掛けて

デジタル大辞泉

かけ‐て【掛けて】

読み方：かけて

［副］

１ 心にかけて。

「山越しの風を時じみ寝(ぬ)る夜おちず家なる妹を—しのひつ」〈万・六〉

２ ちょっと。少しでも。

「この人の御ことをだに—聞き給ふは」〈源・夕霧〉

３ （下に打消し・反語の語を伴う）決して。いささかも。

「つれなく知らず顔にて、—思ひ寄らぬさまに」〈源・夕顔〉

かけ‐て【掛けて】

読み方：かけて

［連語］

１ （「…にかけては」の形で用いる）…に関しては。…については。「早起きに—は彼の右に出る者はいない」

２ （「…から…にかけて」「…から…へかけて」の形で）ある所・時から他の所・時まで、動作・状態が及ぶ意を表す。…にわたって。「この鳥は秋から冬に—日本にやって来る」

日本語活用形辞書

掛けて

読み方：かけて

カ行下一段活用の動詞「掛ける」の連用形である「掛け」に、接続助詞「て」が付いた形。

終止形

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用例

神掛けて

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「掛けて」の例文・使い方・用例・文例

• 私たちはベンチに腰掛けて話をした
• Ｔシャツをくぎに引っ掛けてしまった
• 上着はその衣類戸棚の中に掛けてください
• その警官は優しいことばを掛けて迷子の女の子を慰めた
• 私はその人に同じテーブルに腰掛けてもいいですかとたずねた
• 彼女は腰掛けて足を組んだ
• 何も掛けていない壁
• 私は常に身なりを整えるように心掛けている
• 彼女はくぎにスカートを引っ掛けてかぎ裂きを作った
• 禁猟区でわなを掛けてはいけない
• 彼をだまして外に出させ，かぎを掛けて閉め出した
• １人の男性が親しみのある声で私に話し掛けてきた
• その絵はどこに掛けてもよく見えるでしょう
• 彼がちょこんとテーブルの前の椅子に腰掛けていた
• 会場には既に多くのオーディオファンが詰め掛けている
• 彼女は黒いレースのマンティラを身に掛けていた。
• 彼女は肩に毛皮のティペットを掛けていた。
• 私はランニングをする前に全ての広筋をストレッチすることを心掛けています。
• マクドナルドはブランドマネジメントの一環として、TVコマーシャルに年間数億ドルを掛けている。
• 嫉妬はあなたが気に掛けていることを示している。