がいよう‐やく〔グワイヨウ‐〕【外用薬】
外用薬
外用薬(坐剤、注入軟膏、塗布薬など)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 01:02 UTC 版)
「一般用医薬品の種類と有効成分」の記事における「外用薬(坐剤、注入軟膏、塗布薬など)」の解説
局所麻酔成分 これらの局所麻酔成分は即効性があるため、虫さされや水虫の治療薬などにも用いられることが多い。リドカイン ジブカイン塩酸塩 アミノ安息香酸エチル 鎮痒(かゆみ止め)成分 熱感や冷感を用いて痒みを鎮めるものは、同時にスッとする気持ちよさを訴求している場合も多いジフェンヒドラミン塩酸塩 クロタミトン カンフル ハッカ油 メントール ペルー バルサム 抗炎症成分 ステロイドによるものとそうでないものもある。 ステロイドによるもの 酢酸ヒドロコルチゾン 酢酸プレドニゾロン 比較的程度の弱いステロイド剤。詳細は外皮用薬で参照。 非ステロイドのもの グリチルレチン酸 塩化リゾチーム セイヨウトチノミ ペルー バルサム 酸化亜鉛 ビスマスの化合物 組織修復成分 アラントイン アルミニウムクロルヒドロキシアラントイネート 酸化亜鉛 ビスマスの化合物 止血成分 アドレナリン作動成分 これらの止血成分は目薬で充血除去にも用いられる。塩酸テトラヒドロゾリン 塩酸ナファゾリン それ以外の成分 これらの止血成分は粘膜の保護、収斂(収斂作用)に用いられ、外皮用の薬にも用いられる。タンニン酸 酸化亜鉛 酸化亜鉛は収斂成分として知られる。 ビスマスの化合物 卵黄油 殺菌消毒成分 塩酸クロルヘキシジン 塩化ベンザルコニウム イソプロピルメチルフェノール シコン ペルー バルサム
※この「外用薬(坐剤、注入軟膏、塗布薬など)」の解説は、「一般用医薬品の種類と有効成分」の解説の一部です。
「外用薬(坐剤、注入軟膏、塗布薬など)」を含む「一般用医薬品の種類と有効成分」の記事については、「一般用医薬品の種類と有効成分」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 09:02 UTC 版)
酸化亜鉛は、紫外線防止のために日焼け止めに一般的に使われ、規制限度内での使用は安全だと考えられている。ジンクピリチオンはフケや脂漏性皮膚炎に有効で、シャンプーなどに配合される。 皮膚科領域では亜鉛の殺菌と抗炎症作用から多様に研究されているが小規模試験が多く、低価格な亜鉛の有効性を判断するには、適切なランダム化比較試験が必要である。中でもニキビに対しては研究が多く、第一選択肢を置き換える治療法になるとまではいかないが、実際の臨床に反映されていない。
※この「外用薬」の解説は、「亜鉛」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「亜鉛」の記事については、「亜鉛」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 23:13 UTC 版)
経口投与用の抗真菌薬が使用禁忌の条件に当てはまっていたり、副作用が問題になったり、他の疾患も抱えた患者が別な薬剤も使用している場合に相互禁忌が問題になる場合でも、外用の抗真菌薬であれば使用できる。抗真菌薬を外用する事で、白癬菌の感染範囲の拡大を防げる。なお、塗り薬の場合、塗布後に手を充分に洗わないでいるなど不適切な扱いを行うと、手にも白癬菌が感染する恐れが有るため、適切な手洗いが求められる。 10パーセントエフィナコナゾール - 治験での完全治癒率は、エフィナコナゾールを12ヶ月使用した場合で14.6パーセントであった。ただし、エフィナコナゾールの国際的な治験は中等度の症状まで行われたため、重症では治療成績は不明である。添付文書において1日1回使用すると定められている。 5パーセントルリコナゾール(英語版) - 治験での完全治癒率は、ルリコナゾールを13ヶ月した場合で17.8パーセントであった。日本では2015年に承認され、エフィナコナゾールより安価。添付文書において1日1回使用すると定められている。 5パーセントサリチル酸 - 一般医薬品として薬局等で販売されている。 研究事例 イオントフォレシス(イオン導入)で爪に外用薬を浸透させた場合、50日間程度、白癬菌の増殖阻害作用を持つ最小発育阻止濃度を保った。
※この「外用薬」の解説は、「爪白癬」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「爪白癬」の記事については、「爪白癬」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 23:57 UTC 版)
フェノトリン(スミスリンローション5%) - 合成ピレスロイド。2014年5月、日本でも医療用医薬品として発売された。 0.4%のパウダータイプやシャンプータイプは、シラミ駆除の一般用医薬品 イオウ末 - 沈降硫黄に流動パラフィンを研和、白色軟膏で5〜10%に製する、院内製剤または薬局製剤で、保険適応。 イオウ・サリチル酸・チアントール軟膏 - 第十七改正日本薬局方収載品で、薬価収載されているが、製造中止となり販売されていない。 クロタミトン (オイラックスクリーム10%、など)- 保険適応はないが容認されている。上記に比較し、効果が弱い。 名称がオイラックスの外用薬でも、オイラックスHクリーム、市販のオイラックスA、オイラックスPZ軟膏・クリーム、オイラックスデキサS軟膏はステロイドが含有されているので使用してはいけない。 ステロイド外用薬(副腎皮質ホルモン)は、皮膚症状が増悪するため禁忌である。 安息香酸ベンジル - 6~35%濃度でローションを調製し、使用する(保険適応外)。 ペルメトリン - 合成ピレスロイド。世界で使用されているが、日本では認可されていない。 イベルメクチン、フェノトリンは、ともに卵には効果が薄い。初回投与時には卵であったものが孵化することを念頭に置き、1週間隔で2回投与する。 従来使われていたベンゼンヘキサクロリド(γ-BHC)は、日本では2010年4月の化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律改正により、第一種特定化学物質に追加され、院内製剤用としての入手は不可能となった。 かつては六一〇ハップへの入浴も行われていたが、生産会社の武藤鉦製薬が2008年に生産を終了したため利用できない。
