蟄居

デジタル大辞泉

ちっ‐きょ【^×蟄居】

読み方：ちっきょ

［名］(スル)

１ 家の中にひきこもっていること。「終日—して書に親しむ」

２ 江戸時代、武士に科した刑罰の一。自宅や一定の場所に閉じ込めて謹慎させたもの。終身のものは永蟄居という。

３ 虫などが冬眠のため地中にこもっていること。

「竜は…陰の時に至りては—を閉づ」〈太平記・二〇〉

難読語辞典

蟄居

読み方：チッキョ（ｃｈｉｋｋｙｏ）

家の中にとじこもっていること

歴史民俗用語辞典

蟄居

読み方：チッキョ（ｃｈｉｋｋｙｏ）

近世、武士や公家に科せられた刑罰。

ウィキペディア

蟄居

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/07/18 07:31 UTC 版)

蟄居（ちっきょ）とは、日本の中世から近世（特に江戸時代）に武士または公家に対して科せられた刑罰のひとつで、閉門の上、自宅の一室に謹慎させるもの。

ウィキペディア小見出し辞書

蟄居

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/14 09:57 UTC 版)

「服部正就」の記事における「蟄居」の解説

慶長9年12月の改易後、正就は舅である松平定勝の預かりとなり、妻子と共に定勝の所領の遠江国掛川へ移り蟄居となった。この間、正就は松尾との祝言の際に家康から贈られた秋廣の刀を掛川の神社に納めている。慶長12年（1607年）松平定勝の伏見城代就任に伴い、正就も伏見へ同行し蟄居を続け、許されて定勝に仕える身となった。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

蟄居

出典:『Wiktionary』 (2021/08/20 14:09 UTC 版)

名詞

蟄 居（ちっきょ）

1. 家の中に閉じこもり外出しないこと。
2. 江戸時代、武士や公家に科した刑罰の一つ。閉門の上、一室に謹慎させるもの。
3. 虫などが地中に籠っていること。

発音^(?)

ち↘っきょ

動詞

活用

サ行変格活用

蟄居-する