虫とは?

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むし【虫】

人類獣類鳥類魚貝類以外の小動物総称。特に、昆虫をいう。

美しい声で鳴く昆虫。スズムシ・マツムシなど。「虫の音(ね)」《 秋》「鳴く—のただしく置ける間なりけり太郎

衣類や紙などを食い荒らす害虫。「セーターを虫に食われる」「虫干し

人間のからだに寄生する害虫。蠕形(ぜんけい)動物回虫をいうことが多い。「虫くだし」

子供体質が弱いために起こる種々の病気。「疳(かん)の虫が起こる」「虫をわずらう

人間体内にいて、意識心理状態を左右すると考えられていたもの潜在する意識や、感情動きをいう。「浮気の虫が動き出す

一つ事に熱中する人。「本の虫」「勉強の虫」

3にたとえて)愛人情夫隠し男

小いやらしく—があるから」〈人・梅児誉美・三〉

他の語と複合して、そのようなことをする人や、そのような性質の人をあざけっていう語。「泣き虫」「弱虫

[下接語] 青虫赤虫油虫・稲(いな)虫・芋虫(うじ)虫・金食い虫・兜(かぶと)虫・髪切(かみきり)虫・かんかん虫・疳(かん)の虫・木食(きくい)虫・糞(くそ)虫・轡(くつわ)虫・毛虫黄金(こがね)虫・米食い虫米搗(こめつき)虫・米の虫・逆(さか)虫・真田(さなだ)虫・地虫尺取虫・吝(しわ)虫・心(しん)食い虫・鈴虫・草履虫・玉虫田虫・恙(つつが)虫・出出(でで)虫・でんでん虫天道(てんとう)虫・点取り虫毒虫長虫泣き虫夏虫南京(ナンキン)虫・苦(にが)虫・根切(ねきり)虫・野虫・鋏(はさみ)虫・裸虫・羽(は)虫・葉虫腹の虫火取り虫・紐(ひも)虫・塞(ふさ)ぎの虫・船食(ふなくい)虫・船(ふな)虫・放屁(へひり)虫・食(まつくい)虫・松虫水虫(みの)虫・雪虫弱虫綿虫


ちゅう【虫〔蟲〕】

[音]チュウ(漢) [訓]むし

学習漢字1年

[一]チュウ

むし。「虫媒花益虫回虫害虫駆虫甲虫昆虫成虫精虫防虫幼虫寄生虫

動物総称。「羽虫(=)・裸虫(=人間)」

[二]〈むし〉「虫歯青虫鈴虫長虫水虫弱虫

難読虫唾(むしず)


むし【虫】

〔名〕

小さな動物人・獣鳥・魚・貝など以外の小動物総称。主に昆虫類をさしていうことが多い。

書紀720仁徳二二年正月・歌謡「夏務始(ムシ)の蝱(ひむし)の衣二重着て隠み宿りは豈良くもあらず」

② 特に、美しい声で鳴くもの。鳴き声聞いて楽しむ虫。秋鳴く虫総称鈴虫松虫蟋蟀(こおろぎ)など。《季・秋

阿波国文庫旧蔵伊勢物語(10C前)N「前栽中にむしの声なきければ」

③ 人の体内に住んでいるという三尸(さんし)の虫のこと。また、人体などに寄生する蠕形動物呼び名寄生虫。特に、回虫をさす。また、それによって生じる腹痛陣痛のたとえにもいう。

大乗院寺社雑事記文明一五年(1483正月一二日「円秀持病指出俄に良鎮了」

小児体質が弱いために起こる種々の病気。子どもの病気で、原因がはっきりわからない症状総称。特に、ひきつけてんかんなどをさす。疳の虫。疳。むしけ。

*虎明本狂言煎物室町末‐近世初)「おむしのもくはへくはへせんじたる、おせんじもの

(5) 人間体内にいるとされて、身体感情などにさまざまの影響与えると考えられたもの。種々の病気原因となったり、感情をたかぶらせたりするもとになるとするもの。近世ごろには、人体には九つの虫がいて、それぞれ病気引き起こしたり、心の中意識感情呼び起こしたりすると信じられていた。腹の虫、心の虫などの類。

浮世草子西鶴織留(1694)四「夫婦ともに嫌ふむしあってわづらひ出せば」

(6)衣類などに付いて食い荒らす虫にたとえていう) ひそかにもっている愛人情夫間夫(まぶ)。

俳諧・山之端千句1680)下「はやり出のさまにはわるい虫かつく〈宗因〉」

(7) 牢(ろう)。牢屋。牢が虫籠のようであるところからいうか。一説に、盗人仲間隠語とし、「六四の字当てて、牢の食事は、麦と米が六対四の割合であったところからいうとも