※この「外用薬」の解説は、「疥癬」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「疥癬」の記事については、「疥癬」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 15:39 UTC 版)
目のクマに対し血管形成を促し、ランダム化比較試験では浮腫と色素沈着を軽減している。セルライト用クリームには、アミノフィリン、テオフィリン、カフェインといったメチルキサンチン類が配合される場合が有り、メタアナリシスの結果、大腿部の太さを中程度に減少させたことが示された。
※この「外用薬」の解説は、「カフェイン」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「カフェイン」の記事については、「カフェイン」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:26 UTC 版)
喜世効(第3類医薬品) ねつ、はれ、いたみ、漢方しっぷ薬。 神経痛、リウマチ、関節炎、肩のこり、肋膜炎、肺炎、筋肉痛、腰痛、打ち身、くじきの消炎、鎮痛に効果がある。 外用 雪妙(第3類医薬品) 皮膚疾患治療薬。 かゆみ止め、じんましん、ひび、しもやけ、あかぎれ、切り傷、すり傷、やけど、毒虫刺され、くさ、あせも、ただれに効果がある。
※この「外用薬」の解説は、「チベン製薬」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「チベン製薬」の記事については、「チベン製薬」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 05:49 UTC 版)
サリチル酸は、ベンゼン環に結合している水酸基の影響で、カルボキシ基がプロトンを放出した状態でも安定しやすくなるため、カルボン酸としては比較的強い酸であり、そのpKaは、2.97である。皮膚を腐食する作用があり、例えば、尋常性疣贅(イボ)を取るための外用薬の主成分として使用される場合がある。1919年には、日本で液状のイボコロリとして横山製薬から発売され、1989年に絆創膏タイプが発売された。患部に塗ることでコロジオンが被膜となり、サリチル酸が皮膚に浸透し皮膚を柔らかくする。1996年には皮膚を軟化させる乳酸を加えたウオノメコロリも発売されている。2014年のイギリスのガイドラインでは、尋常性疣贅の治療にサリチル酸が最も推奨されている。 この他、サリチル酸とワセリンを主成分とする軟膏も、主に角化を伴う皮膚疾患に対する治療に用いられることがある。ただし、サリチル酸は皮膚からも吸収されて、そのまま血中へと入るために、広範囲に大量のサリチル酸を含有した外用薬を使用した場合、サリチル酸による全身性の副作用が問題となり得る。2008年の日本皮膚科学会のケミカルピーリングのガイドラインでは、ざ瘡の皮疹、小斑の日光黒子、小じわに対する、角質のみに作用するサリチル酸マクロゴールの使用は、良質な証拠はないが選択肢の1つとされており、サリチル酸エタノールの使用は推奨できないとしている。尋常性痤瘡(ニキビ)では日本のニキビの治療ガイドラインでの推奨度は低く、日本での保険適応外である。これは、サリチル酸マクロゴールでは角質に強く作用するため、比較的安全性も高いのに対して、サリチル酸エタノールでは浸透性が強く、経皮吸収されて中毒(サリチル酸中毒)も起こりやすいためである。サリチル酸中毒では、耳鳴り、嘔吐などが起こる。
※この「外用薬」の解説は、「サリチル酸」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「サリチル酸」の記事については、「サリチル酸」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/15 10:18 UTC 版)
米国では、ニキビの治療薬として処方されていたものであったが、皮膚の光老化に対する治療薬としても承認されている。 米国でのニキビに対する商品名はレチンA (Retin-A) やスティーバA (Stieva-A)。軟膏・ジェル・クリームの形態で処方される。市販品の濃度は 0.01%~0.1% 程度であり、症状や体質に合わせて適切な濃度のものが処方される。濃度が高いほど、クリームが黄味がかった色になる。光老化によるシワの軽減では商品名レノバ (RENOVA、0.02%濃度) である。 日本では東京大学医学部附属病院など一部の大学病院や、皮膚科や形成外科で、院内調剤された軟膏の処方を受けることは可能である。比較的簡単に製剤することが可能なため、薬価自体はそれほど高くない。個人輸入もできる。他のレチノイドで、日本での医薬品の承認のあるものでは、アダパレン(商品名ディフェリン)が2008年に承認されている。
※この「外用薬」の解説は、「トレチノイン」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「トレチノイン」の記事については、「トレチノイン」の概要を参照ください。
外用薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/24 04:46 UTC 版)
ステロイド外用薬として使われ、日本での格付けで5段階中2のミディアムの医薬品がある。外用薬では吸収率の高い部位、頬、頭、首、陰部では長期連用しないよう注意し、顔への使用はミディアム以下が推奨される。病変の悪化あるいは変化なしでは中止する必要がある。外用薬について全米皮膚炎学会によれば、ステロイド外用薬離脱の危険性を医師と患者は知っておきべきで、効力に関わらず2-4週間以上は使用すべきではない。
※この「外用薬」の解説は、「トリアムシノロン」の解説の一部です。
「外用薬」を含む「トリアムシノロン」の記事については、「トリアムシノロン」の概要を参照ください。
「外用薬」の例文・使い方・用例・文例
外用薬と同じ種類の言葉
- 外用薬のページへのリンク