drag on
「drag on」の意味・「drag on」とは
「drag on」は英語のフレーズで、主に何かが予想以上に長引く、または遅延する状況を表す。このフレーズは、特に計画やプロジェクトが予定よりも長くかかる場合や、会議や議論が終わらない状況を表現するのに用いられる。例えば、「The meeting dragged on for hours.」という文は、「会議が何時間も長引いた」という意味になる。「drag on」の発音・読み方
「drag on」の発音は、IPA表記では/draɡ ɒn/となる。IPAのカタカナ読みでは「ドラグ オン」となり、日本人が発音するカタカナ英語では「ドラッグ オン」となる。このフレーズは発音によって意味や品詞が変わる単語ではないため、特に注意する点はない。「drag on」の定義を英語で解説
「drag on」は、something continues for longer than expected or desired, especially something unpleasant or boringと定義される。つまり、「何かが予想以上に長引く、特に不快または退屈な何か」という意味を持つ。例えば、「The negotiations dragged on for weeks.」という文は、「交渉が何週間も長引いた」という意味になる。「drag on」の類語
「drag on」の類語としては、「prolong」、「extend」、「lengthen」などがある。これらの単語もまた、何かが予想以上に長引く、または遅延する状況を表す。ただし、これらの単語は「drag on」よりも形式的な表現であることが多い。「drag on」に関連する用語・表現
「drag on」に関連する表現としては、「drag out」がある。これは「drag on」が何かが予想以上に長引くことを表すのに対し、「drag out」は何かを必要以上に長引かせる、つまり意図的に遅延させることを表す。「drag on」の例文
以下に「drag on」を用いた例文を10個示す。 1. The meeting seemed to drag on forever.(会議は永遠に長引くように思えた)2. The trial dragged on for months.(裁判は何ヶ月も長引いた)
3. The project dragged on longer than we expected.(プロジェクトは我々が予想したよりも長引いた)
4. The dispute dragged on, with no resolution in sight.(紛争は解決の見込みなく長引いた)
5. The construction work dragged on due to unforeseen complications.(予期せぬ問題により、建設作業は長引いた)
6. The negotiations dragged on, causing frustration among the team.(交渉が長引き、チーム内に不満が生じた)
7. The lecture dragged on, making the students restless.(講義が長引き、学生たちは落ち着きを失った)
8. The process dragged on, delaying the product launch.(プロセスが長引き、製品のローンチが遅れた)
9. The investigation dragged on, with no end in sight.(調査は終わりが見えないまま長引いた)
10. The debate dragged on, with neither side willing to concede.(議論はどちらの側も譲らないまま長引いた)
dragon
「dragon」の意味・「dragon」とは
「dragon」は英語で、日本語では「竜」または「ドラゴン」と訳される。この単語は、伝説や神話、ファンタジー作品などに登場する大きな爬虫類のような生物を指す。一般的には、翼を持ち、火を吹く能力を有するとされる。西洋と東洋でイメージが異なり、西洋では恐ろしい怪物として描かれることが多い一方、東洋では神聖な存在として扱われることが多い。「dragon」の発音・読み方
「dragon」の発音は、IPA表記では/dɹæɡən/となる。IPAのカタカナ読みでは「ドラゴン」となり、日本人が発音するカタカナ英語でも「ドラゴン」と読む。この単語は発音によって意味や品詞が変わるものではない。「dragon」の定義を英語で解説
英語の辞書によると、「dragon」は"a large, frightening imaginary animal, often represented with wings, a long tail, and fire coming out of its mouth"と定義されている。つまり、「翼、長い尾、口から火を吹くなどの特徴を持つ、大きくて恐ろしい想像上の動物」という意味である。「dragon」の類語
「dragon」の類語としては、「wyvern」や「serpent」などがある。「wyvern」は二足歩行のドラゴンを指し、「serpent」は大蛇や海蛇を指すが、神話や伝説ではドラゴンと同様の存在として描かれることがある。「dragon」に関連する用語・表現
「dragon」に関連する表現として、「dragonfly」(トンボ)、「dragon fruit」(ドラゴンフルーツ)、「dragon's blood」(ドラゴンズブラッド、植物の一種)などがある。これらの表現は、ドラゴンの特徴やイメージを借りたメタファーとして使われる。「dragon」の例文
1. The knight fought the dragon to save the princess.(騎士は姫を救うためにドラゴンと戦った。)2. The dragon flew over the mountains.(ドラゴンは山々を飛び越えた。)
3. The dragon in the story symbolizes evil.(物語の中のドラゴンは悪を象徴している。)
4. The dragon's roar echoed through the valley.(ドラゴンの咆哮が谷間に響き渡った。)
5. The dragon guarded a treasure in the cave.(ドラゴンは洞窟の中の宝物を守っていた。)
6. The dragon breathed fire at the enemies.(ドラゴンは敵に向かって火を吹いた。)
7. The dragon's scales were as hard as steel.(ドラゴンの鱗は鋼のように硬かった。)
