しているテクノロジー系企業を指す用語である。2010年代前半に米国のベンチャーキャピタリストが提唱した。
ユニコーン企業と呼ばれるには「創業10年未満」「未上場」「評価額10億ドル以上」「テック系企業」という4つの条件すべてに該当している必要がある。創業11年目に突入したり、上場を果たしたりすると、他の条件は満たしていても「ユニコーン企業」の定義からは外れる。
「ユニコーン」とは西欧における伝説的な生き物(幻獣)である。創業まもなく大成功を収めるスタートアップ企業はユニコーンになぞらえて表現し得るほど稀少であるという含意があるとされる。
企業評価額が100億ドルを突破するユニコーン企業を「デカコーン企業」、同じく1000億ドルを突破するユニコーン企業を「ヘクトコーン企業」と呼ぶ場合がある。これは「ユニコーン」の「ユニ」(もともと「1」の意)を10倍(deca)、100倍(hecto)に換えたもじり表現である。
ユニコーン 【unicorn】
ユニコーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 00:52 UTC 版)
ユニコーン(英語 : Unicorn, ギリシア語 : Μονόκερως, ラテン語 : Ūnicornuus)は、一角獣(いっかくじゅう)とも呼ばれ、額の中央に一本の角が生えた馬に似た伝説の生き物である。語源はラテン語の ūnus 「一つ」と cornū 「角」を合成した形容詞 ūnicornis (一角の)で、ギリシア語の「モノケロース」[1] から来ている。非常に獰猛であるが人間の力で殺すことが可能な生物で、処女の懐に抱かれておとなしくなるという。角には蛇などの毒で汚された水を清める力があるという。海の生物であるイッカクの角はユニコーンの角として乱獲されたとも言われる。
- ^ ギリシア語 Μονόκερως = μόνος 「一つ」+ κέρας 「角」
- ^ 偶蹄目の蹄。よく「割れている」と誤解されるがそうではなく、ヒトで言えば中指と薬指に相当する。
- ^ ゾウと戦うユニコーン。『クイーン・メアリー詩篇集』(The Queen Mary Psalter)第100葉裏より、1310 – 1320年頃、大英図書館蔵。
- ^ プリニウスの『博物誌』(Naturalis historia)第8巻第29(20)章第71節 や アエリアヌスの『動物の特性について』(Περὶ Ζῴων Ἰδιότητος)第17巻第44章 では、サイがゾウとの戦いに備え、角を岩で研ぐとある。
- ^ アルベルトゥス・マグヌス 『動物について』(De animalibus)第22巻第2部第1章第106節「ユニコーンについて」 より。
- ^ 尾形希和子 『教会の怪物たち』 講談社〈講談社メチエ〉、2013年、90頁。
- ^ レオナルド・ダ・ヴィンチ 「一角獣をつれた貴婦人」 1470年代、ペン画、アシュモレアン博物館、オックスフォード。
- ^ Odell Shepard, The Lore of the Unicorn, London: Merchant Book Company Limited, 1996. シェパードは一角獣の方を unicorn、その武器である角の方を古いイタリア語の形式の alicorno (ポルトガル語では alicornio)に基づいて、alicorn と使い分けている。
- ^ アストラガロス(Άστραγάλους)とは、くるぶしの間にある距骨(ターロス、Talus)と呼ばれる動物の骨の部分で、古代ギリシア人やローマ人は、この骨をサイコロとして使っていた。
- ^ ここに出て来るヘラジカ(Alces)には、後肢の膝関節がなく、一度横たわると二度と起き上がれないと言う(カエサル『ガリア戦記』第6巻第27節)。これと似た話が プリニウスの『博物誌』第8巻第16(15)章第39節 にも見られる。そこにはアクリス(Achlis)というヘラジカに似た生き物が紹介されているが、後肢の関節を持たないことなどカエサルの言うヘラジカ(Alces)と内容が一致している。
- ^ 中世のラテン語訳聖書では h が付いたり付かなかったりする。
- ^ ノアの方舟に乗らないユニコーンたち。Tobias Stimmer, Neue künstliche Figuren Biblischer Historien, Basel 1576 の中の木版画。ユニコーンのつがいが、ノアの方舟に乗り込むことを拒否している。
- ^ バールラームとヨサファートの物語は、中世ヨーロッパにおいて、沢山の異本が知られており、6世紀のビザンチンに起源を持つという。さらに、いくつかの物語は、仏陀の生涯にかなり類似しているという。
- ^ The Worshipful Society of Apothecaries of London
ユニコーン(Unicorn)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 22:13 UTC 版)
「ファイナルファンタジーVI」の記事における「ユニコーン(Unicorn)」の解説
癒しを司る幻獣。帝国の魔導研究所に捕われ、ビーカーの中で力を吸われていたがパーティに救われたことにより自ら魔石化して力を貸す。額の角から癒しの魔力を放出し、味方全体の状態異常を回復する「ヒールホーン」を行使する。
※この「ユニコーン(Unicorn)」の解説は、「ファイナルファンタジーVI」の解説の一部です。
「ユニコーン(Unicorn)」を含む「ファイナルファンタジーVI」の記事については、「ファイナルファンタジーVI」の概要を参照ください。
ユニコーン(Monoceros)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 19:42 UTC 版)
「博物誌」の記事における「ユニコーン(Monoceros)」の解説
インドに生息し、馬の体、鹿の頭、象の肢、猪の尾を持ち、額の中央に黒く、長い一本の角が生えている獰猛な獣。(第8巻第31(21)章第76節)
※この「ユニコーン(Monoceros)」の解説は、「博物誌」の解説の一部です。
「ユニコーン(Monoceros)」を含む「博物誌」の記事については、「博物誌」の概要を参照ください。
ユニコーン
「ユニコーン」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- ユニコーンのページへのリンク