みず‐むし〔みづ‐〕【水虫】
読み方:みずむし
1 白癬菌(はくせんきん)などの皮膚糸状菌が足の指の間や足の裏に感染して起こる皮膚の病気。小水疱(すいほう)ができたり、皮膚が白くふやけてむけたり、ただれたりし、かゆみが強い。汗疱状(かんぽうじょう)白癬。水瘡(みずくさ)。足白癬。《季 夏》→白癬
2
㋐ミズムシ科の昆虫。池沼にすみ、体長約1センチ。体は暗黄色で、黒色の縞がある。
㋑半翅(はんし)目ミズムシ科の昆虫の総称。水生。体は長楕円形で背面は平たく、長くオール状の遊泳に適する脚をもつ。灯火にも飛来する。ふうせんむし。《季 夏》
3 等脚目ミズムシ科の節足動物。池・溝・水田などにすむ。体形はワラジムシに似て、体長約1センチ、黒茶色で、七対の足がある。
水虫
水虫
水虫
足白癬
(水虫 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 17:16 UTC 版)
足白癬(あしはくせん)は、感染症の一種で、白癬菌(はくせんきん)が足の指や足の裏など皮膚の角質やその下の皮下組織を侵食することで、痒みや炎症などが起きる。日本では一般的な通称は水虫(みずむし)、英語圏ではathlete's foot(運動選手の足)、中華圏では香港脚とも言う。足白癬には2種類あり、足の裏の角質が肥厚して硬くなる角化型白癬(かくかがたはくせん)と、水疱や皮膚剥離(薄く皮が剥ける)が発生し、発赤や痛痒感などを伴う汗疱状白癬(かんぽうじょうはくせん)が存在する。
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水虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 22:47 UTC 版)
詳細は「水虫」を参照 足に湯を掛けてよく洗い、その後日光に当てて良く乾かす。患部を清潔にして直射日光に晒しながら乾燥させることは、皮膚表面の軽度な水虫治療には効果があるとされる。ただし、ひび割れたり血が滲むような程に悪化している場合ほ水虫はこの方法での治療はまず不可能である。白癬菌の感染は皮膚の新陳代謝よりも早いため、感染後によく洗って清潔に保っても治癒することはなく、専用の抗真菌薬でなければ治らない。 爪水虫では患部へ薬液が浸透しにくいため、通常医療の専門医を受診した場合は一般的には経口抗真菌剤を中心とした治療が行われる。 足ごと食酢につけるという民間療法が主張されているが、逆に酢酸によって足の皮膚がただれることがあるため勧められない。
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