8. The dragon in Chinese mythology brings rain and good harvest.(中国神話のドラゴンは雨と豊穣をもたらす。)
9. The dragon wrapped its tail around the tower.(ドラゴンはその尾を塔に巻きつけた。)
10. The dragon was defeated by the brave hero.(ドラゴンは勇敢な英雄に倒された。)
ドラゴン 【Dragon】
ドラゴン
ドラゴン
ドラゴン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/15 04:15 UTC 版)
ドラゴン(英: dragon)とは、ヨーロッパ文化圏で共有されてきた伝承や神話における伝説上の生物である。
ドラゴンのイメージには時代や地域による多様性が見られるが、現代における典型的なイメージとしては、ドラゴンは、鱗に覆われた巨大なトカゲかワニのような姿をしており、頭に2本の角が生え、四肢の他にコウモリのような皮膜の翼を持ち、空を飛ぶ。牙の並ぶ口からは炎を吐き出す。
四肢とは独立して翼を持つのではなく、鳥やコウモリのように前足が翼になっている場合もあり、そうしたものはワイバーン(英: Wyvern)と呼ばれることが多い。逆に、翼を持たない姿で描かれる場合もあり、こちらはワーム(英: Worm)と呼ばれることがある。
ドラゴンは民話や伝説において、「財宝を守っている」、「街を襲う」、「人(多くの場合、姫君)を拐った」などの理由から、英雄によって倒される存在として描かれることが多い。また、ドラゴンはしばしば洞窟に棲むとされる。
日本語では竜(りゅう)とも呼ばれ、東洋の竜とはその特徴に類似性が認められるものの、直接の関係はない。ただし広義には、東洋の竜や、その他の様々な神話や伝承における類似した存在も含めてドラゴンという言葉が使われる場合がある。
名称
語源
ドラゴン(dragon)という言葉は古代ギリシア語で「ヘビ」を意味する δράκων(ラテン翻字:drákōn)に由来する。さらに、 δράκων は動詞 δέρκομαι(翻字:dérkomai、(「(しっかりと)見る」の意)に基づき、ヘビが相手を睨みつける様子に由来するとされる[1][2]。また比較言語学に基づけばその語源は、「見る」などの意味をもつ印欧祖語の語根である *derḱ- に遡る[3][注 2]。
δράκων はラテン語に借用されて dracō へと変化し、またそこから英語を含め様々なヨーロッパの言語に変化・波及した。
ドラゴン(dragon)
日本語(外来語)の「ドラゴン」は英語に由来する。
英語においては、西暦1000年頃に作成されたとされる『ノーウェル写本』に収められた『ベーオウルフ』の古英語に[注 3]、ラテン語から借用された draca の表記が見られる。しかし、中英語では同じくラテン語に由来するが古フランス語を経由した dragun に取って代わられたことが、14世紀前半に作られた英訳版『フィシオログス』などに確認される[5][6][注 4]。また、dragone や dragoun という表記も用いられた[5]。
現在一般的な dragon という英語は1540年頃に作成された写本「Hunterian MS v.2.8」に収められた『The Destruction of Troy』に見られる[9]。これは1287年のグイド・デレ・コロンヌによる『Historia destructionis Troiae』の英訳作品であり、原典は John Clerk of Whalley という人物によって、おそらく1400年頃に作られたと考えられている[10][注 5]
英語にはドラゴンを指す言葉としてドレイク(drake)という表現も存在するが、こちらは古英語 draca に直接由来する。
竜 / 龍
日本語では、英語から音写した「ドラゴン」のほかに、元来は中国に起源を持つ東アジア文化圏の伝説上の生物を指していた「竜」という名称をドラゴンに対しても用いることが少なくない。竜は「龍」とも書き、かつては龍の字を「東洋の竜/龍」にも「西洋のドラゴン」にも「恐竜/恐龍」[12]にも当てていたが、特に20世紀後期以降は、「西洋のドラゴン」や「恐竜」には「龍」ではなく「竜」の字を当てるのが通例となっている[注 6]。
中国語では、東洋の龍であろうが西洋の dragon であろうが龍は「龍(簡体字:龙、拼音:lóng)」と表記する。また、「西洋のドラゴン」だけを示す際は「西方龍(簡:西方龙)」という表現が一般的である。これに対する「東洋の龍」だけを示す名称については、「東方龍(簡:东方龙)」と「中國龍(簡:中国龙)」が並存している(前者は研究者がよく用いるが、一般には後者が多く見られる)。そのほか、中国語版ウィキペディアでは、厳密性を旨とした「歐洲文化中的龍」という説明的表現が用いられている。
逆に、英語圏で東洋の竜を指して dragon と呼ぶこともよく見られ、英語圏で「西洋のドラゴン」だけを示す際は、"European dragon"(ヨーロッパのドラゴン、cf. en)、"Western dragon"(西洋のドラゴン)などの表現が使われる。
その他の表現の例
アジア圏で竜(龍)と呼ばれる他にも、スラブ語圏における змей(zmej)、ヒンディー語のअज़दहा(azdahā)など、その地方においてヘビやヘビのような怪物を表していた言葉がドラゴンの意味でも使われているケースが存在する。上述のワーム(Worm)という言葉も、元々はゲルマン語圏でヘビを意味する wurm に由来する。
歴史
古代
ギリシア・ローマ
ドラゴンに相当するギリシア語のドラコーンとラテン語のドラコは、いずれもヘビを指す言葉であり、古代世界ではドラゴンと蛇(サーペント)は厳密には区別されていなかったと考えられる[13]。『イーリアス』第11歌の冒頭でアガメムノーンが身に着ける楯の提帯と胸当には、それぞれに群青色[注 7]の三頭の蛇(ドラコーン)があしらわれている。プリニウス(1世紀)の『博物誌』第8巻では、ドラコはゾウと敵対して闘争する大蛇として紹介されている。それによると、アフリカやインドに生息する蛇は象を絞め殺してその冷たい血を飲もうとするが、血を抜かれて倒れこむ象の巨体に圧殺されて相討ちとなる[13]。アイリアーノス(3世紀)の『動物の本性について』でも、インドの蛇(ドラコーン)は象の首に巻きついて圧倒的な力で締めつけると述べられている[14][15]。中世の動物寓意譚のベースとなった『ピュシオロゴス』(2-5世紀)にはドラコについての独立した章はないが、象やマングースの天敵として複数の章で言及されている[16]。ルカヌス(1世紀)の叙事詩『内乱』には、アフリカの地を這い牛や象を絞め殺すドラコが登場するが、羽根 (pinna) で空気を動かすと描写されている点がプリニウスと異なる(有翼の蛇はアリストテレースの『動物誌』やヘーロドトスの『歴史』にも出てくる[17])[18]。
