オキシコナゾールとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 化学物質辞書 > オキシコナゾールの意味・解説 

オキシコナゾール

分子式C18H13Cl4N3O
その他の名称オキシコナゾール、Oxiconazole(Z)-1-(2,4-Dichlorophenyl)-2-(1H-imidazol-1-yl)ethanone O-[(2,4-dichlorophenyl)methyl]oxime
体系名:(Z)-1-(2,4-ジクロロフェニル)-2-(1H-イミダゾール-1-イル)エタノンO-[(2,4-ジクロロフェニル)メチル]オキシム


オキシコナゾール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 06:33 UTC 版)

オキシコナゾールINN:oxiconazole)とは、アゾール系抗真菌薬の中で、外用薬として用いる薬物の1つである。

化学

オキシコナゾールの分子式はC18H13Cl4N3Oであり、したがって分子量は429.1273である[1]。構造中にイミダゾール環を有しているオキシコナゾールは、アゾール系抗真菌薬の中のイミダゾール系抗真菌薬に分類される[1]

薬理

オキシコナゾールは真菌の細胞膜を安定させているエルゴステロールの合成を阻害する[1]。この機序によって真菌に対して打撃を与える。

製剤・使用法

この薬剤は、全て外用剤として使用される。剤形としては、クリーム剤やローション剤などが開発されてきた。

オキシコナゾール製剤は、足白癬などの表在性の白癬菌感染症、癜風のような表在性のマラセチア感染症、そして、体表部のカンジダ感染症に用いる場合がある。

歴史

オキシコナゾールは1975年に合成され、1983年に医薬品としての使用が認可された[2]

出典

  1. ^ a b c オキシコナゾール(D08313)
  2. ^ Fischer J, Ganellin CR (2006). Analogue-based Drug Discovery. John Wiley & Sons. p. 503. ISBN 9783527607495. https://books.google.com/books?id=FjKfqkaKkAAC&pg=PA503 

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「オキシコナゾール」の関連用語

オキシコナゾールのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



オキシコナゾールのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
独立行政法人科学技術振興機構独立行政法人科学技術振興機構
All Rights Reserved, Copyright © Japan Science and Technology Agency
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのオキシコナゾール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS