潜在意識
潜在意識とは、自覚されていない意識のことである。主に、自身の過去の経験などをもとに(無意識のうちに)蓄積された価値観・習慣・思い込みなどによって形成されるとされる。
潜在意識の「潜在」は「潜伏している(=密かに隠されており表立って確認できない)(が存在する)」ということ。対義語は「顕在」。
潜在意識は意識全体の9割以上を占めるとされ、当人の日常行動・ひらめきや直感、思考、非常時・緊急時の対応などの決定に影響していると言われる。「潜在意識」に最初に注目したのは、オーストリアの精神科医・フロイト(Sigmund Freud)とされている。
潜在意識が言動や思考を支配している存在であるのに対し、似た意味合いの「無意識」は、「無意識のうちに足が向く」「無意識に人を傷つけてしまった」といった用法で、意図的でない行動のほうに焦点があたる。
表面上に現れない潜在意識に比べ「顕在意識」は常に表面化している意識である。何かを「しよう」と考える意識は全て顕在意識であると言える。表に現れる顕在意識は意識全体の1割程度とされ、「全意識の9割方は潜在意識あるいは無意識である」と言われている。
「潜在意識」の例文・使い方・用例・文例
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