蛇よ、おまえたちは他のいずこの地方にても無害にしてゆるりと滑りゆき、神と崇められ、黄金色の鱗に輝くものなるも、かの炎暑の荒野にあっては死をもたらすものとなる。宙に浮き上がり、畜牛の群れについて回り、とぐろを巻きつけて巨大な雄牛を押しつぶす。体躯の巨きな象であろうと何であろうと無事ではいられない。おまえたちが生きものを致命的な最期に至らしめるのに、牙も毒も必要ない[19]。 — ルカヌス『内乱』第9巻
元々はただヘビを表した「ドラゴン」は、時代を経るにしたがってさまざまな属性を付与されてイメージが肥大化していった[20]。
聖書
ギリシア語訳旧約聖書である『七十人訳聖書』では、ヘブライ語のリヴヤーターンやタンニーンがドラコーンと翻訳されている[21]。タンニーンは巨きな海の怪獣を指す言葉で、この語は場合によってワニ、クジラ、蛇と解される。また、ヘブライ語のタンニム(タンの複数形)は何らかの荒野の生きものを指し、ジャッカルとも翻訳される[22]。
ダニエル書補遺の「ベルと竜」では、バビロニア人の崇拝する大きな竜が登場し、ダニエルによって殺される[23]。
『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」では、七つの頭、十本の角をもつ赤い竜が登場する(黙示録の獣)。この悪魔やサタンとも呼ばれる巨大な竜は天上でミカエルと戦って敗れる。
3また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。4その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。〔……〕7さて、天では戦いが起った。ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。龍もその使たちも応戦したが、8勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。9この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された[24]。 — 「ヨハネの黙示録」第12章3-9
中世から初期近代
中世動物誌
中世に百科全書として用いられたセビーリャのイシドールス(7世紀)の『語源論』は20種以上の蛇を取り上げているが、ドラコーも蛇の一種として説明されている。それによると、ドラコーは酷熱の地であるエチオピアとインドの産で、蛇のなかでも最大であり、鶏冠(とさか)と小さな口がある。毒は有していないが、巨象をも絞め殺してしまう強力な尾を具えている。洞窟から出て空を飛び、空気を乱す[25]。ドラゴンが大気を乱して嵐を引き起こすという考えはアウグスティヌスも述べており、中世には有翼のドラゴンが描かれるようになった[26]。
イシドールスによるドラコーの記述は12世紀以降に盛んに作られた動物寓意集(ベスティアリ)の第2群[注 9]のテクストでも踏襲されている[28]。また、動物寓意譚集のテクストでは、イシドールスの記述には見られない「ドラゴンは悪魔のような存在である」という解釈が付加されており、その鶏冠は高慢の王たる悪魔の王冠を表していると述べられている[29]。
中世の動物誌のテクストには、「口から火を吐く」や「翼がある」などといった20世紀および21世紀の一般大衆がいの一番に想起するようなドラゴンの特徴は明記されておらず、図像に表現されるドラゴンの翼や脚や鶏冠の有無、脚の本数はさまざまであった[32]。12世紀以降の図像には翼や脚のあるドラゴンがしばしば見られる[32]。ドラゴン以外の蛇の類も、中世の動物寓意集の挿絵では往々にして脚のある姿で描かれた[33]。
美術史家のバルトルシャイティスによると、ロマネスク美術のドラゴンは翼や足のない蛇、あるいは蜥蜴(とかげ)の尾の生えた鳥のような姿であったが、ゴシック美術以降、蝙蝠(こうもり)のような飛膜の翼をもつドラゴンが描かれるようになった[34]。バルトルシャイティスは、このような蝙蝠様の翼の形象は中国美術にみられ、13世紀半ば頃からモンゴル民族系のイルハン朝を通じての交流で極東美術のモチーフがヨーロッパに伝播したと論じている[35][注 10]。
竜退治説話と民衆文化
聖ゲオルギウス[注 11]の竜退治の話は、ヤコブス・デ・ウォラギネ撰述の聖人伝説集『黄金伝説』(13世紀)を通じてヨーロッパに広まった。『黄金伝説』にはアンティオキアのマルガリタ(聖マルゲリータ)、聖マルタ[注 12]、ローマ教皇シルウェステル1世の竜退治伝説も収められている。イギリスでは『ハンプトンのベヴィス卿』(14世紀)、聖ジョージをはじめとする七人の勇者が登場する『七守護聖人』(リチャード・ジョンソン作、1596年)といった文学作品も、竜退治物語の大衆的普及に寄与した[37]。イギリスの民衆劇ママーズ・プレイでも聖ジョージが登場するが、ドラゴンは台詞のなかで言及されるだけで、舞台に登場することは稀であった[38]。
15-16世紀にはイギリス各地で火を吐くドラゴンの見せ物があったことが記録に残っており、17世紀には花火で火を吹きながら空を飛ぶ仕掛の張子のドラゴンも考案された[39]。ドラゴンは町の祝祭のアトラクションにも使われた。記録上は15世紀初頭にまで遡る「ノリッジのスナップ」 (Snap of Norwich) は、中に人が入って動かす模造ドラゴンで、人を追いかけたりして祭を盛り上げた[40]。ノリッジ近辺ではこれを模倣したものが20世紀初頭まで使われていた[41]。フランスのタラスコンでは、聖霊降臨祭の月曜日と聖マルタの日にタラスクという木製のドラゴンのパレードが行われた(この行事は一時廃れたが、現在は復活している)[42]。
近世博物誌
スイスの博物学者コンラート・ゲスナー (1516-1565) が著した図入りの博物学書『動物誌(原題:Historia animalium)』(1551-1558年、チューリッヒ大学刊)は[注 13]、今では存在しないと判明している未確認生物も紹介しており、同書はドラゴンに関する古今の様々な伝承、逸話を収集・紹介し、「ドラゴンは巨大なヘビである」としつつも「ドラゴンにはとさかや足、翼の有るものと無いものがある」、「黒い体に腹が緑色のものや[注 14]、黒、赤、灰や、黄褐色、明るい金色など様々な色のものがいる」などと記し、タイプの異なる数種類のドラゴンを図示した[44]。日本の博物学者・荒俣宏 (1947- ) の指摘によると、実物の標本が存在しないそれらの怪物図譜は、文献の情報が不正確で非現実的であると知りつつも標本の図版を忠実に模写するよう努めた結果であった[45]。当時は怪物の偽造標本も出回っていたが[45]、ゲスナーは『動物誌』最終巻(1558年刊)にて、乾したエイに細工を施してドラゴンに仕立てた怪しい標本(現在ではジェニー・ハニヴァーとして知られる)について触れており[46]、また、イタリアの博物学者ウリッセ・アルドロヴァンディ (1522-1605) も著書 "De piscibus libri V, et De cetis lib. vnus"(1613年、ボローニャ大学刊)内の魚類の部で同じように紹介している[47]。一方で、アルドロヴァンディはドラゴンに関する著書 "Serpentum, et draconum"(1640年刊)で、エチオピアのドラゴンとされる標本を掲載した[48][49]。ポーランドのスコットランド人博物学者ヨハネス・ヨンストン (1603-1675) の『禽獣虫魚図譜(原題:Historiae naturalis de quadrupedibus libri, cum aeneis figuris)』(1657年刊)[注 15]も、ゲスナーの著作の怪物誌としての側面を受け継ぎ、同様にドラゴンの図版を掲載している。
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- 1. ドラゴンの柱頭彫刻 / フランス中部にあるモザック修道院所有(モザック石像陳列館収蔵)。
- 2. 律修司祭オドマール(ランベールのサントメール;Lambert de Saint-Omer)が編纂した装飾写本『花咲ける書(原題:Liber Floridus)』(1460年成立)に描かれたドラゴン
- 3. 錬金術の寓意図としてのウロボロス / 1678年発表の銅版画。
- 4. コンラート・ゲスナー『動物誌(原題:Historia animalium)』の最終巻(第5巻)に掲載されているドラゴンたち
- 5. エドワード・トプセル『四足獣誌および蛇の話(原題:The History of Four-Footed Beasts and Serpents)』に掲載の1図 "winged dragon" / 1658年の木版画挿絵。この挿絵は "Dragon" 章(701-705頁)の "winged dragon" 節(705頁)に掲載されている[50]。ヒューストン大学図書館(その中核である MDアンダーソン図書館;MD Anderson Library)所蔵。
- 6. フランスの民間伝承に登場するドラゴン「グラウリ」にちなんだ、フランス北東部の都市メスのグラウリ祭における行列。馬9頭立ての巨大なフロート車に乗ったグラウリの像が貴族の行列とともに街を巡っている。行列の先には馬4頭立てで小ぶりのフロート車も見えており、そこには何らかの名士であろう人物が乗っている。19世紀半ばの木版画。
ワーム、リントヴルム
ドイツの民俗学者ヴィル=エーリヒ・ポイカートの指摘するところでは、ドイツではドラゴン(ドイツ語でドラッヘ)は8世紀以前に伝来したであろう外来の概念である。これに対してドイツ語でヴルム (Wurm) またはリントヴルム (Lindwurm) と呼ばれる地を這う怪蛇は、それとは別に成立したゲルマンの土着的な竜の観念をあらわしている。ポイカートによればゲルマン伝承の怪蛇と南方由来の空飛ぶドラゴンが同格視されるようになるのは15 - 16世紀のことである[51]。
西洋の竜・蛇の伝説
ドラゴンスレイヤー(竜殺し)の代名詞とも言うべき古代ローマの英雄・聖ゲオルギウス(cf. 聖ゲオルギオスと竜)が、ここでは現世ヨーロッパ(描かれた当時、今でいう中世後期ヨーロッパ)の重騎兵として描かれている。1506年頃の油彩画。
キリスト教では、『ヨハネの黙示録』の竜(黙示録の獣)に代表されるように、ドラゴンはたいてい「悪」の象徴とされ、悪魔と同一視されたり、邪悪な生きものであるというイメージが付きまとう。また、狼やユニコーンと同じく、七つの大罪の一つである憤怒を象徴する動物として扱われることもある。聖ミカエルと聖ゲオルギオス(聖ゲオルク。■右に画像あり)はドラゴンスレイヤー(竜殺し)の戦士として有名であり[52]、彼らの竜退治は悪の力との戦いを象徴するものと解釈される[53]。神話学的解釈では、ドラゴンスレイヤー(竜殺し)の伝説における竜は宇宙論的悪の象徴であり、聖人や英雄がそれを退治するということは、その宇宙論的悪すなわちカオス(混沌)をコスモス(秩序)へと変えることを意味する。中世史家ジャック・ル・ゴフによると、西洋の竜退治のテーマのひとつは、混沌の力が支配する土地を人間が安心して暮らせる場所に変えることである[54]。"Γεώργιος"(ラテン翻字:Geṓrgios、日本語音写例:ゲオールギオス)という古代ギリシア語の固有名詞は、普通名詞 "γεωργός(ラテン翻字:geōrgós、日本語音写例:ゲオールゴス、語義:=farmer、農夫)" から派生しており、さらに "earth-worker"「大地に働く者」を意味する語にまで語源を遡れる。自然の力を象徴する「大地の精」[注 16]たるドラゴンとの戦いは、人間が自然と格闘して土地を開墾するということを寓意する[56]。
西欧
スイスのフランス語圏に伝わるシャヴォンヌ湖の白い竜は怪物らしからぬ湖の主である[57]。ピラトゥス山の竜伝承には竜が遭難者を助けたという話がある[58]。
英語圏
10世紀末に書かれた[注 17]スカンディナヴィアを舞台とするアングロ・サクソン語の叙事詩『ベーオウルフ』では、竜は地中の財宝を守るものとされ[59]、黄金の杯を盗まれたことに怒り[60]、火を吐いて国土を荒らし回る[61]。
英語では「小さなドラゴン」「ドラゴンの子」をドラゴネット(英: dragonet)と呼ぶ[62][63]が、これはイングランドの詩人エドマンド・スペンサーが1590年に発表した長編叙事詩『妖精の女王』の第1巻第12章で用いた例が初出である[64]。「スピンドルストンの醜い竜」はおぞましい竜の姿に変えられた王女の話である[65]。
ケルト語圏
モンマスのジェフリーの偽史書『ブリタニア列王史』にはブリトン人の赤い竜とサクソン人の白い竜が登場する。ウェールズ語ではア・ズライグ・ゴッホ[注 18]と呼ばれるこの赤い竜は、ウェールズの旗(■右列に画像あり)に描かれ[67]、1959年にウェールズの国の象徴として公式に認定された[68]。
ウェールズの民間伝承では、蛇が人間の母乳を飲むと翼が生えてグイベル (gwiber) という空飛ぶ怪蛇になるという。グイベルの通り道を横切ろうものなら襲われると伝えられる[69]。
