塩酸グラニセトロン
分子式: | ClH C18H24N4O |
その他の名称: | Granisetron hydrochloride、塩酸グラニセトロン、Granisetron・hydrochloride、1-Methyl-N-[(1β,5β)-9-methyl-9-azabicyclo[3.3.1]nonane-3α-yl]-1H-indazole-3-carboxamide・hydrochloride、1-メチル-N-[エンド-9-メチル-9-アザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル]-1H-インダゾール-3-カルボキサミド=塩酸塩、1-Methyl-N-[(1β,3α,5β)-9-methyl-9-azabicyclo[3.3.1]nonane-3-yl]-1H-indazole-3-carboxamide・hydrochloride、カイトリル、Kitryl、グラニセトロン塩酸塩 |
体系名: | グラニセトロン・塩酸塩、1-メチル-N-[(1β,5β)-9-メチル-9-アザビシクロ[3.3.1]ノナン-3α-イル]-1H-インダゾール-3-カルボアミド・塩酸塩、1-メチル-N-[(1β,3α,5β)-9-メチル-9-アザビシクロ[3.3.1]ノナン-3-イル]-1H-インダゾール-3-カルボアミド・塩酸塩 |
グラニセトロン塩酸塩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 07:08 UTC 版)
「グラニセトロン」の記事における「グラニセトロン塩酸塩」の解説
グラニセトロンはグラニセトロン塩酸塩の形で市販されている。CAS登録番号は[107007-99-8]で、IUPAC名は1-Methyl-N-(endo-9-methyl-9-azabicyclo[3.3.1]non-3-yl)-1H-imidazole-3-carboxamide hydrochrorideである。化学式はC18H24N4O・HCl、分子量は348.87 g/mol。 英国の製薬企業ビーチャム社(現在のグラクソ・スミスクライン社)が1988年頃発見した。英国で1991年、米国で1994、日本で1992年(注射薬)と1995年(経口薬)に承認された:1:1。日本では1995年8月より薬価収載され中外製薬より販売されている。効能・効果は「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与および放射線照射に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」である。剤形として注射剤、錠剤、顆粒剤が販売されている。米国ではグラニセトロンの経皮吸収パッチが販売されている。 グラニセトロンは肝臓でゆっくりと代謝されるので、半減期が4〜9時間と長く、1日1回または2回投与で使用される。肝臓と腎臓から排泄される。主な排泄経路は腎臓である。
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