外用薬とは? わかりやすく解説

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がいよう‐やく〔グワイヨウ‐〕【外用薬】

読み方:がいようやく

皮膚の表面粘膜などに適用する含嗽(がんそう)剤・湿布剤・吸入剤点眼剤軟膏(なんこう)剤など。外用剤


外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 19:04 UTC 版)

外用薬(がいようやく)とは、厚生労働省が定める医薬品及び医薬部外品の中で、内服薬及び注射薬を除いた、人体へ直接用いる全ての薬剤の総称である。




「外用薬」の続きの解説一覧

外用薬(坐剤、注入軟膏、塗布薬など)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 01:02 UTC 版)

一般用医薬品の種類と有効成分」の記事における「外用薬(坐剤注入軟膏塗布など)」の解説

局所麻酔成分 これらの局所麻酔成分即効性があるため、虫さされ水虫治療薬などにも用いられることが多い。リドカイン ジブカイン塩酸塩 アミノ安息香酸エチル 鎮痒(かゆみ止め成分 熱感冷感用いて痒み鎮めるものは、同時にスッとする気持ちよさを訴求している場合も多いジフェンヒドラミン塩酸塩 クロタミトン カンフル ハッカ油 メントール ペルー バルサム 抗炎症成分 ステロイドよるものそうでないものもある。 ステロイドよるもの 酢酸ヒドロコルチゾン 酢酸プレドニゾロン 比較程度の弱いステロイド剤詳細外皮用薬参照。 非ステロイドのもの グリチルレチン酸 塩化リゾチーム セイヨウトチノミ ペルー バルサム 酸化亜鉛 ビスマスの化合物 組織修復成分 アラントイン アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート 酸化亜鉛 ビスマスの化合物 止血成分 アドレナリン作動成分 これらの止血成分目薬充血除去にも用いられる塩酸テトラヒドロゾリン 塩酸ナファゾリン それ以外成分 これらの止血成分粘膜保護収斂収斂作用)に用いられ外皮用のにも用いられるタンニン酸 酸化亜鉛 酸化亜鉛収斂成分として知られるビスマスの化合物 卵黄油 殺菌消毒成分 塩酸クロルヘキシジン 塩化ベンザルコニウム イソプロピルメチルフェノール シコン ペルー バルサム

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:02 UTC 版)

亜鉛」の記事における「外用薬」の解説

酸化亜鉛は、紫外線防止のために日焼け止め一般的に使われ規制限度内での使用安全だ考えられている。ジンクピリチオンフケ脂漏性皮膚炎に有効で、シャンプーなどに配合される。 皮膚科領域では亜鉛殺菌抗炎症作用から多様に研究されているが小規模試験多く低価格亜鉛有効性判断するには、適切なランダム化比較試験が必要である。中でもニキビに対して研究多く第一選択肢置き換える治療法になるとまではいかないが、実際臨床反映されていない

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 23:13 UTC 版)

爪白癬」の記事における「外用薬」の解説

経口投与用の抗真菌薬使用禁忌条件当てはまっていたり、副作用問題になったり、他の疾患抱えた患者別な薬剤使用している場合相互禁忌問題になる場合でも、外用抗真菌薬であれば使用できる抗真菌薬外用する事で、白癬菌感染範囲拡大防げる。なお、塗り薬場合塗布後に手を充分に洗わないでいるなど不適切扱いを行うと、手にも白癬菌感染する恐れ有るため、適切な手洗い求められる10パーセントエフィナコナゾール - 治験での完全治癒率は、エフィナコナゾール12ヶ月使用した場合で14.6パーセントであった。ただし、エフィナコナゾール国際的な治験中等度の症状まで行われたため、重症では治療成績不明である。添付文書において1日1回使用する定められている。 5パーセントルリコナゾール(英語版) - 治験での完全治癒率は、ルリコナゾール13ヶ月した場合で17.8パーセントであった日本では2015年承認されエフィナコナゾールより安価添付文書において1日1回使用する定められている。 5パーセントサリチル酸 - 一般医薬品として薬局等で販売されている。 研究事例 イオントフォレシスイオン導入)で爪に外用薬を浸透させた場合50日間程度白癬菌増殖阻害作用を持つ最小発育阻止濃度保った

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 23:57 UTC 版)

