経皮吸収パッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/19 09:07 UTC 版)
経皮吸収パッチは、薬物を含んだフィルム形態のパッチを肌に貼ると、薬物が肌を通じて、直接血中に吸収される薬物投与経路の一種である[1]。経皮吸収型製剤[1]、経皮吸収型テープ製剤とも言う。
経皮吸収パッチは多くの種類の薬物を送達するのに使われる。1979年12月、アメリカ食品医薬品局の承認を受けて、吐き気に対処するためのスコポラミンを投与するパッチ製剤が初めて流通するようになった。禁煙を助けるためのニコチンパッチ、閉経後に骨粗鬆症を防止するためにエストロゲンを送達するパッチなどがある。
安全性や非侵襲性に優れており、抗原の分解の心配がなく、低容量で高いワクチン効果が得られ、医療従事者を必要としないというメリットがあり、ワクチン分野での利活用が期待されている[1]。
脚注
- 1 2 3 “経皮吸収型製剤の現状と将来展望”. 化学工学会. 2026年6月19日閲覧。
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