ケルト神話にはフィン・マックールによる竜退治の話がある[70]。ゲール語圏の竜退治説話には、オルフェーシュチやウイリェヴェイシュト (uilebheisd) と呼ばれる怪蛇が登場するものが多い[71]。
南欧
カタルーニャ地方のベルガでは、聖体祭のパレードでギータという竜も一緒に練り歩く[72]。同じくカタルーニャ地方のリェイダ地方(現・リェイダ県)には、5世紀に存在したというドラゴン「マラク」の話が伝わっている(■右列に関連画像あり)。スペイン北部のアストゥリアス地方では、水との関わりが深いクエレブレと呼ばれる竜の伝承がある[73]。イタリアのロンバルディア地方では、ジェルンド湖に住んでいたタランタシオという竜の伝承がある。
バスク語圏
バスク地方では、七つ頭のエレンスゲ(大蛇)の話が広く知られている[74]。エレンスゲはバスク語で蛇のような怪物を指す[75]。他にもアララールの竜退治の伝承や[76]、シュガールという前キリスト教的なバスク神話の蛇形の神格も伝わっている。
北欧
ゲルマン語圏
アクセル・オルリックによると、北欧の民間伝承には巨大な蛇の出現というモチーフがみられる。共通するパターンは、洞窟や山中に(アイスランドでは湖に)巨大な怪蛇がいて、いつの日か姿を現し、広範囲に破滅をもたらすというものである。これらはミズガルズ蛇にも類似しているが、特定の神話体系を背景とするものではなく純粋にアニミズム的な存在だとオルリックは論じている[77]。
アイスランドの国章に描かれている4体の守護者(ラントヴァイティル)の1つは竜である。これは『ヘイムスクリングラ』においてアイスランドの四方を竜、雄牛、鳥、巨人が守護しているとされたことに由来する(ヴォプナフィヨルズル#竜伝説も参照)。ヴァイキングは魔除けのために船首に竜頭を掲げ[78]、スカンディナヴィアのスターヴ教会[注 19]にも、竜の鱗に見立てた屋根瓦や竜頭彫刻といった竜を想起させる意匠がみられる。
シグルズ伝説では、黄金への欲に憑りつかれたドヴェルグのファーヴニル(ファフニール)がドラゴンに変身する。また、ファフニールを倒しその心臓の血あるいは脂を舐めたシグルズは、鳥の言葉が理解できる能力を得て、養父レギンの怖ろしい本心を見破る機会を持ったり、余人より賢くなったりしている。
デンマークの民話には、竜と暮らした少女の話(竜と娘)[79]や、醜い恐ろしい竜として生まれながら人間に戻る王子の話(リンドルム王)[80]などがある。これらに登場する竜はデンマーク語でレンオアム (lindorm) と呼ばれる怪蛇で、ドイツ語のリントヴルムに相当する[81]。
フィンランド
フィンランド神話では、ドラゴンに関する言及はほとんど見られない。
バルト地域
バルト地域には家蛇信仰があり、キリスト教伝来後も、蛇は家を守るとされたり、商売繁盛の象徴とされた(ザルティス、ピスハンド参照)。
中欧・東欧
スラヴ神話のドラゴンは、ズメイと呼ばれる。このドラゴンは人間とよく似た性質を持っている。たとえば、ブルガリアなどの伝説では、ドラゴンには雌雄があり、人間同様の外見の差異が認められる。雌雄のドラゴンは、まるで兄弟姉妹のように見えるが、農耕神としては全く違う性質を持っている。
メスのドラゴンは、人類を憎んでおり、天候を荒らしたり作物を枯らしたりして、兄弟であるオスのドラゴンといつも喧嘩をしているとされる。それに対してオスのドラゴンは、人を愛し、作物を守るとされている。炎と水は、ブルガリアのドラゴンの神格を表すのによく使われ、メスのドラゴンは水の特質、オスのドラゴンは炎の特質とされることが多い。ブルガリアの伝説では、ドラゴンは3つの頭を持ち、蛇の体に翼を持つ生物とされている。
中欧・東欧のドラゴンは、竜王として人間と共に生きていたりする。「フェルニゲシュ」(ハンガリー)、「ストイシャとムラデン」(セルビア)、「天までとどく木」(ハンガリー)といった民話に登場し、善の竜王もいれば悪の竜王もいる。竜王と勇者が支配地域を半分ずつ分け合うといった説話が多い。「ラドカーン」は、竜退治のご褒美に王が自分の領土の半分を勇者へ譲渡するという話である。リュブリャナのズメイには守護獣の側面がある。一方、東欧の竜人(ズメウ)は人間に虐げられたりする。
ロシアやベラルーシ、ウクライナでは、竜は悪の存在であり、四本の足を持つ獣とされている。そう高くはないが知性を持ち、しばしば小さな町や村を襲い、金や食物を奪う。頭の数は1〜7つ、もしくはそれ以上であるが、3 - 7の頭を持つのがもっとも一般的である。頭は、切り口を火であぶらなければ復活するとされる。ロシアでは竜(ズメイ)は『ブィリーナ』に登場するトゥガーリン・ズメエヴィチのように遊牧民族の象徴であり、邪悪の象徴でもある。しかし、ユランのような例外的に敵対的ではない竜もある。ロシアは中央アジアの遊牧民族の侵攻を度々受けており、それにより中国や中央アジアの竜信仰が伝播されたためである。ジラント(ユラン)はテュルク系民族にとっては守護獣としての性格が強く、意味が反転している。
東欧伝承では竜の血はとても有毒であり、地表にも吸い込まれないとされる。
ギリシア神話
ギリシア神話には英雄の竜殺しの話が幾つかある。竜は宝物の守り手として、あるいは自然の猛威の象徴として登場し、多くは英雄に退治される。ヘーラクレースは黄金の林檎を守るラードーンを屠り、カドモスはアレースの泉を守る竜を倒し、イアーソーンは金羊毛を守る竜を討ち取る。これらの竜の見張番としての役割は、「鋭い目で注視する」というドラコーンの語源説を想起させる[82]。
以下、ギリシア神話の代表的な竜を列挙する。
ウロボロス
ウロボロスは永劫回帰や永遠の象徴とされる(■上段と■右列に関連画像あり)。数学の「∞」(無限大)もウロボロスから来たものである。カール・グスタフ・ユングは、人間精神(プシュケー)の元型を象徴するものとする。
神話学的解釈
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ドラゴンは炎を吐き、蛇の尾、鳥の翼と魚の鱗を有するハイブリッドな動物であり、四大元素を体現する存在であった[83]。
元々は原始宗教や地母神信仰における自然や不死の象徴として崇められる蛇が神格化された存在だったと思われる。キリスト教的世界観では、蛇は悪魔の象徴であり、霊的存在を意味する翼が加わることで、天使の対としての悪魔を意味することがある。時代が流れ、「自然は人間によって征服されるべきもの」等といった思想の発生や新宗教が生まれ、新宗教が旧宗教の信者を取り込む際等に征服されるべき存在の象徴(征服されるべき者=悪者)として選ばれたこともある。
ユング心理学のドラゴン観
西洋の物語において、往々にドラゴンはお姫様を幽閉しており、水中にいる。英雄がこれを殺してお姫様と結ばれる。カール・グスタフ・ユングの主張する心理学の見方においては、これは男子が母親の支配を打破して自らの選んだ妻と結ばれる、という物語であると見る。つまりこの見方におけるドラゴンは、母親の元型の影である。
近現代の創作におけるドラゴン
リヒャルト・ワーグナーが北欧伝承に基づいて書いたオペラ、『ニーベルングの指環』(1874年完成)の第2日『ジークフリート』ではジークフリートとファフニールの戦いが描かれる。
近現代の創作における典型的なドラゴンの例としては、『ホビットの冒険』に登場する「スマウグ」が挙げられる。スマウグは『ベーオウルフ』に登場するドラゴンや北欧伝承のファフニールに基づいており、巨大な爬虫類のような外観を持ち、翼で空を飛び、財宝を好み、炎を吐く。その性質は邪悪で、作中の強大な敵として立ちはだかる。
一方で、近代以降の創作におけるドラゴンは必ずしも典型的な「強大で邪悪な倒される敵」ではなく、その描写には多様性が見られる。例えば『オズのチクタク』(1914年)に登場する「クオックス」や、『果てしない物語』(1979)の「フッフール」は主人公を助ける善良な存在である[注 20]。『エルマーのぼうけん』(1948年)は逆に、主人公エルマーがドラゴンを助けに行く物語である。また、聖ジョージがドラゴンを退治しにやってくるがドラゴンが善良で温厚だったので人々に受け入れられるよう取り計らう『The Reluctant Dragon』(1895年)や、ドラゴンであるにも関わらず非常に臆病で気が小さい『The Tale of Custard the Dragon』(1936年)など、「強大で邪悪」というイメージを逆手に取った作品も見られる。
ドラゴンを神やそれに類する高次の存在として描く例もあり、例えば、『ゲド戦記』シリーズ(1968-2001年)に登場するドラゴンは、人を襲うものもいるが、高い知恵と深い知識を持つ神秘的な存在として描かれ、ドラゴンの長であるカレシンは時に世界の創造主セゴイと同一視して語られる。また、現代のロールプレイングゲーム文化の走りである『ダンジョンズ&ドラゴンズ』(1974年)では1975年のサプリメント『グレイホーク』以降のシリーズにおいて、“善”に属する「メタリック・ドラゴン」と“悪”に属する「クロマティック・ドラゴン」の善悪二元論的神話的な対立構図が設定されている[注 21]。
ドラゴンの持つ能力にも様々な設定が見られ、上記の『ダンジョンズ&ドラゴンズ』に登場する多種多様なドラゴンたちは、それぞれに炎、吹雪、雷など特定の息(ブレス)を攻撃手段として持ち、現代の創作、特にゲーム文化においては、ドラゴンが吐くものは火や毒に限らなくなっている[注 22]。ドラゴンは魔法を使う、魔法が得意である、という作品も多い。また、魔法によってドラゴンが人の姿に化けることもある。
その姿もまた多様化しており、東洋の竜や、その他の神話の竜(とされる怪物)、恐竜や翼竜などの特徴が取り入れられていることもある。
また、サイエンスフィクション作品において、より「現実的」に設定が肉付けされたドラゴンあるいはドラゴンのような爬虫類が登場することがある。
連想
竜やドラゴンの伝承の発端としては、大型動物(クジラや恐竜など)の骨や化石、ワニやオオトカゲなどの爬虫類、本能的な蛇などへの恐怖などの仮説が挙げられている[84]。
島や湖沼を上空から見た形が、西洋のドラゴンにどこか似通ったところがある場合、それらが連想されることもある。アメリカ合衆国カリフォルニア州サンルイスオビスポ郡の北部にあるナシミエント湖[gm 1]が、右に向けて歩くドラゴンによく似ているということで、英語圏では少しは知られている。北東の近隣にはこの地域的特徴を謳った「ドラゴンレイク・グリル (Dragon Lake Grill)」という名のレストランもある[gm 2]。
脚注
注釈
- ^ St. John, James Allen (1 January 1905) (English). The Face in the Pool: A Faerie Tale (First ed.). Chicago: A. C. McClurg.
- ^ 「 * 」は学術的再建語の印
- ^ 『ベーオウルフ』そのものの推定成立年代は8世紀頃と考えられている[4]。
- ^ 大英図書館, MS Arundel 292。しばしば動物寓意譚とされるが、11世紀のTheobaldusによるラテン語韻文版『フィシオログス』の英訳版に当たる。なおテキストそのものの執筆は13世紀後半とも考えられている[7][8]。
- ^ なお、14世紀の『Cursor Mundi』の写本にも dragons と言う語が見られるが、これは dragun の形容詞複数形である[11]。
- ^ 龍の字は常用漢字外であり、むしろ「東洋の竜に限っては現在でもあえて龍の字を充てられる場合がある」とも言える。
- ^ 呉茂一訳による。松平千秋訳では琺瑯製となっている。
- ^ サー・ダンカン・ライス図書館(アバディーン大学の主要な学術図書館)所蔵。写本番号24 フォリオ65v。1200年頃の作。
- ^ 古文書学者M・R・ジェームズは中世の動物寓意集の写本群を4つのファミリーに分類した。F・マッカロクの研究によると、そのうちの第2群は12世紀に発生したものであり、イシドールス等からの増補によって章の数が大幅に増えている[27]。
- ^ ただし、ストラボンの『地理誌』(1世紀)にはすでに蝙蝠様の飛膜の翼を具えた爬虫類についての言及がある[36]。
- ^ 聖ゲオルギウス(聖ジョージ)はイングランドの守護聖人で、騎士の守護聖人でもあり、イングランドの国旗には聖ゲオルギウス十字が組み込まれている。
- ^ タラスコン#怪物タラスクを参照。
- ^ 内容の多くがその英訳版に当たるイングランドの牧師エドワード・トプセルが1658年に著した『四足獣とヘビと昆虫の歴史[43](原題:The history of four-footed beasts and serpents and insects)』でも知られる。
- ^ ゲスナーが引用するニカンドロスの書の記述は、ラテン訳版では色が『緑と黒(nigrum)』とあるが、ギリシア原本だと『緑と濃青色(κυανὸν)』となっている。
- ^ 最初の邦題『阿蘭陀禽獣虫魚図和解』が付いたのは寛文2年(1663年)にオランダ商館長から江戸幕府に献上されたオランダ語翻訳版であり、この書籍の「年」を「1663年」と記している資料が多いのはそのため。
- ^ イシドールスは『語源』において、異教徒にとって蛇は地霊(ゲニウス・ロキ)であったと述べた[55]。
- ^ 推定成立年代は8世紀[4]。
- ^ ドラゴンを指す普通名詞の draig はドライグであるが、この場合は Y Ddraig Goch と綴り、ウェールズ語のddの発音は[ð]なのでズライグ。
- ^ ボルグンド・スターヴ教会が代表格である。
- ^ フッフールには東洋の竜の影響がある