浄瑠璃夏祭浪花鑑(1745)七「乳守の町で喧𠵅仕出し和泉が窂(ムシ)へかまって、百日の上女房子誰が養ふたと思ふ

(8) (「芸の虫」の略) 芸達者な人。芸のじょうずな役者名優

*二篇おどけむりもんどう(1818‐30頃か)「上手な役者をむしといふはいかに。下手な者をだいこといふがごとし」

(9) 一つのことに熱中する人。異常と思われるくらいにその事とらわれている人にいう。「本の虫

学生読書(1938)〈河合栄治郎編〉いかに書を読むべきか〈倉田百三〉二「『勉強の虫』といはれることは名誉である場合が多い」

(10) 他の語と複合して、そのような性質である人をあざけったりいしめたりしていう語。「泣き虫」「弱虫」など。


むしょ【虫・六四】

〔名〕 (「むしよせば(虫寄場)」の略「むしよ」の変化した語) 監獄のことをいう、盗人仲間隠語。〔隠語輯覧(1915)〕

*聖ヤクザ(1949)〈田中英光〉「そうよ、刑務所(ムショ)から出たばかり家なしだ」

[補注]刑務所」の略と解されることもあるが、「監獄」を「刑務所」と改称したのは大正一一年(一九二二)で、この語はそれ以前から使われていた。


マリピエロ:虫

英語表記/番号出版情報
マリピエロ:虫Il Tarlo作曲年: 1922年  出版年: 1922年  初版出版地/出版社Senart 

作者長谷川久

収載図書掌編コンクール傑作集 2 蓮池
出版社角川書店
刊行年月1986.12
シリーズ名角川文庫


作者庄司肇

収載図書庄司肇作品集 第5巻 掌編小説随筆集
出版社作品社
刊行年月2003.8


作者小林雄次

収載図書ショートショートの広場 16
出版社講談社
刊行年月2005.2
シリーズ名講談社文庫


作者平山夢明

収載図書いま、殺りにゆきます
出版社英知出版
刊行年月2006.9
シリーズ名英知文庫

収載図書いま、殺りにゆきます
出版社情報センター出版局
刊行年月2007.9


作者井上荒野

収載図書不恰好な朝の馬
出版社講談社
刊行年月2006.10


作者青来有一

収載図書爆心
出版社文藝春秋
刊行年月2006.11


作者東文彦

収載図書東文彦全集 第2巻
出版社太陽書房
刊行年月2006.12

収載図書東文彦作品集
出版社講談社
刊行年月2007.4
シリーズ名講談社文芸文庫


作者金原ひとみ

収載図書星へ落ちる
出版社集英社
刊行年月2007.12


作者中村文亮

収載図書ショートショート・ストーリーズ―掌編
出版社日本文学館
刊行年月2008.10
シリーズ名ノベル倶楽部


作者江戸川乱歩

収載図書屋根裏の散歩者新装版〕
出版社春陽堂書店
刊行年月1987.6
シリーズ名江戸川乱歩文庫

収載図書D坂の殺人事件
出版社東京創元社
刊行年月1987.6
シリーズ名創元推理文庫

収載図書
出版社講談社
刊行年月1988.6
シリーズ名江戸川乱歩推理文庫

収載図書乱歩
出版社講談社
刊行年月1994.9

収載図書江戸川乱歩
出版社河出書房新社
刊行年月1994.12
シリーズ名河出文庫

収載図書江戸川乱歩短篇 3 怪奇幻想
出版社筑摩書房
刊行年月1998.7
シリーズ名ちくま文庫

収載図書夢遊病者の死
出版社角川書店
刊行年月2000.6
シリーズ名角川ホラー文庫

収載図書押絵と旅する男江戸川乱歩全集 第5巻
出版社光文社
刊行年月2005.1
シリーズ名光文社文庫

収載図書吸血鬼火星の運河・虫 覆刻
出版社沖積舎
刊行年月2007.8
シリーズ名江戸川乱歩全集

収載図書陰獣江戸川乱歩ベストセレクション 4
出版社角川書店
刊行年月2008.11
シリーズ名角川ホラー文庫


作者井上光晴

収載図書
出版社潮出版社
刊行年月1988.6


作者萩原朔太郎

収載図書猫町十七
出版社岩波書店
刊行年月1995.5
シリーズ名岩波文庫


作者松岡

収載図書見慣れた顔医師順平覗き見奇っ怪世界
出版社出版芸術社
刊行年月1999.7


作者根本洋志

収載図書フーコー短編小説傑作選 5(下)
出版社フーコー
刊行年月2000.9


作者金史良

収載図書近代朝鮮文学日本語作品集―1939−1945 創作篇 3
出版社緑蔭書房
刊行年月2001.12



作者和田登

収載図書見た夢―広がるふしぎな世界
出版社郷土出版社
刊行年月2002.11
シリーズ名信州・こども文学館


読み方:むし

  1. 家族のこと。或は錠前。又は火のことを云ふ。

読み方:むし

  1. 骨牌使用賭博一種。〔第三類 犯罪行為
  2. 骨牌賭博一種を云ふ。
  3. 骨牌賭博一種をいう。又は家族錠前花柳界では「味噌」のことをいう。

分類 花柳界


読み方:むし

  1. 一家総称。〔第二類 人物風俗
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読み方:ムシ(mushi)

俳句または和歌などで、秋鳴く虫。しかも鳴く虫といってセミ仲間加えられておらず、秋の草むらにすだく虫

季節

分類 動物


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:52 UTC 版)

(蟲、むし)の意味は次の通りである。


  1. ^ a b c d e 広辞苑第四版、むし【虫】
  2. ^ a b c d e f 広辞苑第六版、むし【虫】
  3. ^ 岩下均 『虫曼荼羅: 古典に見る日本人の心象』 春風社、2004年、p.10
  4. ^ 木村紀子『古層日本語の融合構造』平凡社、2003年。pp.253-254あたり。
  5. ^ 『岩波国語辞典』第三版p.815「な」部、1978年発行、岩波書店


「虫」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2020/02/24 02:22 UTC 版)

発音

名詞

むし

  1. 脊椎動物を除く)小動物狭義では特に、昆虫及びその幼虫
    • が湧く
  2. 体内にあって、人間心的状態を左右すると考えられるもの。
  3. 奇異心的傾向を持つ人。何かに熱中する人。

翻訳

語義1

関連語

熟語

複合語

成句


出典:『Wiktionary』 (2018/03/19 13:09 UTC 版)

詳細は、参照

発音




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