疥癬」の記事における「外用薬」の解説

フェノトリン(スミスリンローション5%) - 合成ピレスロイド2014年5月日本でも医療用医薬品として発売された。 0.4%のパウダータイプやシャンプータイプは、シラミ駆除一般用医薬品 イオウ末 - 沈降硫黄流動パラフィン研和白色軟膏で5〜10%製する院内製剤または薬局製剤で、保険適応。 イオウ・サリチル酸・チアントール軟膏 - 第十改正日本薬局方収載品で、薬価収載されているが、製造中止となり販売されていないクロタミトン (オイラックスクリーム10%、など)- 保険適応はないが容認されている。上記比較し効果が弱い。 名称がオイラックスの外用薬でも、オイラックスHクリーム市販オイラックスA、オイラックスPZ軟膏クリーム、オイラックスデキサS軟膏ステロイド含有されているので使用してはいけない。 ステロイド外用薬副腎皮質ホルモン)は、皮膚症状増悪するため禁忌である。 安息香酸ベンジル - 6~35濃度ローション調製し使用する保険適応外)。 ペルメトリン - 合成ピレスロイド世界で使用されているが、日本では認可されていないイベルメクチンフェノトリンは、ともに卵には効果が薄い。初回投与時にはであったものが孵化することを念頭に置き、1週間隔で2回投与する従来使われていたベンゼンヘキサクロリド(γ-BHC)は、日本では2010年4月化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律改正により、第一種特定化学物質追加され院内製剤としての入手不可となったかつては六一〇ハップへの入浴行われていたが、生産会社武藤鉦製薬2008年生産終了したため利用できない

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:39 UTC 版)

カフェイン」の記事における「外用薬」の解説

目のクマ対し血管形成促しランダム化比較試験では浮腫色素沈着軽減している。セルライトクリームには、アミノフィリンテオフィリンカフェインといったメチルキサンチン類が配合され場合有りメタアナリシス結果大腿部太さ中程度減少させたことが示された。

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:26 UTC 版)

チベン製薬」の記事における「外用薬」の解説

喜世効第3類医薬品) ねつ、はれ、いたみ、漢方しっぷ神経痛リウマチ関節炎、肩のこり、肋膜炎肺炎筋肉痛腰痛打ち身、くじきの消炎鎮痛効果がある。 外用 雪妙第3類医薬品皮膚疾患治療薬かゆみ止めじんましん、ひび、しもやけあかぎれ切り傷すり傷、やけど、毒虫刺され、くさ、あせも、ただれに効果がある。

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:49 UTC 版)

サリチル酸」の記事における「外用薬」の解説

サリチル酸は、ベンゼン環結合している水酸基影響で、カルボキシ基プロトン放出した状態でも安定しやすくなるため、カルボン酸としては比較的強い酸であり、そのpKaは、2.97である。皮膚腐食する作用があり、例えば、尋常性疣贅イボ)を取るための外用薬の主成分として使用される場合がある。1919年には、日本液状イボコロリとして横山製薬から発売され1989年絆創膏タイプ発売された。患部に塗ることでコロジオン被膜となり、サリチル酸皮膚浸透し皮膚柔らかくする。1996年には皮膚軟化させる乳酸を加えたウオノメコロリも発売されている。2014年イギリスガイドラインでは、尋常性疣贅治療サリチル酸が最も推奨されている。 この他サリチル酸ワセリン主成分とする軟膏も、主に角化を伴う皮膚疾患対す治療用いられることがある。ただし、サリチル酸皮膚からも吸収されて、そのまま血中へと入るために、広範囲大量サリチル酸含有した外用薬を使用した場合サリチル酸による全身性の副作用問題なり得る2008年の日本皮膚科学会のケミカルピーリングガイドラインでは、ざ瘡皮疹、小斑の日光黒子小じわ対する、角質のみに作用するサリチル酸マクロゴール使用は、良質な証拠はないが選択肢1つとされており、サリチル酸エタノール使用推奨できないとしている。尋常性痤瘡ニキビ)では日本ニキビ治療ガイドラインでの推奨度は低く日本での保険適応外である。これは、サリチル酸マクロゴールでは角質強く作用するため、比較安全性も高いのに対してサリチル酸エタノールでは浸透性強く経皮吸収されて中毒サリチル酸中毒)も起こりやすいためである。サリチル酸中毒では、耳鳴り嘔吐などが起こる。

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 10:18 UTC 版)

トレチノイン」の記事における「外用薬」の解説

米国では、ニキビ治療薬として処方されいたものであったが、皮膚の光老化対す治療薬としても承認されている。 米国でのニキビ対す商品名レチンA (Retin-A) やスティーバA (Stieva-A)。軟膏・ジェル・クリームの形態処方される市販品濃度は 0.01%~0.1% 程度であり、症状体質合わせて適切な濃度のものが処方される濃度が高いほど、クリームが黄味がかった色になる。光老化によるシワ軽減では商品名レノバ (RENOVA、0.02%濃度) である。 日本では東京大学医学部附属病院など一部大学病院や、皮膚科形成外科で、院内調剤され軟膏処方を受けることは可能である。比較簡単に製剤することが可能なため、薬価自体それほど高くない個人輸入もできる。他のレチノイドで、日本での医薬品の承認のあるものでは、アダパレン商品名ディフェリン)が2008年承認されている。

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外用薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 04:46 UTC 版)

トリアムシノロン」の記事における「外用薬」の解説

ステロイド外用薬として使われ日本での格付けで5段階中2ミディアム医薬品がある。外用薬では吸収率の高い部位、頬、頭、首、陰部では長期連用ないよう注意し、顔への使用ミディアム以下が推奨される病変悪化あるいは変化なしでは中止する必要がある。外用薬について全米皮膚炎学会によればステロイド外用薬離脱危険性医師患者知っておきべきで、効力関わらず2-4週間以上は使用すべきではない。

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