- ^ 後には、善悪において“中立”に属する「ジェム・ドラゴン」も登場している。
- ^ 出版上は後発となるが、J・R・R・トールキンは『ダンジョンズ&ドラゴンズ』以前に氷の息を吐くドラゴンを構想しており、炎や毒以外を吐くドラゴンというアイデアの源泉はさらに遡る可能性がある
- Googleマップ
- ^ Lake Nacimiento(地図 - Google マップ)※検索結果はナシミエント湖に面した東の区域「レイク・ナシミエント」を赤く囲い表示してしまっているが、表示モード「地形」にて水域を表す水色で示されているほうが、湖の意味での「レイク・ナシミエント」。[1]
- ^ Dragon Lake Grill(地図 - Google マップ)
出典
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参考文献
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- ミシェル・フィエ『キリスト教シンボル事典』武藤剛史訳、白水社〈文庫クセジュ〉、2006年。
- ヴィル-エーリヒ・ポイカート『中世後期のドイツ民間信仰 - 伝説の歴史民俗学』中山けい子訳、三元社、2014年。
- ホルヘ・ルイス・ボルヘス『幻獣辞典』柳瀬尚紀訳、河出書房新社〈河出文庫〉、2015年。(旧版:晶文社 1974年)
- ルーカーヌス『内乱(下)』大西英文訳、岩波書店〈岩波文庫〉、2012年。
- キャロル・ローズ『世界の怪物・神獣事典』松村一男監訳、原書房、2004年。 ISBN 978-4-562-03850-3。
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関連文献
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関連項目
- 竜(龍)
- ヒュドラー
- 竜騎兵
- ドラゴン騎士団
- ドラキュラ伯爵
- デルピュネー
- ユーサー・ペンドラゴン
- モンドラゴン
- オオカレエダカマキリ(ドラゴンマンティス)
- ドラゴン曲線
外部リンク
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ドラゴン(サブキャラクター)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:00 UTC 版)
「小林さんちのメイドラゴン」の記事における「ドラゴン(サブキャラクター)」の解説
ダモクレス 声 - 菅生隆之 異世界のドラゴン(雄)にしてトールの父親。他のドラゴンなどからは「終焉帝(しゅうえんてい)」と呼ばれている。人間態は髭を長く生やした白髪の老人で、襟を立てた茶色のマントで全身を包んでいる。ドラゴンとしての姿はトールとほぼ同様の姿だが、ウロコの色は茶色掛かった黄土色、角は左右に三対、鼻先の両側面から中国の竜のようなヒゲがのび、マントの色がそのまま翼の色となっている等の差異がある。 思慮深く厳格な人物で、混沌勢の代表格であると同時に世界の均衡を保つ管理を担う存在である。トールをはじめとしてドラゴンが人間界に住み着き始めていることに懐疑的で、いずれ侵略を試みようとするドラゴン達が現れることを危惧している。人間に対しても中立な立場をとり、むやみに人を殺めることこそしないものの、ドラゴンと人間は理解しあえる立場になりえないと考えている。トールは父に愛情をもって育てられたことを自覚しており、依然として父に尊敬の念を寄せているが故に、今の自分は人間に対する見方において理解し合えない立場となってしまったことに寂しさを覚えている。 トールがルールを破って人間界に居続けることで人間界と異世界の均衡が崩れてしまうことを危惧して連れ戻しに現れるも、小林さんの説得とトールが見せた本気の殺意に気圧され、納得こそしていないものの、一旦矛を収めている。再び小林さんの前に現れた際には、異世界を知る魔法使いである翔太の父と既知の間柄でありトールの様子を知らせるようにさせていたこと、人間界の神々に水面下で話をつけていたことが明かされている。また小林さんが「守護者」となった際にはキムンカムイやテルネと共に小林家を訪れているが、その際は人間界の居酒屋巡りをするために一般的な人間の服を着ていた。またかなりの料理上手であることや最新型のスマートフォンを所持していることも明かされた。 本来ならば何者にも縛られないはずのドラゴンが、世界を管理すべく干渉を始めた神や、それに従う人間との戦いに明け暮れ、あまつさえ同族内で勢力闘争にまで発展していく様相に疑問を抱きながらも戦いに身を投じ続けていた結果、いつしか自らも混沌勢の筆頭格として称されるようになってしまっていた。娘にはそういったしがらみに囚われず自らの心のままに生きてほしい、との願いからトールを旅立たせるが、結果として娘を危機に晒し深く傷つけてしまったこと、そしてその心情を察してやれなかった後悔から、自らを駄目な親だと自嘲している。アニメ版:人間界にやってきたのが1月中旬から2月上旬ごろ(バレンタインデーより前)となり、人間界に現れると天候が悪化し、動物たちが異変を感じ逃げ出し、他のドラゴン達も事態の推移を見守るなど、強大な存在として描かれている。買い物中のトールの前に現れ、元の世界へ強制的に連れ戻してしまうが、それからしばらく後、小林さんのもとへ舞い戻ったトールを連れ戻しに再び人間界に現れる。娘への愛情を滲ませながらもドラゴンとして選ぶべき道を説き続け、トールとの絆を胸に抗う小林さんと口論の末に決裂し、小林さんと生きることを選んだトールと本来の姿で親子喧嘩を繰り広げるが、カンナの協力で駆け付けた小林さんの説得を受けたことでひとまず矛を収め、最終的には一旦様子を見ることに決めて異世界に撤退した。 ドラゴニュート 声 - 高橋伸也 異世界のドラゴン(雄)。人型のドラゴンであり、トールの回想にて登場する。 終焉帝の依頼により、世界を巡る旅に出るトールに人間に化ける魔法を授けている。人間態への変身を一発で成功させたトールの才能に感嘆し、その旅立ちを見送っているが、このとき彼から教わった魔法が、後の生活、そして小林さんとの出会いにおいて功を奏することになる。 クレメネ 声 - 杉田智和 異世界のドラゴン(雄)で、人間態は面長で痩せ型の青年に変身する。 「調和勢」に属しているが、エルマに比べてやや過激な思想をした「屠竜派」と称されるグループの一員。敵対勢力の竜を殺すことを自己目的化しており、エゴを押し通すためならば不干渉の掟をも勝手な解釈でねじ曲げる。 弱ったイルルをいたぶり殺そうと執拗に追い回すが、それを庇った小林さんを傷付けたこと、トールに関連する禁句を口走ってしまったことがトールの逆鱗に触れ、全身の骨を折られた上に(上述の通り、ドラゴンにとっては重要な部位である)角の片一方を付け根からむしり取られた挙句、記憶を消されて異世界に送り返された。