四天

デジタル大辞泉

し‐てん【四天】

読み方：してん

四時の天。春の蒼天(そうてん)、夏の昊天(こうてん)、秋の旻天(びんてん)、冬の上天のこと。

「四天王(してんのう)」の略。

よ‐てん【四天】

読み方：よてん

１ 歌舞伎の衣装で、広袖で裾の左右が切れ込んでいる着付け。動きの激しい、武勇を表す役などに用いる。また、それを着ている役。

２ 荷物や荷車を四人で担いだり動かしたりすること。

「三河酒—でかつぎ山へゆき」〈柳多留・九七〉

隠語大辞典

四天

読み方：してん

1. 山窩蟄居ノ場所－樹木ノ間ニ蚊帳ナド吊リ下ゲ、其社会ニ於テ四天ヲ組ムト称ス。〔第五類　一般建物〕

四天

読み方：してん

1. 天幕。〔第六類　器具食物〕
2. 天幕を云ふ。
3. 天幕のこと。

四天

読み方：してん

1. だんまりなどに大立物が着る引抜衣裳で下に唐織などの美しい物などを着る。〔歌舞伎〕

分類 歌舞伎

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四天

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/07/20 02:29 UTC 版)

四天（してん）は、将棋の駒の一つ。

本将棋にはなく、大局将棋に存在する。

夜刄・金剛・羅刹・力士の成駒としてのみ存在する。

成駒	動き
四天（してん）	○       ○       ○   ○     ○     ○       ○   ○   ○           ○ ○ ○       ○ ○ ○ ○ 四 天 ○ ○ ○ ○       ○ ○ ○           ○   ○   ○       ○     ○     ○   ○       ○       ○	全方向に4マス動ける。飛び越えては行けない。

関連項目

• 将棋類の一覧
• 将棋類の駒の一覧

参考文献

• 梅林勲・岡野伸共著『改訂版 世界の将棋・古代から現代まで』（将棋天国社、2000年）

Weblio日本語例文用例辞書

「四天」の例文・使い方・用例・文例

• 四天王も倒した、クソ長い地下迷宮もクリアした。
• 彼らは講道館の四天王と謳(うた)われた.
• 徳川の四天王
• 大阪四天王寺で行なわれる,経木流しという行事
• 大阪四天王寺で行なわれる,経供養という法会
• 増長天という,四天王のうち南方を守護する王
• 花四天という,歌舞伎の衣装
• 花四天という衣装を着た役者
• 四天王で,仏法を守護し,福徳を授ける神
• 四天という,歌舞伎役者の着る衣装
• 四天王のうちの2神
• 広目天は四天王の１つで，像は奈良時代につくられた。