なお、実力は「(イルルが)弱ってなければ本来勝てる相手でもない」程度。 その後しばらくしてテルネの従者として小林さん達の下を訪れるが、記憶を消されていたためトール達のことは覚えておらず、イルルからは初対面時の一件でボコボコにされてしまう。 キムンカムイ 異世界のドラゴン(雄)にして、カンナの父親。「山獣神(さんじゅうしん)」と呼ばれる先代のカンナカムイ。人間態は面長で大柄な体格の中年男に変身する。ドラゴンとしての姿は、ドラゴン態のトールの倍ほどもある巨躯を有する熊のような姿。 ドラゴンの勢力争いに余念がなく、カンナのことも娘ではなく同じ勢力の仲間という認識で、「戦果を挙げたら労う」など親という概念を理解していないため、カンナがいたずらを繰り返す原因となった。争いごとには一切容赦しないが、酒の趣味が合う者にはフランクに接する。 ドラゴンが数百年かけて力を封じ込めた龍玉をカンナが壊したため追放したが、自身の領の近くに調和勢の大物ドラゴンであるルミネースが拠点を構えたことで力が必要となったため、カンナの体内に流れる龍玉の力を抽出するために人間界にやってきた。当初は小林さんと互いの素性を知らないまま酒を酌み交わして意気投合するも、カンナの扱いを巡って対立する。 その後、小林さんと文通を繰り返すようになり、心境に変化が見られ始めた際にアーザードによってカンナへの手紙が改竄され、龍玉を持って戻ってきたカンナとアーザードの会話から自分が利用されていたことに気付く。そしてアーザードに制裁を加えようとするも逆に龍玉の力で操られ、カンナ達を攻撃するも、小林さんの魔法の才能すべてを注ぎ込んだ「裏技」によって倒され、正気に戻る。そしてカンナとの対話を経て改めて親というものを理解し、自分の下に戻ろうとしたカンナには、一緒にいる時間が限られている者達と過ごすよう諭した。 小林さんが「守護者」となった際にダモクレスやテルネと共に小林家を訪れたが、その際には初登場時よりも性格が丸くなっており、カンナとも打ち解けていた。その後は小林さん達の影響もあり少しずつ父親らしさを見せるようになるが、小林さんにドラゴンにとってその価値観が危険であることとテルネに気を付けるよう警告を残している。スピンオフ作品:『カンナの日常』では、カンナと手紙のやり取りを続けており、トールからカンナの学芸会の写真が送られてきた際には嬉しそうな様子を見せていた。 ルミネース 異世界のドラゴン(雄)で、「調和勢」に属し、「白竜公(はくりゅうこう)」の異名を持つドラゴン。 トールからも「相当強い」と評され、キムンカムイが龍玉の力を必要とするほどの大物。アーザードの讒言に踊らされキムンカムイの治める領の近くに拠点を作ったが、カンナの奇策でその背信を知る。直後に龍玉の力で操られ、我に返った際にはファフニールに足蹴にされていた。その後の動静は不明。 テルネ 異世界のドラゴン(雌)で、「調和勢」のNo.2の地位と「始祖竜」の異名を持つドラゴン。エルマの祖母だが、実際は何世代も離れており、本人は姉だと自称している。人間体はエルマによく似た外見の小柄な少女に変身するが、額の右側に湾曲した角を生やしている。 ダモクレスやキムンカムイよりも年上だが、かなりの可愛い物好きで、面白そうという理由からダモクレスやキムンカムイと共に小林家を訪れるなどやや奔放な性格であるため、キムンカムイからも「混沌勢よりも混沌としている」と評されている。本人はかなり若作りをしてスマホなどで流行もチェックしているつもりであり、言葉遣いなどのセンスがダモクレスやキムンカムイと同じだと言われた際にはショックを受けていた。 キムンカムイからはその動向を危険視されており、自身とエルマが属する調和勢の最大派閥「神和派」と過激派の「屠龍派」の関係が悪化しつつあることを受け、エルマに政略結婚をさせようと画策する。 シャナブレ / 辰沢(たつざわ) 「調和勢」に属する異世界のドラゴン(雌)。人間体は、額から短い角を生やし、髪を後頭部で結んだやや下がり目気味の成人女性。テルネに命じられ、エルマの監視役を務める。 そのために、小林さんの職場で働くため猛勉強し、同僚となる。エルマの少し後に中途入社した。 エルマの提言した企業体質改善のための人員募集の、実施の是非を判断するために投げられた仕事を、小林、滝谷、エルマと同じチームの一員として行った。 潜伏が得意で、小林さんたちはテルネから正体を明かされるまでは、普通の人間だと思っていた。 人間界での生活を続けるうちに、それに楽しみを見出すようになり、テルネから任務の終了を告げられた時、寂しげな表情をあらわにする。そのため、アーザードの調査にも協力し、結果的にテルネに離反することになる。 「調和勢」と「屠龍派」との結びの騒動が決着したあとも、人間界での暮らしを続ける。
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ドラゴン
出典:『Wiktionary』 (2021/05/11 04:51 UTC 版)
語源
名詞
ドラゴン
翻訳
「ドラゴン」の例文・使い方・用例・文例
- ジャイアンツは来週ドラゴンズと対戦する
- しかも初陣があのドラゴン退治!
- 昨夜はジャイアンツはドラゴンズと接戦を演じた。
- ジャイアンツとドラゴンズのどちらが好きですか。
- セントジョージズと殺されたドラゴンの絵
- 彼らはレッド・ドラゴン・モデルを飛ばしていた
- ドラゴンは、その口から煙霧と炎を発射した
- それを守っているドラゴンを殺して、ニーベルンゲンの呪われた宝を手に入れ、ブリュンヒルトを起こし、結局殺されたニーベルンゲンの歌の架空のドイツ戦士の英雄
- 中世の紋章で使用された炎を吹くドラゴン
- 結節状の植物多年草:ドラゴンアルム
- シードラゴンという海棲動物
- ドラゴン級という,ヨットの種類
- ドラゴン級のヨットで行われるヨット競技
- テレビゲームの「ファイナルファンタジー」や「ドラゴンクエスト」を知っているだろうか。
- 「ファイナルファンタジー」の製造業者,スクウェアと「ドラゴンクエスト」の製造業者,エニックスが来年4月に合併する。
- 台湾生まれの強打者,大豊泰(やす)昭(あき)さんは昨年,中日ドラゴンズと阪神タイガースでの14年間のプロ野球人生の後,引退した。
- 大豊さんは今年から,ドラゴンズでスカウト兼少年野球コーチとしての新たな人生をスタートする。
- 通りではドラゴンダンスを見ることができます。
- 香港ドラゴン航空は,4月の仙台への往復便を運休した。
- 落(おち)合(あい)氏,ドラゴンズの新監督に
ドラゴンと同じ種類の言葉
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